Q3283.頭声と胸声の使い分けはどのようにしたらよいのでしょう?
A.今の段階では、頭声は、頭部へ共鳴させる声、胸声は、胸にひびかせる声、と捉えてみてください。
胸に声をつけるトレーニングや、中低音を中心に発声練習をやっているときは、高い音域が出にくく、高い音域でのトレーニングを中心にやっているときは、低い音が出にくくなることがあります。トレーニングの際は、分けてやっていく方がよいでしょう。
« Q3281.息を吸ったら、お腹、腰回りなど全体がふくらむ感じになり、突き出して吐くと、多少お腹の上の部分がへこむ感じになりますが、これでやり方はあっていますか。 | トップページ | Q3284.「ヴォーカルの達人-基本ヴォイストレーニング編-」の本の「CD12」のトレーニングで、声がかなり小さくなるところでは、のどが下がっている状態です。そして、そのまま音程を下げていっても、のどは下がったままです。この時は、とてもよい声が出ていると思います。他のレガートや「ハッ ハッ」などのトレーニングの際にも、のどを下げることを意識しながらするのは、よいことですか?それとも、のどを下げてトレーニングするのは、この「CD12」のトレーニングだけがいいのでしょうか? »