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2011年10月 5日 (水)

Q3609.声は常に綺麗に作っていくものでしょうか。

A.世の中には、物事の外枠を見る見方と中身を見る見方があると思います。物事の外枠とは、形、形式の事で、因果律で言えば、中身を構築していき、その結果、形になるでしょう。形を作る事で、中身は後から付いてくる という考え方は、手っ取り早く物事を遂行するのには非常に効率的です。しかし、発声に関して、始めから形の枠だけを見ていると、ある程度の事ができると、その形に至るまでの事を空想で補い、「会得した!」という幻想を構築してしまう事があります。実際に構築する形は、訓練を積み重ね、構築してみなければわからないのが本当の姿だと思う。器用にある程度の事はできても、そこまで到達しないと本当の形も理解できないでしょう。器用貧乏とは、この事かもしれません。

一切の既成概念を壊す事は狂気にも繋がるが、狂気の無い人間は、魅力的とは言えないと思います。特にテノールの高音域など狂気が無ければ出る筈無い事は、体験した者のみが理解できる。(♭∀)

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