Q.話の内容をどう選べばよいのでしょう。
A
相手が知っていることや、そうあればよいと思うことは、すでに情報ではないし、相手の欲する内容になり得ません。そこで、情報収集が必要となります。
一体、聞き手は誰か、聞き手の求めるものは何か、どのレベルで、どう聞きたがっているのかによって、それぞれ、情報そのものも語り口さえも取り替える必要が出てくるからです。だから、いつでもどこでも受ける話などはめったにありません。たとえば、あなたが、同じテーマで話をするとしても、社長に話す時と子どもに話す時では、材料や例題のとり方がまったく違ってくるでしょう。また、いくら聞き手がおもしろい話を望んでいても、あなたはシビアな状況を語らなくてはならないこともあります。(Э)