サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

カテゴリー

Q&Aについて

ブレスヴォイストレーニング研究所ホームページ

トレーナーの選び方

ヴォイトレレッスンの日々

« Q.年を経ると、どの音から聞こえにくくなるのですか。☆ | トップページ | Q.耳鳴りがします。難聴でないか心配です。☆☆ »

2016年1月13日 (水)

Q.歌を心地よくするには、どうすればよいのですか。

A.心地よさは、音声を曲の中で溶け込ませることで得られます。最近のように、リヴァーブを効かせ、声の線をぼんやりさせてサウンド処理するのは、本来は違いますが、響かない音をつなげるためのやり方の一つです。今、流行の口内の息声(つくり声)もこうすればつながります。(「ノンビブラート唱法」などといわれるのは、その一例です)

本当は、声の線をくっきりと出すことで、サウンドとセッションさせるべきなのです。声の線をくっきりと出すためは、声がバラけず、広がらず、ひびきの焦点が絞られていないといけないのです。そこで、声楽などは、声を(表情に)集めること(マスケラ)が中心課題となります。どちらも、日本のトレーナーはそれに頼りすぎて、やらせているために、完成できていません。むしろ、日本語は、上に集めるためのベースとなる声の幅や深さがないので、一時、胸部共鳴から入るとよいでしょう。ただし、小中学生の合唱団やハモネプ愛好者は、ウィーン少年合唱団のように、頭部共鳴中心でよいとも思います。(♭)

« Q.年を経ると、どの音から聞こえにくくなるのですか。☆ | トップページ | Q.耳鳴りがします。難聴でないか心配です。☆☆ »