Q3918.ウ母音での練習にはどのような効果がありますか。
A.ウ母音での発声の効果についてです。キャスリーン・マッカーラ(メトロポリタン劇場の元専属歌手)がいうに、それまで彼女は高音は額にひびきを集めると教わっていたのに対し、ウ母音で喉に緊張を与える歌い方を教わって声が飛躍的伸びたとのこと。ウ母音の特徴は口が小さく、喉は広く、発音は深く、ひびきは高い、ということです。これらの特徴を感じない人はウ母音が歪んでます。ウがオに近い人、ウが平べったく喉がせまい人、ウのひびきが喉におっこちているひとは、早く直しましょう。ちなみに喉の緊張が足りなくてアクートが足りない人はウ母音を矯正したり、ウ母音のヴォカリーズをしましょう。ウが足りなくなると高音が開いてしまいます。(♭∀)