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ヴォイトレレッスンの日々

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2015年4月18日 (土)

Q.声が出にくい、かすれやすいです。どのような声の出し方に気をつけれはいいのですか?

A.まず、声帯に異常はありませんか?声帯に結節やポリープができると、声帯がぴたりと閉じなく、息漏れが生じ、かすれ声が出る事があります。また風邪や、アレルギー、睡眠不足でも粘膜に痰が絡んだ状態でかすれたりすることもありえます。
そして大敵なのは乾燥です。声帯の粘膜の動きが滑らかに行かなくなります。
このような外的要因によるものを極力排除できるように気をつけてください。
そして、声の出し方で工夫できることは、まず、喉の周りの力みをとるようにします。リラックスした状態を作ります。
次に、呼吸に着目してください。息をしっかり吐けているでしょうか。声帯の正しい振動促すもには、リラックスした状態で、力み無く息が吐き出されていることが必要になります。下腹をゆったりと膨らますように呼吸をしてみてください。徐々に、この呼吸の量とスピードを増やしていきます。目の前のろうそくを吹き消すような感じで、高速に息を吐いてみてください。そしてこの呼吸のスピード感を損なわないように、呼吸と声を連動させて「アー」と声を出してみましょう。調子の悪いとき、掠れがちになるときには、どうしても自分で自分の声を聴いてしまい、息の流れが止まってしまうことがあります。
しっかり息を吐いて、それに声をのせていくことで声帯の正常な振動をうながしていくようトレー二ングしてみてください。(♯ё)

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