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2011年3月17日 (木)

Q3311.喉を下げた方がいいのでしょうか。

A.声が深く扱えるようになると、感覚的に喉仏(甲状軟骨)は高い位置に上りづらくなります。特に、アクートの時にが甲状軟骨が上にあがらないポジションのまま発声できることはとても大切なことです。しかし、この甲状軟骨のポジションは、喉のみを意識してできることではありません。声の支えとバランスがとれた上で、最後の微調整で甲状軟骨のポジションを考えるとよりエッジの効いた声を出すことができます。これを理解しないで「喉を下げて」と考えると、声が奥まってしまうだけで悪い癖をつける原因の一つとなります。特に、初学者の人は、喉周辺の機能について細かく考えないように注意しましょう。発声は一つの場所に固執することなく、常に体全体のバランスの上に成り立っていることを忘れないで下さい。(♭∀)

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