Q.体操選手の筋肉は違うのでしょうか。
A.男子体操選手の筋肉は、男性ならば一度くらいは、必ずあこがれるものではないでしょうか。筋肉といえば、ボディビルダーの筋肉を思い浮かべますが、こちらは、それぞれの筋肉を大きく成長させるために、専用のマシンや運動方法を、いくつもおこなって、細かい部分から筋肉を作り上げていきます。つまり、それぞれの筋肉を育て上げることが、運動の目的です。
一方、体操選手の筋肉は、筋肉を育て上げることが目的ではなく、それぞれの運動・体操の技を綺麗にスムーズに、立派にこなすための練習の中で、自然に形成されたもので、筋肉をつけること自体は、全く目的ではありません。体操の技を磨き続けた結果、二次的にできあがったものです。
同様にしてできあがったものの中で、私が実際に目にして知っているのは、バレエダンサー(もちろん男性)の足です。「日本製の靴は履けない。」というほど、足の甲や土踏まず周りの筋肉が発達していて、なるほどこれなら、ステージ上を華麗に美しく力強く、息も弾ませずに動き回れるだろうと想像させられます。
オペラ歌手のお腹が、一般の人よりもかなり膨らみやすいことは、目にしている人も多いと思いますが、その首や肩も、ドラマティコな歌手になるほど立派なことが多いのは、多めの脂肪にコーティングされていることもよくあるので、知らない人も多いかもしれません。(♭Ξ)
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