Q3744.共鳴させるにはどうしたらよいですか?
A.声を遠くへ飛ばすために歌唱時に用いられる共鳴は、いわゆるマスケラという部分で共鳴させます。具体的に言うと、顔の固い部分、つまりおでこや目の周り、鼻の付け根、頬骨のあたり…などです。スピーカーのようなもので、喉で作られた音が共鳴部分に当たり、さらに増幅されて外へ響いていくというイメージです。口を大きく開けて歌う時にどうしても口から声をメインに出してしまいがちですが、実は共鳴を利用するほうが口から声を出してしまうよりもより遠くへ響く声が出せるのです。またこの方法であれば声を集めることができるので、マイクの乗りもよくなるでしょう。
(♭Ш)