Q2678.音程が低くなってしまい定まりません。どう対処すればいいのでしょうか。
A.まず自分の声を客観的に聞けているかが大切です。録音したもので構いません。自分の声をよく聞いて、どんなクセがあるのか、どのぐらい音程がずれているのかを客観的に聞きましょう。また自分ではわからないのであれば、トレーナーに聞いてもらい判断してもらいましょう。
次に歌っている際に、自分の声、そして伴奏の音(カラオケやピアノ)をよく聞くクセをつけていきましょう。声を出すことに一所懸命になりすぎて、まわりの音がよく聞けていないことがあります。少し冷静な部分を持ち、伴奏の音を聞いていきましょう。
声が暗くて、音が下がってしまうこともあります。自分が思っているよりも、少し明るめに声を出してみましょう。明るく声を出すことで、音も高くなります。またこの際、声を明るくすることで、ひびきが浅くならないように注意していきましょう。
テンションが高くキープできているかチェックしてみましょう。テンションの低さが、音の低さにつながってしまうこともあります。気持ちを込めて歌を歌うのであれば、テンションも高くすることができると思うのですが、発声練習でテンションを上げることができずに、音が下がってしまうこともあります。発声時においても、テンションを高めておくことは大切です。
基本的には正しい発声が見につけば、音程の問題も解決できると思います。正しい呼吸、正しい発声のためのトレーニングを行いつつ、客観的に自分の声を聞く習慣や、明るい声、テンション等も踏まえて練習していきましょう。
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