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2017年11月

2017年11月29日 (水)

Q.話でコミュニケーションがとれるとは。

A.必要なのが、話し手の態度、話の伝達技術、話の内容と価値、受け手の理解と納得などである。つまり、話の内容もさることながら、話の骨組みをどのように組み立て、示し、耳()に入れ、心に届かせるかということを見落としてはならない。(Э)

Q.話で好印象を残すには。

A.そのために必要な手順は、次の6つである。

・明確な意図(方向)―こっちかい

・信頼と安心成―ついていくぞ

・聞き手の利益―ついていきたい

・具体的な方法―ついていける

・要所、ポイントのまとめ―ついてきたぞ

・投げかけ、わかった、やれそうだ、

終わったら、くどくど語らず、そこでサッとひく。さわやかな印象を残す。引き際の好感度も含めて、客を口説くわけである。(Э)

Q.聞き手を引き込む話の組み立て方とは。

A.話では、自分の言いたいことを伝えるのだから、そこで聞き手に、迷わず、自ら話の筋についていきたいと思わせるようにしたいものです。(Э)

2017年11月28日 (火)

Q.声と恋愛というと結びつかない気がしますが。

A.恋愛から考えてみましょう。かつては声と性ということは、極めて強い結びつきがありました。今もあります。それが、祭りや夜這いから、カラオケボックスや合コンに変わっただけといえます。

第二次性徴期、男性はのど仏が突き出し、そこで声帯およそ2倍伸びるから、1オクターブ低くなり、デュエットができるという発展をしたのです。なんせ声帯は、女性器という説まであります。まあ、男性は女性から生じたのですから、不思議でもないでしょう。そして、人間を人間たらしめる言語の誕生、その起源として、いくつかの説があります。(♭б)

Q.成功できる声をつくるには。

A.成功回路をつくることです。

頭の中で考える

言葉として書き出す

心がこめて声にする

テープで録って、いつも聞く、くり返す

それが人生での、声を使った成功回路というものです。

いつも活躍している人は、無意識にもこのパターンの上で人生、仕事、恋愛などを築いているのです。

あなたは、確実にこの実践で可能性を広げていけるでしょう。声は、そのための具体的ツールだからです。(♭б)

Q.仕事や恋愛と声についてどう考えるとよいですか。

A.声に恵まれていいことがおきる

声は喜びを与えられる

私の声は皆を、幸せにする

何ごとも具体的にイメージして強く願うことで実現していきます。思いだけでも実現するのに、そこに声という具体的ツールに介在させたら、成功率は飛躍的に伸びると思っています。

何ごとも自分一人では、叶わない。必ず他人に協力を仰がなくてはなりません。そのときに、話が通じるかどうかが、その声が常に成功のカギを握っているのです。

(♭б)

2017年11月27日 (月)

Q.日本人の英語は、なぜ日本人とわかるのでしょうか。

A.本場のロックやジャズなどで聞き取れない単語があるのに、日本人の歌で聞くとほとんどの発音がわかります。ロックやラテンなど、どの分野も日本語で歌っていなくても日本人とわかります。これは日本人ゆえに日本人のくせに敏感であると言うこともあるでしょう。

発音が一つひとつ、ていねいになされているゆえに、日本人とわかります。もう一つは、そこに深い息が聞こえないからです。ちなみに韓国人や中国人のロックは、英語で歌われると、私には欧米人のと区別できません。けっこう強い息を使う子音中心の言語だからと思われます。

(♭ф)

☆Q.声には耳での判断力が大切だと思うのですが。

A.私は「声がよいからトレーナーなのだ」と思われているところがあるようです。この仕事ができているのは、声を判断する耳があり、それを伝えることばやメニュがあるからです。(♭ф)

Q.日本人は息の音が聞こえない?

A.すぐれた歌やせりふの表現には、「息が通っている」と思います。表現では、声そのものよりも、息が決め手となるといってもよいほどです。芸が高まるにつれ、表現したものに効果的には、息が入って聞こえてくるものとなります。

でも、日本人のせりふ(特にナレーション)や歌には、あまり息の音は聞こえません。最近のはエコー(正式にはリヴァーブ)がかかっており、尚さらわかりません。ちなみに、このリヴァーヴ機能は、私は日本人の歌をだめにした一因と思っています。

歌の成立には、どこの国でも、体からの息が声を介して、さまざまに変じさせて成り立っています。せりふがたたみかけられ、その延長上に歌が聞こえてくるものではないでしょうか。日本では、歌を、「ことばがメロディにのっているもの」という捉え方になりがちです。そこですでにプロセスを大きく飛ばしてしまっているように思います。(♭ф)

2017年11月25日 (土)

Q. 声域が狭いので拡げたいのですが、どうしたらよいでしょうか。

.声域の狭い方は、2つのタイプがあるようです。ある程度の大きめの立派な声が出せるが、声域が広くない場合と、声そのものがあまり出せない、あるいは出し慣れていないタイプです。

