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2014年7月23日 (水)

Q5097.日常でもトレーニングと思って声を使うべきですか。

Q.日常でもトレーニングと思って声を使うべきですか。

A.私としては、他の人との日常会話でもトレーニングするというやり方もあまり勧めていません。24時間、声に関して意識をもつのも大切ですが、そのことで喉が慢性的に疲れては逆効果です。できる限り、考えずに休めて、短い時間、最大限に集中するのを練習と思うからです。

 

Q.本番のために声を使わないでおきたい。

 

A.当日だけなら、その方がよいこともあります、しかし、一日1時間も声出していない人が1時間声を使う舞台が務まるとは思えません。それは、声以外のものでカバーしているわけです。もし何日も声を出していなければ発声の機能は弱ってしまうし、体も息も忘れてしまいます。

 

 

Q. 人と会うときは、低い声の方が信用されますか。

 

A.TPOにも相手の好みにもよります。私は日本では、少し高めの明るい元気な声で第一印象はベスト、2回目以降は、低いというよりはやや太い声を使うようにビジネスマンには勧めています。海外なら、初対面から堂々とすべきですが、日本ではパワフルな説得力のある声は、やや乱暴に思われることもあります。つまり、ボス声ですから、若い人や女性が、年配の人やスポンサー、お客に使うと、印象がよくないケースもあるということです。そういう声は、ゆっくりと落ち着いた印象になるように使いましょう。

 

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