サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

カテゴリー

Q&Aについて

ブレスヴォイストレーニング研究所ホームページ

トレーナーの選び方

ヴォイトレレッスンの日々

« Q.最近の質問の傾向はありますか。 | トップページ | Q.音程がぶら下がるのですが。 »

2017年4月 7日 (金)

Q.研究所のと「ブレスヴォイストレーニング」の今に至る歴史を知りたいです。

A.私たちの研究所が、洋楽を歌いたい人中心のヴォイトレから、今のように一般の人と特殊な人が中心になってきたのは、時代の変化でもあるのでしょう。私たちのトレーニングに、時代や国で変わらぬ基本中の基本といえるものがあったことを証明していると思っています。

1980年代に確立してきた「ブレスヴォイストレーニング」というのは、洋楽アーティストと日本人とのギャップを声から埋めるための条件づくり、(主として声、それを支える感覚と体)でした。私自身、国内外のトレーナーについて学びつつ、日本人に合った独自のものとして、つくりあげました。自分自身の声の変化によって、また、トレーニングした人によって、それは実践、証明してきたつもりです。事実、私の声は全く違うほどに鍛えられました。自分なりに人前に問うのに10年以上かかりましたが、その結果、一声一フレーズで示せるようになりました。一般化や普遍化への課題はまだまだ残されていますから、今もここで声楽をはじめ、多くの方法を併存させて対処しています。というのは、いろんな試行錯誤や失敗も経て、全ての人にそれぞれ効果が出るためには、一つの方法や一人のトレーナーでは難しいことを知ってきたからです。つまり、声は教える側の能力より、学ぶ側の能力に多くを負うからです。(♭)

« Q.最近の質問の傾向はありますか。 | トップページ | Q.音程がぶら下がるのですが。 »