後者の場合は、声を少しずつ出し慣れていけば、意外に声域が狭くないことはよくあるので、まず、声そのものを出し慣れていくことです。しぜんに声域も広がっていくことが多いので、あまり心配はいりません。

問題は、前者の場合です。すでに、ある程度の立派な声が出せるようになっていると、喉の使い方が、その立派な声の声域で、固まっていることが少なくなく、声が立派になればなるほど、喉の柔軟性が低くなっていることが多いのです。つまり、その立派な声の出し方でしか、喉を使わなくなってしまっているので、より高い、あるいはより低い声の出し方自体をできなくなってしまうのです。

それを取り戻すには、喉を柔らかくして、立派ではない声・頼りない声で、まずは声を出せるようにすることですが、これはなかなか時間がかかり、一朝一夕には進まないものです。喉の力を抜いて、何度も何度もトライし続けることが、成功の鍵です。(♭Ξ)

 

.声域というのは生まれ持った声帯の長さ、太さ、幅、または声帯を引っ張る筋肉などでも変わってきますのである程度は生まれ持った自分の楽器とその後の努力で変わります。

声域を下に広げる場合には胸に響かせるようなトレーニングが重要ですし、高音域に広げる場合には男女でちがいますが、男女とも声をチェンジする技術があったほうがいいです。

また、共鳴を意識すると音域は高くのびていくことが多いです。目の周辺、鼻、後頭部を意識することで音域が広がりやすくなります。母音を変えてトレーニングするとよいでしょう。男性の場合は高音域でエやイの母音を、女性はアやイの母音を用いると高音が出しやすくなります。

しかし本来は生まれ持った楽器(声帯)がどの音域を出しやすいかは決まっているのでそれを逸脱した声域の拡充は喉の消費を激しくして壊しやすくなる原因にもなるので注意しましょう。

昨今の日本のポップス、カラオケの高音重視、原調重視の方向で明らかに喉を壊している歌手も少なくありません。自分の声、体とよく相談しながらよい耳をもった指導者のもとで行いましょう。(♭Σ)

 

.声の専門家ではなく、ご自身の判断で「声域が狭い」というときは、発声の状態を改善することで拡げることができます。高音域を拡げたい(のに拡がらない)場合に絞ります。状態は個人個人で違いますが傾向としては、喉の力みが強い、息が流れていない、顎が上がっている、という状態が見てとれます。

それらの改善として発声練習では、SFHといった無声子音をつけた発音(SaFaHaなど。後ろにつける母音は様々)で、下降形・細かい音・速いテンポの音型(例:16分音符でソファミレド Sa----ア)で発声します。すると子音で息を吐くので歌い出しから喉に当てなくなる、速いテンポで音が動くので力めなくなる、という状況の中で音階練習をすることができます。

このように声を動かしやすくしてあげることで、高音へのアプローチもしやすくなるのです。またロングトーンで力強く発声するときよりも半音の差も狭く感じられると思います。(♯α)

 

. 声は声帯というところで出ています。この声帯は薄い粘膜出てきていて、長さ、厚さは人それぞれです。

リコーダーを思い出してみてください。ソプラノリコーダーの長さに比べてアルトリコーダーは太くて長いですね。ヴァイオリンも同じで高い音が出ますが、それより低い音が出るビオラはヴァイオリンよりも少し大きめです。さらに、チェロは低い音が出ますので大きく、床に置いて引きますし、コントラバスにいたっては人間と同じくらいの大きさがあり、もっと低い音が出ますね。

声帯もこれらの楽器と同じです。高い声の人は声帯が薄く短く、低い声になるにつれて声帯は太く分厚くなっていきます。この自分の声帯の範囲でならば声域を広げることは可能ですが、もともと持っている楽器(声帯)が例えば高音向きならば、持っていない音域の低音はどんなにがんばっても出るようにはならないのです。

では、自分の楽器の範囲で声域を広げるにはどうしたらよいのでしょうか?体をリラックスさせること、呼吸を正しくすること、そして、「ソファミレド」のように、高い音から低い音にかけて、だいたい中音域の辺りから発声練習をします。軽く、小さく、スタッカートで行うとよいでしょう。その時に決して喉を締め付けないように。徐々に音を高くしていき、喉に負担がくるようならばその時点でやめることです。低い音も同じです。無理して出さずに、徐々に音域を広げていきます。

体の筋肉が育っていけば、高音も低音も、自分の持っている範囲の音域は出るようになります。無理せず練習を積み重ねていきましょう。(♯Å)

 

.声域を拡げたいと思った時、高い声ばかりを練習したり、逆に低い声ばかりを練習すれば、それが叶うかというと、そんなことはありません。また、低音域、中音域、高音域というのを、意識して変えることもあまり望ましいものではないと思います。

自分のしゃべり声くらいの無理のない音域から、喉で過度に調節しない状態(喉が痛くなるような状態や喉仏が上がるような状態)というのを作っていき、その部分と同じような状態を保って、低音域も高音域も出せるように訓練していくことが重要だと思います。

