Q3468.調子が悪く、声が喉に詰まってどうしようもない時のアドバイスを教えてください。
A.声が響き、力みがなく遠くへ飛んでいるときは、自分の身長がいつもよりも高く感じると思います。特に、高音域では響きの場所が頭頂部でも感じられます。そして、より支えを下の方で感じられるものです。この自分の身長が大きく感じられるようなスケールの大きな感覚はとても重要な感覚の一つですし、好不調の判断材料でもあると思います。どうしても声が低音でつぶれて高音でぶら下がってしまう時は、上下の大きな感覚を意識して出してみるとよいと思います。深い声を出そうと思って、高さのない感覚で下の方を掘り起こすようなイメージで模索することは、逆に力みをさらに飽和させることになります。下への感覚と、上への感覚のバランスを感じるようにして発声してみてください。
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