Q2882.自分の声は好きになれるものでしょうか?
A.あごや舌、口蓋などの不要な緊張で声の色を作ろうとすることは、とても不自然な声を生む原因です。とくに、日本人の歌手が外国人のような響きを得たいと考えたときに、土台がないところで似た響きを作り出そうとしたときに反射的にその様な箇所が働く傾向が多いと思います。自分の響きとは、作るものではなく、ナチュラルに行なったときに生み出されるものです。オリジナリティも、決して創るものではなく、自然に行なった結果生まれるものです。自分の録音を聴いてどうしても自分の声が好きになれないという人は多いですが、本当に不要な力が抜けて必要な力がつけば、好きになれるものだと思います。妥協せずに練習に励みましょう(♭∀)
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