Q.フレーズの終わり方は。
A.きれいに音が消え入るように止めます。ぶつ切れにしたり、あらっぽくなってはいけません。フレーズの最後の音は耳に残ります。うまく処理できていなければ全体がこわれます。そこでしっかりと声をお腹で止めるトレーニングをします。このとき、共鳴が上(眉間)に残るようになれば理想的です。音になっていなくても胸の支えはキープしておきます。
終止が乱れると、次の出だしが狂います。常に体を戻してフレーズをつくらなくてはなりません。出だしと同じところに、息ものども開いて止めることです。
ことばでやってみましょう。
1.「ひたすらー」 2.「ひとみー」 3.「なんてー」 4.「あおい」 5.「光に」 6.「(自由に)」(♭)