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2011年7月16日 (土)

Q3488.呼吸時に肋骨はかたくなってはいけないでしょうか。

A.肋骨の拡張、弛緩、を無視して呼吸をすると、どんなに深く声を出そうと思っても声は浅くなってしまいます。まず、肋骨は、常に柔らかい状態にしておくということが大切です。肋間筋を使おうと考えて肋骨を緊張させて固定されたものにしてしまうと、逆に呼吸の弊害になり、逆に深い呼吸ができなくなります。たまにやってみるとよいこととして、心臓マッサージのように肋骨を手などで押してみると良いと思います。自分で行なう方法としては、まず拳骨などを片方の手で作って、もう片方の手でそれを押してみましょう。試してみてほしい場所は、胸の中央、両脇の下、背中、などです。肋骨は、多少なりとも呼吸をしている時は動いています。行なってみると意外と柔らかいと感じると思います。この肋骨が固くなると深い呼吸の弊害になるということを頭に入れておいてください。

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