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2015年4月18日 (土)

Q.音がブツ切れになり、フレージングができていないといわれました。フレージングとはどうすればいいのですか?

Q.音がブツ切れになり、フレージングができていないといわれました。フレージングとはどうすればいいのですか?

A.一つ一つの音が、お腹でしっかり支えられて歌えたとしても、音楽的でなかったり、歌詞の意味が表現されていなければ、聞き手に感動を与えることはできません。歌詞の意味、音楽的な流れを表現するのに「フレージング」をする必要があります。
音としては、次の音にどんどんつなげていくイメージが必要です。そのためには、「保持し続ける」という感覚が必要です。一つ一つの音がブツ切れになってしまうという人は、上あごをしっかりあげ、上あごの位置にお皿があるイメージをしてみてください。そこから音を落とさないようにイメージします。そして音と音の間をなるべく隙間を空けないようにレガードで歌ってみてください。
次に、フレージングについてですが、音楽には「山」とも言うべき一番頂点になる部分があります。そして、そこに向かうまでの、それぞれのフレーズには「重きを置く部分」があります。フレーズの「重きを置く部分」をとらえ、どこにむかって進めて歌えばいいかを見極めて、そこに向かっていくように歌わなければなりません。わからない場合はトレーナーに聞いてみてください。コツがわかってくると、ご自分でも見つけられるようになります。
「曲の山」や「フレージングの重きを置く部分」をとらえて、ブツ切れにならない歌唱をめざしてください。(♯ё)

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