Q3990.レッスンでも先生に指摘されたことなんですが、力で声を出そうとしない、足の付け根は常に自由であること。これが最近殺陣の稽古でも同じようなことで注意されています。力が入りすぎで肩が上がってるや、力だけで剣を振ろうとしている等。頭では分かっているんですが、発声もそうでどうしても力む癖が抜けません。
A.声に関してリラックスした状態で最大限の声を扱うには、相当なテクニックを要します。テクニックは、10数年の蓄積によって体得したものですので、言葉で伝える事自体が不可能です。私がリラックスする必要がある時は、精神面です。ので、私の方法としては今の貴方に直接的に良い影響を与える方法ではないと思いますが、ヒーリングの音楽をかけたり、ストレッチをする程度のものです。呼吸法も、それのみが直接的に良い声を導くものではありません。ただ、薄く声帯を参加させて(小さく声を扱って)ひたすら呼吸の循環に気を配りながら行う練習のみが、最終的には実を結んできます。たくさん悩んでください。それに耐えきれた人のみが、人が体得できない声とパフォーマンスを習得するのです!(♭∀)
« Q3989.喉を開くとは、どういうこことでしょう。 | トップページ | Q3991.私は○○さんの歌声が好きで、その声に魅力を感じております。立体的な空間を前方に作りそこにあらかじめ声を意識して送るという意識を持って練習をするうちに力まず自然に裏声にシフトできるようになりましたが、いまいち高音での頼りなさが納得いきません。彼のように発声する(声ではなく雰囲気)ためにはどういった練習をし、どういった意識を持つべきでしょうか。 »