Q.なぜ日本からは、声で世界に出られないのか。☆
A.日常の声の使用量の不足が前提にあります。日本の風土、日本人の生活や文化が、耳で聞く声よりも、目でみる視覚に多くを負っているからでしょう。そういう考察の材料を山ほど私は持っていますが、ここでは日本語が「聞く話す」よりも、「読み書き」にすぐれていること、最近も日本発の文化はビジュアルが全盛、バンドやJ-POPSさえ、声や音よりもビジュアルで世界から評価されていることをあげるに留めます。
ただ日常レベルでの音声の必要のなさが、声の使用頻度の少なさ、つまり量も強さ(大きさ)も他の国民の何分の一かになっており、この傾向は、今世紀になって、ますます強まっていくでしょう。(♭)