Q3605.発声とのどや体や姿勢との関係について教えてください。
A.発声の仕方以外に、姿勢の良し悪しは声に大きく影響してきます。体のバランスはとても大切で、骨盤が歪んでいたりすると姿勢を維持するのに余計な筋肉の緊張があるので、声を出すフォームをしっかり作れないという事もあります。姿勢の良し悪しはまた、本来人間が運動する時に使う筋肉の必要箇所をピックアップする能力にも、大きく関係してきます。そして顎関節症の場合も同様です。仮に軽度の顎関節症で日常の生活にはあまり支障がなかったとしても、顎が歪んでいると舌骨の位置も正しい位置からはずれるそうです。そうすると、舌骨の下にある甲状軟骨の位置にも当然影響が出てきて、甲状軟骨の運動がうまく行なわれないために声が喉につまってしまうということがあります。どうしても喉に声が詰まってしまう人は、骨盤や顎間接の専門のお医者さんまたは柔道整復師の方にみてもらうこともお勧めします。(♭∀)
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