Q3188.「発声の時に、音階が下降していくと音程も下がってしまう。不安定になってしまうのですが。」
A.音自体が下がっていくのですから、ちょうどよい高さの音程を保つのは難しいことです。慣れましょう。
音が下がる時には逆に身体のポジションや気持ち(ピッチが下がらないようにする、という意思)は、上に昇る、昇っていくというイメージを持つことです。イメージを持つだけでは、と思われるかも知れませんが、意識的に音が下がらないようにと、思うことで身体はそれに必要な体制をとるべくして近づき、動くのです。無意識ではなく意識的に、意図して行うことが効率的です。これを繰り返し、いつしかしぜんと無意識でできるようになってはじめて、身についたと言えるのではないでしょうか。
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