Q.「ブレスヴォイストレーニング」のプロセスについて
A.ことばを発したら即プロと思わせるほどのトレーニングで声を練ることです。つまり、読んだだけでも歌になるくらいの声と表現力を持つことが大切です。
ことばを読み込むことによって、ことばのフレーズがでてきます。棒読みでなく、感情を込めると、体と息が使われるはずです。それをリズムグルーブに乗せ、さらにメロディを巻き込んでいくのが、「メロディ処理」です。こうして魅力的なことばのイメージ、実感を表現力として失わないまま、その流れが、結果として歌になります。
声には体力、そして息を必要とします。だから、体や息が身についていくのです。つまり、次の順に整えていきます。
a. 声(深い声)
b. ことばの表現力(音色)
c. ことばのフレージング
これをベースに歌唱にしていきます。
d. リズム(リズムグルーブ)
e. メロディ(メロディ処理)
f. フレージング(オリジナリティ)
そのプロセスで、力をつけていくのです。(♭)