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« Q3833.しっかりお腹の支えがある状態で、腹式呼吸できているのですが、発声になった途端に意識が上にいってしまい、胸や肩、顎に力が入ってしまい、高い音になってしまうとひっくり返ったり、ブレブレな声が出てしまいます。 | トップページ | Q3835.鼻をつまんで普通に歌えるポジションというのは、これは地声の発声の正しいポジションを探すということで理解してよろしいでしょうか?換言すれば、レッスンでやったときの中音域の私の発声では、地声に一部裏声を混ぜているmix voiceのようになっていると考えてよろしいのでしょうか。 »

2012年5月17日 (木)

Q3834.咽をどれくらい開ければ良いのかが分かりません。咽を開けることを意識して歌っている時の方が、嫌な声にならないのですが、発音しづらい気がするのと、高音域で同じような開け方をすると、力んでしまうばかりで、聞き苦しい気がします。

A.「のどを開けていることを意識して」とありましたが、貴方自身、喉を開けるために具体的にどのようにしていますか?私自身はレッスンではなるべく「喉を開けて」ということは言わないようにしています。喉を開けようとする意識が逆に喉を硬くしてしまう危険があるからです。発音しづらかったり、高音域で力んでしまうのはそこに原因があるのかもしれませんね。残念ながら、喉や声帯の筋肉はなかなか自由自在にコントロールできるものではありません。では結果として「喉が開いている」時にはどのような状態なのでしょうか。喉が開いているときは、喉仏が下に下がっています。それに似ているのは「あくび」の喉の状態です。あくびをするときには自然と喉が開いているのです。それでは喉仏を下げてあくびをしながら歌えばよいのかというとこれも違います。あくびはあくまでも吸う行為ですので、そのまま発声してしまうと逆に力んでしまったり声が奥にこもってしまう危険があります。ですから歌っているときに少し疲れを感じたときに、あくびで喉をストレッチしてあげるくらいでよいと思います。大切なのは喉だけに意識を持ってくるのではなく、体全体が硬直してしまわないようにリラックスすることです。もちろん表情筋が柔らかく使えることも必要です。

(♯Λ)

 

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