Q.ヴォイトレにおいて、声と表現、作品の優先度については、どう考えますか。
A.大きく分けてヴォイトレには、a 声だけをみる、b 表現、作品(歌やせりふ、全身)から声をみると2つあります。もちろん、一人のトレーナーに両方が含まれることもあります。私はaの立場で、声だけをみたかったのに、仕事がプロデューサ-とプロをみるところから入ったため、bの立場で、作品の完成からみざるを得なかった時期が長くありました。研究所をたちあげたのは、aを中心にするつもりでしたが、bを独力でできる人が、特にヴォイトレに興味を示すようなメンタリティの人には乏しかったため、bを学ばせるメニュ入れざるを得なかったわけです。(♭)