音域が狭い人の特徴としては、低音域を、無理に低く出そうとしているという人や、その人にとって、高音域というほど高音域ではない音域にもかかわらず、とんでもなく高い音を出しているような状態になっているという人が挙げられます。このような人は、本人の意思と体の反応がマッチしていないことが考えられます。また、高い音を出そうとして、体を固くしてしまっているような場合もあります。体を固める力が働いてしまうと、制御不能になるので、音域は狭くなり、声も余裕がなくなります。リラックスした状態で、中音域の練習を心がけ、少しずつ、それと同じように上下に伸ばしていくようにするといいでしょう。(♭Я)

 

.声の高さは、声帯の伸び縮みで決まります。声が高いときには声帯は薄く引き伸ばされ、低い声の時には、声帯は厚く、短くなります。この伸縮性を自在に操れるようにならないといけません。しなやかな伸び縮みのためには、毎日練習をして動きやすくトレーニングをする必要があります。

ドレミファソファミレドを、グリッサンドでドーソードというような感じに音をつなげるようにして歌ってみましょう。それを半音ずつ上げていったり下げていったりしてみてください。

さらに声帯にうまく息を使わなければ、音はならないため、呼吸の練習は必須となります。ろっ骨を広げて肺に息が入りやすい状態を作りましょう。また下腹を腰のところで両サイドからつかんでみて、この部分を固めず、でも縮ませないで、流動的に使えるよう意識してみてください。

さらに高音(ハイCより上)などはソープラアクートといって、また特別な技術が必要です。声帯がとても薄く合わさらないと出ない音域です。表の声、低音の声のまま出してしまうと、そばなりのうるさい声になるだけでなく、声の故障を招きかねません。音域を広げるにも練習あるのみですので頑張って励みましょう。(♯β)

 

.ある女性の方ですが、最初は地声の音域が一オクターブほどを出すのがやっとで、裏声の音域がほとんど出ないという方がいらっしゃいました。

「呼吸」「身体への共鳴」という点を重点的に訓練し、低音域で声帯がきちんとくっついた声で身体への共鳴を感じ、それがご自身で気持ち良いと思うということを習慣にしています。

低音域の安定とともに、オクターブの発声練習ではよく共鳴する高音が出るようになり、歌の表現に合わせたキーでまだ自由自在にとはいきませんが、歌っていて気持ち良くて歌えば歌うほどエネルギーがわいてくるということをおっしゃっています。

人それぞれの身体の使い方の癖や声帯の形状、喉の筋肉の柔軟性などあるため、一概にこうすれば良いということは言えませんが、呼吸と低音域の安定が結果的に持っている声を無理なく引き出したよい例です。(♯ё)

 

.声域が狭い原因としまして、体を使えず喉のみで声を発していることが考えられます(時折、喉のみの発声で2オクターヴ以上の声域が出る方もおります)

もう1つはある声域に達すると「これ以上高い(低い)音の声は出ない」と構えてしまう、精神的な原因が考えられます。

まずは、横隔膜→丹田→臀部→腰→背中(肩甲骨)の順に筋肉をゆっくり長く使うイメージを持ちまして、息を上顎の軟口蓋に送ることを心がけます。次に声の響きを縦長に拡げるイメージを持ちます。そして顎を少し引き、姿勢を正します。頭頂から踵までの体の後ろ全てを壁にくっつける姿勢です。頭頂から踵まで1本のまっすぐな線ができ、息が通りやすくなります。疲れたり、高音域になりますと顎が前につき出すようになり、息の通りの線から外れて声が出しにくくなることを防ぐためです。

以上のことから「体を使ってしっかり声を発する」自信が多少ついてくると思います。その自信によって声域から身構えてしまうということが無くなり、少しずつ声域が拡がるのではないかと考えられます。13ヶ月(これより長い期間でも構いません)で半音ずつ声域が上下に拡がると万々歳、というくらいの気持ちで声域を拡げることに、取り組んでみましょう。(♭й)

 

.まずは正しい姿勢、正しい呼吸、正しい発声を学ぶことをお勧めします。喉声などでは出せる音域が狭いことが多いので、しっかりした発声を学ぶことで音域が広がることがあります。

その際、タイプにもよりますが、まずは高音部のトレーニングを積むことで、呼吸、響き、ポジション、口の形などを見つめなおし無駄な力がない正しい発声を身に着けると、低音も伸びてくることが多いです。

角度を変えると、まず、自分の音域をしっかり把握することが大切です。歌を歌うぞっと意気込んでしまうとあまり音域がなく感じてしまいますが、普段の生活の中では意外に多様な声を使っていることが多いです。

例えば、電話に出た時のお母さんはいつもより高い声で話しています。自分の現状をしっかり把握することで、それらを利用し、そのうえでさらなるトレーニングをすると、より効果が見えてくると思います。(♭Ц)

 

