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2015年5月16日 (土)

Q.歌を歌う時に下あごに力が入るとよく言われます。どのようにしたら力をいれずに歌えますか?

A.下あごの力を抜くことに苦労されている方は、よくいらっしゃいます。
歌うときに、基本的に下あごは、「切り取ってないものだと思ってください」と指導されることもしばしばあります。
むしろ必要なのは、上あごの感覚です。口蓋をぐっと持ち上げるようにして息を吸ってみてください。この持ち上がった口蓋をキープする筋肉を鍛えましょう。息を吸って口蓋を持ち上げたら。、そのまま10~20秒息を止めたままキープするという運動をしてみてください。こうして口蓋、上あごの筋肉を発展させたら、常に「笑顔」のポジションで口蓋を上げて、頬骨をきゅっと引き上げられるように慣れていってください。声を上あご、口蓋や頬骨に当てる感覚を得られると次第に下あごに頼らなくても声が出せるようになってきます。
しかし、もともと下あごにがちっと力が入ってしまう癖をお持ちの方もいらっしゃいます。この場合は根気よく、気づくたびに力を入れないように注意しましょう。体の支え、おなかの支えができてくると、自然と下あごの力に頼らなくなる場合も有りますので、日々のトレーニングも怠りなくやっていきましょう。(♯ё)

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