Q3067.スケール練習では声が出しづらいです。
A.発声練習のときの声がうまく出ない、ということをよく口にする人が多いと思いますが、実はスケール練習というのはとても難しいものだと思います。下のドの音から休みなしに音階を上っていき、下るまでに3分ほどの間、余裕をもってブレスをできる箇所もありません。しかし、スケール練習は声のスタミナを養うという意味でもとても重要な練習です。早いブレスや、休みなく声を使うことに慣れて初めて、ステージ上での安定した歌唱へとつながっていくものです。発声練習のときに声が出しづらいと思っている人は、そのような単調な練習の中でも良いフォームをキープするにはどうしたらよいかということを自分なりに克服することを自分で考えてみてください。(♭∀)
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