Q3317.声を出す際に、何をイメージすればよいでしょうか。
A.声を出す際に、息の方向を想像することはとても重要なことです。実際に発声する際に、喉周辺はそれらを助ける筋肉が働くわけですが、とても細かい筋肉群か関連性を持って動くため、コントロールするということは大変な作業です。喉周辺の筋肉を直接意識して働かせることはほぼ不可能ですし、そうすると喉に余計な力が働くのでNGです。コントロールするひとつの手がかりは、息の方向性のイメージだとおもいます。また、音域によってこの方向性を修正する必要もあります。低音は前へ、中間音にむかって上のほうへ、高音は後ろに傾ける、ということを基本として捉えて、自分のそのときの調子によって微調整することも必要になります。イメージの力で必要なことの一つは、息の方向です。(♭∀)
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