Q.話すことに一所懸命になると、伝えることを忘れるのですが。
A.話すことに専念している場合は、その意志に反して、本当に伝えたいことが案外と伝わらない。これは、自己陶酔した下手なカラオケの歌と同じである。歌は歌えばよいのではなく、聞き手の心に伝えることが重要である。
だからこそ、伝えようとする努力が必要になる。そこに気持ちが入っていなければ、うまく伝えることは難しい。
「話す」のではなく「伝える」。話はそのためのツールにすぎない。「人の心に語りかける」のであって、単に口で話をすればよいのではない。(Э)