Q.喉の筋肉の動きそのものから、しっかり学ぶと、発声がよくなりますか。☆
Q.喉の筋肉の動きそのものから、しっかり学ぶと、発声がよくなりますか。☆
A.人の動きの改善については、かなり古くからそれぞれの筋肉そのものを意識するのでなく、その動きをイメージして、筋肉でなくその動きを司る中枢神経が結果として動くように使わなくては、うまくいかないとされています。体の大きな動きをする大きな筋肉でもそうなのですから、喉であればなおさらです。
Q.胸式呼吸で、吸気はどのようにしているのですか。☆
A.外助間筋が収縮して肋骨が持ち上がり、胸板が広がり、肺に空気が入るのです。バラ肉のバラとは、あばらのことですが、肩バラは、外助間筋にあたります。そこは煮崩れしないほど固いのです。その逆の呼気は、内助問筋の収縮の働きです。
Q.ストレスに悩まされています。どうすればよいですか。☆
A.何事も自分との勝負です。ヴォイトレで他のストレスは解消しましょう。声の悩みに専念し、他のときは声のことは忘れましょう。ストレスといえども、同じ出来事をどう受け止めるかということですから、よい方向に受け止めるか、それができなければ流してしまいましょう。より大きな目的があって、すべきことをしていたら気にならないものです。ストレス耐性をつけ、一方でストレスリリースをすることです。「問題は問題とするから問題になるのであって、問題にすることこそ問題である」(バーナード・ショー)
Q.ヴォイトレとは、間違っているのを直すのですか。補強するのですか。☆
A.一概に言えませんが、よい状態へ回復させたり、自力をもっとも発揮できるところへ調整するものが多いです。私どもはそれに対し、もっと力をつけるために本人の感覚、体、技能を向上させていく条件をつけていくものを中心にしています。(♯)
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