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2010年7月15日 (木)

Q2821.息を流そうとするとロングトーンがうまくいかず、息を節約しようとすると声が詰まります。

A.バランスのよい安定した声を得るには、空気の流れが必要です。そして、主に、二つの流れを理解できるといいと思います。一つは喉より上の流れ、もう一つは喉より下の流れです。喉より上の流れが悪くなると、声は詰まりやすくなってきます。ただ、喉の上の流れに比重が置かれすぎると、声は支えがなくなってきて息が漏れて頼りなくなります。この二つの流れが両立しているように注意しましょう。ロングトーンが短く声が頼りない場合、下の流れが足りないということです。声が厚ぼったくなって苦しいと感じる場合は上の流れが足りないということです。空気の動くところに共鳴が生まれるので、喉を境目に、下(胸)と上(頭)の動きというものに必ず意識をもっていく必要があります。(♭∀)

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