.大多数の方が高い音を出すのに苦労されていると思いますので、声域を高い方まで拡げる方法についてお答えします。

高音を出すのが苦しくなる主な原因は、喉仏が上に上がることです。深い呼吸をしているときや、低い音を出すときは、喉仏はしぜんと低い位置にありますので、そのままの状態で高音を出せばよいのです。でも呼吸が浅くなったり、肩まわりに力が入ったり、緊張したりすると、喉仏は上がってきます。

「喉仏を下げよう」と意識しても難しいので、あくびをしてみて下さい。そのときに喉仏を触り、それがなるべく動かないように気をつけながら高音を攻めてみて下さい。上がってきたら、またあくびからやり直すとよいです。(♯∂)

2017年11月22日 (水)

Q. 話材をどこから集めるかを具体的に教えてください。

A.・新聞をよく読む(特に三面記事)

・スポーツ新聞

・週刊誌、最低三誌に目を通す

・月刊誌、最低三誌に目を通す

・人の話をよく聞く(Э)

Q.話材を集めるには、どうすればよいですか。

A.大切なのは、話材をどういうタイミングでどのように切り出すかということです。話し手もまた、話を楽しみ、心地よくなりたいのであるから、情報をもっているというだけではなく、それをうまくまとめて話す人であるとまわりから思われたいものです。まして、会話であれば、人は聞くよりもしゃべることに快感を覚えるものだから、相手の次の言葉を引き出すために話の種をまき、後は相手が語るのをうなずいて聞いているのがよいのです。(Э)

Q.ネタがあるのにうけないのですが。

A.話題豊富な人はどこでも人気者です。しかし、いつでもたくさん話せばよいわけではなく、「あの人は、いつも話材をたくさんもっているのだが、話は聴きたくない」と思われている人もいます。そういう人は、知識をひけらかしたり、相手を小馬鹿にするようなところがみえるに違いありません。あるいは、支離滅裂で脈絡がないなど、聞き手を不愉快にさせるのでしょう。聞き手は、価値ある、まとまった話を聴きたいのであり、話によって混乱したくはないのです。(Э)

2017年11月21日 (火)

Q.プロになるための考え方はありますか。

A.自分の欲していることを漠然とでなく、明確にすること、それが目標を立てるということです。

「○○年に○○でライブができ、お客が○○人、CDは○○というタイトルで○○枚出して」その上でプロの生活するというなら、印税まで、はじけばよいのです。わからなければ、あこがれのアーティストやプロのパターンを借りて考えたらよいのです。

憧れのアーティストが「○歳で○○○のオーディションに受かった」というなら、自分も「○歳で、○○○のオーディションに受かる」調べたらよいのです。するとバンドを組むとか、曲を年に何曲つくらなくてはということになります。目標が明確であってはじめて具体的な行動を促すのです。

何ごとも動かない人が少なくありません。うまくやれている人を、「あの人は運がいい」ということばかり、いっているのです。行動しないまま年齢をとっても、何もわからず、変わりようもないのです。具体化して行動を伴わせなくては、目標にアプローチできません。(♭б)

Q.声がよくなるとプロになれますか。

A.「結婚したい」、「恋愛したい」という願望は、日本中にあふれているようです。それにも関わらず、あまり成立しないのは、その多くはまだまだ本気ではないのでしょう。「結婚したい」という人がどんな結婚を、「恋愛をしたい」という人はどんな恋愛をしたいのでしょうか。当の本人が、その言葉以上にはっきりとさせてないのは、目標にはなりませんから、実現していきません。

よく、「プロヴォーカリストになりたい、だからヴォイストレーニングをやりたい」っていう人がきます。「プロって何ですか」と聞くと「誰々みたいなの」と答えるだけで、それ以上に何ら明確ではないのです。声がよくなることがプロになることとはイコールでありません。ステップの一つにすぎないのです。(♭б)

Q.日本人の声はよくならないのですか。

A.私は、日本人は、それなりに偉大で、自分たちのもっとも弱いところを、それゆえ努力で解決してきた国民だと思います。声が出なくて歌が下手なのを、カラオケをつくって補いました。声も歌もだめなら、じょうずに聞こえる魔法のキカイをつくるなど、日本人以外は、考えつきません。実行しません。しかも世界に広げていきました。

今の日本は、音響技術も、ピカイチでしょう。楽器づくりから、シンセサイザーまで。

ピアノは、ヤマハ、カワイ、バイオリンは、鈴木メソッド、指揮者は、斉藤秀雄さん、小澤征爾さん、佐渡裕さんなど。

ですから、私もいつか、日本人の声が世界一になる夢を、ずっとみてきたのです。世界に名の知られる歌手は、まだいないけど、そのうちどんどんと出てくるようにと。(♭б)

2017年11月20日 (月)

Q.日本人の歌い手の声は小さくないですか。

A.日本の歌は、身内のなかで回されてきた宴会芸から生じたものです。今の日本のライブなども同じ線上にあると思います。

ストリートで道行く人の足を止め、そこにいつづけさせ、コールエンドレスポンスで見ず知らずの人と、一体化していくような欧米の歌とは、パワー、インパクトが違ってくるのも当然です。日本人の声や声表現(歌、せりふ)などには、現実での“成り立ち”(ドラマツルギー)の必要性が弱いのです。

