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2012年6月10日 (日)

Q3858.軟口蓋をさげるとは、どのように考えればよいでしょうか。

中低音のときに軟口蓋の高さと変えないと考えましょう。要するに中低音と同じ歌いかた、おなじポジションで歌うことが大事です。ほとんどのひとには軟口蓋を下げる意識でやらせたほうがマスターするのは早いようです。具体的に、そのとき、口の中は、どうなっているかというと、それをわかりやすく言えば、軟口蓋を下げる・あるいはあげないことで、上から下へ、エネルギーが柔らかく喉頭の筋肉に働き、高音のフォームになりやすくなっています。そうすることで、無理に喉に力を入れて高音を振り絞ることをしないで済みます。

また、軟口蓋を下げる、あるいは、あげないことで、響きが、口のなかでホールドされ、口の外に逃げないため、声が、明るくなりすぎる・平べったくなることを防げます。ちなみに、この高音の出し方を、ほかの言い方で言うと、カヴァー・サウンド(カヴァード・サウンド)といいます。(♭∀)

 

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