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2013年11月 4日 (月)

Q4444.口の天井を効率よく上げる方法を教えてください。

A.効率よく響く声にしていく為に必要不可欠なのが、口蓋、つまり上顎の天井を高く持ち上げるということです。
しかし、この口蓋を高く持ち上げるという動作は日常生活ではあまり行われないので、感覚を身につけることが難しく感じるかもしれません。
私がお勧めする方法として、「あくび」の時の口の中をイメージするというのがあります。あくびは、きっと誰もが経験していることなので、感覚としてはつかみやすいと思います。
基本的にはこの「あくび」をベースにしていただきたいのですが、中には、実際に「あくび」をイメージしながら発声すると、声が少し奥まってしまう人もいます。
そこでお勧めなのが、子音のKの発音を上顎の真ん中辺で行う練習です。上顎の柔らかいところ(軟口蓋)では無く、あくまでも真ん中辺の硬い部分(硬口蓋)で発音してみてください。
それができるようになったら、その位置で、「いびきのマネ」のような音を発音してみましょう。あくまでも天井で発音するように心がけてください。この時、喉に力は入っていないので、もし、喉に違和感を感じたら、位置が違うと認識してください。
これはできる人と、苦手な人がいるので、少しずつ研究してください。
これができるようになったら、天井で「いびきのマネ」の発音だけを使い、「ガー(すべて子音のみ)」と歌っているようなつもりで練習してみましょう。きっと、いつも以上に天井が上がるようになるはずです。(♭Я)

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