ちなみに、私のところには、よくお笑い芸人の方がいらっしゃいます。一人でのスタンダップコメディ中心の欧米と、二人組での漫才中心の日本というのも、何かしら、こういったことに関係があるのではないでしょうか。

(♭ф)

Q.日本人の音声力の弱さの原因は何でしょう。

A.日本人同士では、適当に話を切り出せば、相手がそこにすぐ入ってくれるし、大半はうなずいてくれます。日本での会話は、一人で長く、しかも強く話しすぎると嫌われかねませんので、かなり適当に切ります。息つぎも、好きなところでつぎます。内輪での話が中心ですから、ことば、論理、声のパワー、インパクトは問われません。第三者を説得する必要がないのです。

日本人の生活の風習からも、なんせ壁に耳あり(障子に目あり)の環境です。猫背でのどや口内で調音することが大半でした。わざと口ごもらせたり、声を押さえて出していたのです。

この傾向は今でも続いています。いや、今はさらに進んでいるように思います。最近の大きな問題は、顎関節症と過緊張です(圧迫起声などを生じます)。(♭ф)

Q.日本人の日本語には腹式呼吸の必要がないのですか。

A.欧米では、ことばは相手への説得の手段として使います。説得には、目的とそのプロセス、組み立て(論理)があります。しかも、そこにスピーチ力、つまり、パフォーマンス力、演出力が問われます。自分のことや、言いたいことを一気に語り尽くすのに、一説ぶたなくてはならないからです。一人が話しているときには、誰も口をはさみません。ときに独りで、二、三分以上にわたります。

プライベートな会話でも、スピーチや対話に似た形がとられます。ここでいう会話とは、話している二人にしかわからないことばのやりとり、対話とは、三人以上あるいは、オープンな場で伝わる形式での、ことばのやりとりと考えてください。そのために深く長く続けられる呼吸が必要です。そういう言語環境では、音声言語と腹式呼吸は深く結びついています。(♭ф)

2017年11月18日 (土)

Q.自分の体なのに思うように動かない。力が抜けない。

.歌を歌うということは、不随筋を随意筋であるかのように自由にコントロール下において動かせるようになるということが必要です。

例えば、口蓋をあげ口蓋垂をぐっと上に引き上げるということ一つとっても、なかなか最初は思うようにいかないと思います。喉の周りの筋肉の力を抜いてくださいと言われても、どうやったら力を抜くことができるのかわからないですよね。肩に力を入れないように、と言われても、息を吐くときに、肩にも自動的に力が入ってしまう人もお見受けします。

このように、なかなか思うようにいかない自分の体を、自分のコントロール下に置けるようにするのが訓練なのです。

まず口蓋ですが、鏡を見て口蓋垂を上がるように、いろんな方法で試します。やっているうちに、何回か上がる時があると思いますので、それを一週間も続ければ自分の意志であげられるようになります。喉の力を抜くことに関しても、自分で喉の周りを手のひらでさすりながらあるがままの状態の喉、何もしない状態の喉の感覚を覚えます。そしてそのまま声を出して、慣れていくのです。肩も同様、これはお腹の筋肉が弱いためにほかの筋肉が手伝ってしまっている状態ですので、時間をかけて呼吸のための筋肉を強化していくことも必要になります。

(♯β) 

Q.喉を下げて歌うように言われますが、具体的にはどうすればよいのでしょうか。

.日本人の喉はとても、上に上がりやすく、浅い声が指摘されます。歌の時には、なるべく響きを豊かにするために、その場所にいてもらったほうが都合がいいのです。また、上下しやすい喉は故障しやすいという指摘もあります。無理に下げる必要はないのですが、毎日の練習で、なるべく上がらないような、喉に負担をかけることなく、その場所にいてもらうことがポイントとなります。

でも、喉にだけフォーカスしてしまうと、変な力みや、体が固くなってしまうことが懸念されますので、自分の体を360度、立体であることを思い出しましょう。

喉の後ろ側は頸椎が縦に並んでますが、この、一番下の首の骨を、少し下に下げるかのようにしながら口をあいてみましょう。喉を取り囲む首を360度方向に意識して、広げ、下方向を意識します。

特に今回は首の骨を背骨のほうに向かって下に下げるように意識しながら「ホー」と低音で声を出します。

これを胸、横隔膜、腰、お尻、足と下のほうに意識を下げながら、体全身とつなげていく意識を持つことで、全身でご自分の声を鳴らしているという意識ができてくると思います。けっして喉だけで声をつくるのではないのです。(♯β)

Q.喉を固めてしまうといわれます。ゆるめる方法を教えてください。

.まれに、生まれつき喉を自由に、固めずあるがままにして歌える人、柔らかく声をだせる人がいますが、歌をはじめて間もない人は喉との付き合い方をうまくやっていく必要があります。

