Q2705.和音を感じるために
A.声は1つの音しか出せませんね。そのため響きをつくったり、ポジションを気にしながら歌っていると、自分が出している音・声ばかり気にする人が多いです。それが歌バカといわれたりする、歌い手に単細胞な人が多い原因だったりします。でも、伴奏を考えてみてください。伴奏がなければ歌いづらいですよね?声は単声部でも、伴奏部は多声部(いくつかの音からなる和音)でできています。そうすると、たとえば音程にしても、ただ高い・低いを気にしているだけでは、なかなか定まりません。それよりも、和音を感じて、その和音に溶け込むよう音程もとれば、自然と合ってきます。なので、くれぐれも一人よがりの歌にならないよう気をつけて、アンサンブルを楽しんでください。(♯Θ)
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