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2015年12月19日 (土)

Q.口の中を広くすると、滑らかに歌えるのですか?

A.口の中を広くすることと滑らかに歌うことはつながりません。では、まずなぜ口の中を広くするか、説明しましょう。教会など、天井が高いところで手を叩いたり声を出したりしたことがあると思います。その時、音がビーンと響いたでしょう?逆に天井の低いところでは音が響きませんね。それと同様、口の中も、軟口蓋が高くなければ充分に響かず、喉だけ鳴らして歌うことになってしまいます。
喉で歌えば疲労が伴いますので、避けなければいけません。あくびのときのように、余計な力が抜けて、ダラッとしたあごと、口の中が卵が入るようにポカンと開いた状態を作ります。歌っている間中、この状態であることです。
次に、滑らかに歌うにはどうするか、説明します。吸った息を胸や首や顎などに力を入れて硬くしたりせずに、下腹だけに力を入れて、楽に吐いていきます。この息に声が乗るだけでよいのです。喉で力んだりして操作した声だと途切れ途切れになってしまいます。「アー」とロングトーンで出してみましょう。息がなくなるまでずっと滑らかに出続けていますね。音が変わっても、このロングトーンの時のようになればよいのです。
日頃から、口の中のストレッチ(息を吸いながら大きく開く)を心がけると、筋力がついて自然に開けられるようになってきますので、やってみましょう。(♯Å)

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