まず喉の奥や、舌の付け根が固いことが往々にしてありますので、これを緩めることから始めなければなりません。喉の奥は口蓋をあげて、あくびをしながらこのフォームで、喉の奥に冷たい息を感じるように吸い込んでみます。この時に目もあくし、頭の後ろを開くような感覚を持つと助けになるかもしれません。

次に舌根を緩める方法ですが、舌でほほの裏側や唇の周りを口の内側からぐるぐると回して触ってください。舌根が普段動かせていない人にはとてもいい運動になります。次に舌をべーっと出してみましょう。思い切り、もう出せないと思うところまで出します。

最後に舌を少しだしたまま、声を出していきます。

あとは、喉だけにフォーカスしないで、緩めるイメージを首や肩、胸などを伸ばすことで、体全身で体現することも助けになります。

必ず胸を張って、引き上げないと声が出せないという習慣を作ってしまうと、喉や胸が引っ張り上げられて緊張した声になりますので、声はどんな姿勢でも出るという習慣をつくり、自分の楽なポジションで出せるようしましょう。(♯β)

2017年11月15日 (水)

Q.意見と事実の表現のしかたについて。

A.事実は観察したもの。「…です」と表現します。これは話の裏づけになります。他人の考え(伝聞)は、出所、引用元をはっきりさせ、「…だそうです」「…と言われている」と表現します。自分の意見は主張であっても、自分の感想であり、推測です。「…と思う」と表現します。事実を報告すべき時には、この主観は排除すべきでしょう。

一般倒から具体例に整えていくとよいです。

1.高収入をあげている人がいる(抽象的)

2.ボクサーやハリウッドのプロデューサーなどは稼ぐ

3.○○というボクサーは年収○○万ドル(具体例) (Э)

Q.ネタはどこまで使えますか。

A.デ―タを一つ示すにも、その引用元や調査方法までしっかりと調べておかないと、「その出典は」という一つの質問でもつまってしまうことになります。あらかじめ、「よくはわかりませんが」「もう忘れたのですが」「たしか、ある本に述べであったと思うのですが」と逃げを打つ手はあるが、あまりお勧めできません。

他人の本からたとえ話を抜いている人も、ちゃんと出典を述べて話さないと、「それは聞いたことがある」と思われてしまいます。そういう話は少なくありません。他人のジョークのコピーなどは最低です。(Э)

Q.知識の使い方に悩みます。

A.知識は、ある限定された条件の中でしか力をもたないし、いくら吸収しても際限がありません。それに対して、自分の体験は、具体的に述べられる分、説得力をもちます。人から聞いたことやニュースで知ったことは、二次情報です。それを現場レベルでもっと詳しく知っている人にそこでたたみかけられたら言い逃れられなくなります。(Э)

2017年11月14日 (火)

Q.声をよくする口ぐせはありますか。

A.次の言葉を口ぐせにして、いつも自分で感じてください。そこから、自分でつくりかえてみてください。

「私の声はとてもよい」

「この声を大切に」

「この声を気に入っている」

「この声が健康だ」

「この声が友だちを連れてくる」

「この声で仲良くなれる」

「この声で皆に好かれる」

「この声で仕事に成功する」

「この声に感謝している」

「この声がよくなっていく」

「この声が異性をひきつける」(♭б)

Q.自分の声をよくするのに楽なやり方は。

A.いい声を聞いて眠ることです。

これは効果的です。あなたの大好きな声をコレクションして、いつも聴いて眠りましょう。

声コレクションリストをつくりましょう。(♭б)

Q.声を使うというのは、どういうことですか。

A.実際には、好きなように声を使ってみてください。それには、いろんなやり方があります。

声をたくさん使う

声を長く使う

声を大きく使う

息を使う(♭б)

2017年11月13日 (月)

☆Q.日本人は強い息が吐けないのですか。

A.日本語は母音中心、あまり強い息は必要ありません。むしろ、息を吐きすぎるとノイズと認識されてしまいます。私は昔、ラジオに出たときに、吹かない(息を強く出さない)ように気をつけていました。「英語耳」(アスキー出版)の著者、松澤氏は、英語でsの音がもっとも大切、日本人には、そのsが発音できない人が多いことを指摘しています。彼は、「10メートル先の人にsを聞こえるように出せないと、英語ではない」と強い息の必要性を述べています。

私の研究所でヴォイストレーニングを体験していただいたときのことです。ここのトレーナーや私がその条件を満たしていたので、英語学習とヴォイストレーニングの関連性を強く印象づけることになったようです。「外国語学習でのヒアリング、発音は、まずヴォイストレーニングからやるべきだ」と、おっしゃっていました。(♭ф)

Q.日本語の音は、何が他の言語と大きく異なるのですか。

A.世界のほとんどの国の言語は日本と異なり、子音が中心です。母音が中心なのは、日本とポリネシアなどくらいだそうです。(イタリア語は母語で終わるのが多いというだけで、子音中心です)

