Q3049.声を前に出すことがなかなかできません。
A.声を前に出す、ということは捉え方やイメージの仕方によって、有益になったり有害になったりするものです。そのことばをうまく実践できれば、声を奥に引っ込ませることを回避することができます。上手くいかないと、声の支えが無くなり浅くなってしまう危険性があります。まずは、息の通り道を間違えないことだと思います。息は気管を通って声帯の間を通過し、舌の根元と軟口蓋までたどり着きます。そこから外に向かうわけで、このことを理解していないまま声を前にと考えると、10中8、9、口先の発声になると思います。声を前に出せといわれた時は、ただ前方の意識だけに集中するのではなく、その下の重要な気管の意識を忘れないようにしましょう。(♭∀)
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