Q4746.日本のリズムと音感の特色について知りたいです。
A.日本の伝統音楽には、床に落としたピンポン玉がだんだん細かくなるようなリズムの圧縮があります。日本語は、1拍の音の長さと強さが同じアクセントのない8分音符のようなのです。
ひびきについては、日本の鐘は不協和「ゴーン」とうなりが長くつながるほどよいとされます。声明などでも前の人と違うと高さで入ってもよいとされ、大相撲のあとの「君が代」斉唱などでわかるように、観客はけっこう好きな高さで入っています。
それに対し、ヨーロッパの鐘は、「キンコンカンコン」をはじめ、メロディやポリフォニー、調和和音なのです。音楽もまた、調和、ハーモニーを基本としています。(♭θ)
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