Q.フォームの矯正の仕方は。
A.小さな子供をバッティングセンターに連れて行くと、とにかく打ちたがります。力が入り、疲れて、どんどんフォームは崩れていきます。「次やれば、もっと打てるから」と続けます。これでは何年やっても、大して「オン」しません。コーチがフォームを教えると、2~3回はそれが守れるので、よい結果が出ます。でも、続けていくとすぐに狂います。まだ、一人でトレーニングできないわけです。そこで、ボックスから離れて、体で覚えるまで素振りをして、毎日フォームを教え込みます。これにあたるのが、私の考えるレッスンです。
フォームを覚えるためには、頭で考えるだけではムリです。体も、少しずつ鍛えて、そのフォームが楽にとれるような体になって、初めて応用がききます。(まず、三回バットを振って、何センチ違ったのかの差を認識することから埋めていくべきでしょう。声も三回出して、そこをどうみるかから、大きな差があります)(♭)