Q2973.以前、合唱をやっていたので、ひびきを上に当ててしまい、低い声のボリュームがなかったり、出しにくく感じます。
A.ひびきをうまく上に当てて、のどの力はリラックスできていると思います。そうしたひびきはとても大切なことです。引き続き磨いていきましょう。
しかしひびきだけに頼ってしまう傾向にあります。ひびきに頼ってしまうことで、ことばが不明瞭になってしまったり、話し声と違う声で歌ってしまうことになります。これでは表現として不充分です。歌詞がしっかりと伝わり、内容もストレートに伝わることが大事です。
そのための練習として、まずは歌詞を朗読してみましょう。気持ちを込めて読んでみましょう。そしてその際の、声のひびきを覚えておくのです。そしてそのひびきを歌声に活かしていきたいのです。
基本的には、話し声と歌声を近づけていきたいのです。まったく同じにはなりませんが、近づけていくことで、より伝わりやすくなり、気持ちも乗りやすくなります。
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