Q2947.中音域は難しいというのですが、どう注意すればよいのですか。
A.中音域はとても易しい音であり、同時にとても難しい音でもあると思います。どういうことかといいますと、どんなフォームの声でも不安定な音になりにくいからです。発声がずれていくときは、不完全なフォームの中音域になっていることに気がつかないためであることが7割以上原因としてあると思います。特に、支えを抜いてしまうということが一番怖いことです。楽に出るぶん、細かい発声のズレに気がつかないので、録音を定期的に行なって、音質がしっかりしているかチェックすることを怠らないようにしてみてください。また逆に、高音域で支障が出てきた場合は、まずは中音域に立ち返ってみてください。中音域で支えが抜けていることに気づくと、高音域の問題は7割以上解決すると思います。以上を参考にしてみてください。(♭∀)
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