アクセントのない音は、弱くあいまいな音になったり、変化します(弱化)。英語の場合は、一音ずつ、はっきりと発音しすぎては、英語でなくなるのです。子音中心の言語では、強い息を邪魔するので、いろんな音色が生じます。

それと対象的なのが日本語で話すときにのどに負担を与える原因の一つです。日本人の日本語での歌唱です。

(♭ф)

Q.日本人には強弱アクセントが聞こえないのですか。

A.ようやく英語の学習に「息を吐くこと」「リズムにのせること」などが重視されてきました。

英語を発声で説明すると、まず声門閉鎖音がベースで、「ハ-」と息を強く吐きます。それが声となり、さらに歯、舌、唇など、いろんなところで妨げられて出るのが子音です。(♭ф)

2017年11月11日 (土)

Q.胸をはって歌うのは、歌の時にはいい姿勢なのでしょうか。

.子供のころから、私たちは「いい姿勢をしなさい!」と言われると胸張り出し、まるで背骨まで反るかのような姿勢を作って背筋をピンとしていたことを思いだします。歌の時も、ついつい猫背で歌うのは良くないと思い、この「いい姿勢」をしている人が多くいらっしゃるのではないでしょうか。 

歌うときによい姿勢というのはどういうものでしょうか。もしこの胸を張る姿勢(人によっては背骨をそらせ、反り腰の様になってしまう人もいるかもしれません)を歌の時に続けていたらどのようなことが起こりうるのでしょうか。

まず、胸を張り、腹筋が上の方向に引っ張られるので、横隔膜の自由が利かなくなり、腹式呼吸ができにくくなります。結果として胸式呼吸になりかねません。

次に、この姿勢をした場合に骨盤が前傾し反り腰を作ってしまった場合、上半身と下半身が分断されてしまい、身体を一体として使う感覚が得られないかもしれません。

まずは、身体を少し前かがみにして上半身と下半身がコンタクトが取れて、腹式呼吸が自然にできる位置を探し

その感覚から少しずつ背を伸ばしていって、ご自身の歌いやすい、いい姿勢を見つけていかれることをお勧めします。(♯β)

Q.声楽の方法はポピュラーに使えるのですか。

.一言で声楽といっても、実は専門としていてる分野で発声の考え方は全然違ったりします。声楽家すべてが同じ発声法をもっているということは絶対にありません。おそらく、息の吸い人、おなかの使い方を含め意見が分かれることが多いです。

ポップスの歌手に声楽家にアドヴァイスしやすい部分を考えてみたいと思います。

細分化するならば、男性歌手に増えてきた柔らかい声や、ファルセットを多用するポップス歌手を目指すならば鼻腔共鳴をメインに学ぶとより効果が高いでしょう。

逆にロックやミュージカル、役者などは喉を下げることや、音をかぶせる技術や、深くすること、口を縦にすることを学ぶとより理解しやすいと思います。

また、かわいい声の声優やアイドルの人などはコロラトゥーラソプラノのような声の高い指導を受けてみるのも案外早道かもしれません。

逆に単純に声が弱い、小さいと悩んでいる人はヴェルディなどをメインに歌っている、イタリアオペラに強いバリトンやバスに習ってみるのも一つの考え方です。

(♭Σ)

Q.声がでれば方法は問わなくてよいのではないですか。

.結果的に声がでれば何でもいいと思っています。人によってはマスケラを意識するようアドヴァイスもしますし、鼻に集めてという人もいます。喉を下げるようアドヴィアスもしますし、呼吸、顎の位置、発音、支えでもアドヴァイスします。

しかし、問題は単純な声が弱い人が増えているということです。高い響き、明るい声、深い声、重い声という括りの前に声が弱いのです。ポップスの歌手にも声量が乏しい人が増えましたし、全体的に柔らかい、ソフトな声が好まれている傾向もあると思いますが、私たちがテレビやネットで見ている歌手たちはあくまでもライブや視聴者の前に歌うことを前提として歌っているのでカラオケで一人で楽しく歌って、上手というレベルとは違うと思います。どれだけ柔らかく聞こえてもライブという生の空間で通用している声には何等かのパワーがあります。

プロとして舞台が日常化していればこれは次第に身についていきます。そうでないならば、いろんな方法を試して自分がしっかりと声を出せる方が結果的に人に伝える力が付きます。声が出てくるなら発声法は問いません。(♭Σ)

2017年11月 8日 (水)

Q.聞き上手になるには。

A.聞き上手は、いつも「なるほど」という相づちと、的確に疑問を聞き返す態度で、相手がますます熱心になるように話を引き出します。つまり、理解し、共感を示し、次の話を聞きたいと表現したのです。これらは、目(アイコンタクト)、リアクションのしかた一つでずいぶんと違ってきます。講演も同じで、間を充分にとり、コミュニケーションをはかり、聞き手のうなずき、心での話しかけを期待しつつ、話ができたら最高です。話材を集めるのは、そのフック(釣りエサ)とするためであり、決してそれをひけらかすためではありません。(Э)

