Q4404.十二平均律と純正律について知りたいのですが。
A.十二平均律は、1オクターブを12の平等な音程に分割して、それを半音と定めることを基礎とし、半音の2倍を全音、すべての音程は、半音の集まりとしたものです。増1度と短2度は共に半音の3倍、そこで、異名同音となるのです。
それに対し、純正律とは、オクターブ内の各音をすべて和声的に純粋な、つまりもっとも協和度の高い純正5度(振動比3/2)と、純正長3度(振動比5/4)との組み合わせのみから導き出すものです。詳しくは楽曲などを調べてください。
参考)
純正律による主要三和音(I・IV・V)で、それぞれ4:5:6の振動数比からなる純正な長三和音です(短音階についても、同様な方法で純正な音階をつくることができます)。(♭θ)
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