Q3290.ほほ骨より上で明るくと言われますが、もう一人の先生は下に深くと言われて迷ってしまいます。
A.まず、声をだすということになれて欲しいということがあります。俳優やタレントならば役柄上、低音や渋みのある声が必要ですが、日常会話でそれを意識すると顔が強張ったり、独りよがりに練習すると、のどを痛めることもあります。体の力が抜けた状態で笑顔で明るく人と会話できるこことが大事だと思います。方法が違うだけで、どのトレーナーも生徒をよくしたいという気持ちは同じだと思います。
のどをはずして声を扱うということでは、声楽もその他の発声も基本において同じと考えてください。
邦楽や、多くの役者、声優発声の養成所では、その上の段階のトレーニングをやってしまっていることが多いのが現状です。(F☆)
« Q3289.テキストでは、下へ下へと意識するようにとありましたが、レッスンで言われた頬より上で声にすることと、どう両立させたらよいのでしょうか。 | トップページ | Q3292.レッスンで行ったジラーレの練習を個人でも行っているのですが、鼻腔にうまく空気が流れているのか、声帯で鳴らしてしまっているのか、自分でなかなか判断できません。レッスン時の体の感覚をたよりにやっているのですが、その他に何かよい判断方法はありますか? »