Q2505.声を聴かないことが大切と言われたのですが。
A.声を出しながら自分の声を聴く人がとても多いのですが、特に、音量を聴かないようにしてください。
声を聴こうとすると大概、響きすぎる部屋では支えを抜いて満足してしまい、響かない部屋では音量を増そうと喉を強く締めて出してしまう傾向にあります。
発声フォームがしっかりしてくると喉を閉めないで声を出せるために音量を聴いてもある程度大丈夫ですが、その様なレベルであったとしても、フォームを崩す原因になるくらいデリケートな問題です。
自分の声を聴かない代わりに、声を出している時の体の動きに意識を働かせて確認してください。そのような意識で声を探っていくと、結果声がとても飛んでいくことが感覚としてわかると思います。
そうやって自分の声を探りつつ発声練習してみて下さい。実はこれは言葉で書くのは簡単ですが、実践することはもっともっと難しいことです。(♭∀)
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