Q.声が大きいと言われています。
A.大きく声が出るのは、楽器としての物理的特性からみると、出ないよりもずっとよいこと、恵まれていることです。これもトレーニングの目的として目指す結果の一つになります。どんなによい歌も、せりふも、目をつぶって心にひびいてくるなら、それは胸にひびく、鼓膜にひびく音波を出すところです。そこから、空気中を伝わる振動を効果よくつくっておき(発声と共鳴)、それに表現をのせるというのは、変わりないからです。そのための体づくり(声づくり)がヴォイストレーニングなのです。(♭)