Q3018.響かない部屋でうまく歌えません。
A.特に気をつけてほしいことは、自分の声を自分の耳で「音量や響き」を聴こうとしないことです。音程感などについては、自分で確認することが必要な場合やケースがありますが、自分の耳に心地のよい音量や響きを自分の耳に残そうとすることは、99パーセント以上の確率で喉の不要な緊張を招くものだと思います。自分の声というものは、自分の中と外の両方から聴こえるので、実際に人にどのように聞こえているかは、一生確認することができません。それに、自分の耳に大きな音を残そうとすることは、外の空間に音を放出しようとする意識をさえぎることになります。響かない部屋でこそ、体の感覚を大切にして、自分を信じることが大切です。(♭∀)
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