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2016年1月 2日 (土)

Q.歌っている姿勢が悪いといわれました。そもそもちゃんと立てている感覚がなく不安です。たち姿勢についてアドバイスをお願いします。

A.現代人は足の裏の筋肉が弱っているといわれています。昔でしたら、はだしで地面を駆け回っていたり、足の指でしっかり下駄の鼻緒をつかんで歩いていたでしょう。私は雪国生まれですが、久々に帰省して、雪の上や氷の上を歩くのが怖いときがあります。昔ならもっと足の裏で地面をつかめていたからです。
ベルギー人の歌手の先生に教わったのですが、足の裏をしっかりマッサージしたり、足の指を一本ずつ回したりして、十分に足に感覚を呼び起こしてから、床に立つという訓練をしたことがあります。やってみると、地面をしっかり掴んでたつという感覚が得られました。
次に脚です(太ももから下)が、ふくらはぎの足の骨を触ってみてください。骨の内側(骨の下側)を少しずつ下のほうから押していって、脚にも感覚を呼び起こしてください。
そして、太ももですが、立っていただいて、身体を上下にゆさゆさ揺らしていただいて、上半身の力を、地面に落としていくようにしてみましょう。
なかなか、足、脚、太ももなど下半身に自分の体重を感じて立つということは日常ではないかもしれません。これを機に、意識してみてください。(♯β)

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