Q2945.ある商品を説明する仕事をしているのですが、噛んでしまうことがとても気になってしまいます。どう対処すればよいのでしょうか?
A.聞かせていただきましたが、「噛む」こと自体はあまり気になりません。あまり気にしないことが大事かなと思います。噛むことを気にするあまり、早口になってしまったり、同じ文章をもう一度、頭からしゃべり直したりすることのほうが気になりました。
また内容が伝わることが大事なのですから、覚えたとおりでなくてもよいと思います。
噛むことを気にしすぎずに「伝えよう」とすることを大切にしていきましょう。俳優さんではないのですから、噛んでも、聞いている側としては気になりません。それよりももっと聞いている側に意識を向けて、伝えていこうとすることが大事です。伝えていこうとすることに集中していきましょう。
また確実に覚えている文章は、とても早口になってしまっています。そういった余裕がある文章だからこそ、丁寧に落ち着いてしゃべっていきましょう。
しゃべり出す前に深呼吸をしましょう。息が上がった状態でしゃべり出してしまっては、緊張してしまいますし、声も浅くなってしまいます。深いポジションで呼吸をしておき、リラックスした状態を作ってから、しゃべり出していきましょう。
また時間内におさめようとして、時間を気にしすぎるのもよくありません。結果として、慌てている感じや、ぶっきらぼうな印象を与えてしまいます。多少時間が短かったり、長かったりしても気にすることなく、気持ちに余裕をもってしゃべっていきましょう。
滑舌の問題というよりは、気持ちのもち方なのかもしれません。噛むことを気にしすぎないで、文章を覚えていることにもっと自信をもって、もっと自由に、もっと自然にしゃべっていきましょう。
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