Q.よい話し手とは。

A.よい話し手とは、たくさん話す人ではなく、相手をたくさん話す気にさせる人です。話せなくて損するのではありません。話さなくて、たくさん聞ける人が得なのです。(Э)

Q.情報を伝えるのに、特に注意することは何ですか。

A.他人の言葉や本の引用データなどは、確実に使えるもの以外、使わないことです。自分で確証をもっているということです。自分で調べたり、実際に見聞きしたものでなくては、そうはなりません。聞いている人の中に、必ず自分よりもそのことについて詳しい人がいると想定しておきます。特に、自分の専門外の分野に言及する時は、その分野の専門家も聞いていると思って、言葉の選び方、使い方には、くれぐれも注意することです。情報を集めてそのまま使うより、自分の言葉にして、自分の語り(節回し)で伝えられるように技術を磨いた方がよいのはこのためでもあります。(Э)

2017年11月 7日 (火)

Q.声をよくするための考え方は。

A.そのためのワード(呪言)をあげておきましょう。

すごくいい声

気持ちいい声

人生をよくする声

リッチな声

品格のある声(♭б)

Q.世界で一番よい声になりたい。

A.「声がよい」というイメージを叩き込むと、おのずと私たちは、そうなる行動をしはじめるのです。すると、よい声をもっともっと使いたくなるでしょう☆。

いい人に会ったらまた会いたい。いいところに行ったら、また行きたい、いい思いをしたら、またやりたい。このパワーを利用しましょう。

言葉は、潜在脳の情報のキーワードです。ですから声もまた、もっと深いところのキーワードなのです。楽しい声、よい声、嬉しい声を使っていたら、人生もそうなるのです。(♭б)

Q.ヴォイトレのもっとも簡単な入り方は。

A.笑い声をあげましょう。愉快に楽しく振る舞うと、よい声になり、魅力的になれます。

日本人は、欧米人などに比べて、表情が乏しく、声の変化も少ないのです。もっともっと顔、そしてそれに伴う声の表情も豊かにしましょう。(♭б)

2017年11月 6日 (月)

Q.息の表現力とはどういうことですか。

A.私たちの遺伝子のなかには、息を弾ませて伝わってくる声は、「無視できない報せである」ということが入っているのでしょう。走ってきて、肩で息をして、息絶え絶えにいうような朗報、悲報は、そのような息とともに伝えられることが多かったからでしょう。そうであればこそ、一流の俳優の声の使われ方もそうなるのでしょう。

(♭ф)

Q.声の深い役者はいますか。

A.黒澤映画に代表される三船敏郎から仲代達矢にいたる面々、日本では、アクション出身のスター(千葉真一、真田広之など)に通る“深い役者声”が多いように思います。そこでは、息の音が強く聞こえています。(♭ф)

Q.声の表現と息とは関係しますか。

A.あまり強い息を必要としないのが、日本語です。しかし、それでも本当に強く人の心に訴えかけるときに、表現上、息は欠かせません。芝居などをきちんと成り立たせるためには、なおさらです。世界の一流のアーティストの歌声にも、息は強く入っています。(♭ф)

2017年11月 4日 (土)

Q.鼻声で悩んでいます。

.風邪や鼻風邪や、花粉症などのアレルギー性鼻炎になっていると、どうしても鼻声になってしまいます。もちろん、なるべく早く対処して(処方薬や市販薬を使うなどして)、鼻を治すべきですが、ヴォイストレーニングを受ける、あるいは、声を使ってお仕事をしようと志すよりもずっと以前から、慢性鼻炎など鼻の調子が今一つという状態に慣れてしまっていると、鼻がグズグズするのは日常茶飯事で、それほど困ったことではないという、イメージができあがってしまいます。そして、そのような状態の人は、とても多いように感じられます。

私も若い頃は同様だったので、その感覚は、よく解ります。しかし、ひとたび薬などで、鼻の炎症がしっかり治って、鼻が完璧に通っている状態を体験すると、なぜあのような不自由な鼻の状態を放っておいたのか、本当に後悔しました。鼻が通るだけで、どれだけ声が出しやすく、日常生活も送りやすくなるか、体験してほしいと思います。なによりも、声の上達にも大きく影響してしまうので、ぜひ、鼻炎などは、早めに治しましょう。(♭Σ)

Q.ビブラートについて教えていますが。

.声楽のプロの養成機関に通っていたころ研修所の主任があるソプラノ歌手にこう言っていました。「ビブラートはかけて歌いなさい」

声の揺れとは違います。演歌のこぶしとも違います。

ビブラートです。

たくさんの歌い手たちと出会い、たくさんの人と接して気づくことはビブラートがかかりやすい人とかかりにくい人がいるということです。そして発声がよいと思う人のおおくは細かくてもビブラートがかかっています。

トレーナー業を始めたころ「ビブラートってどうやってかけるんですか」という質問に答えられなかった記憶があります。音を自分から揺らすとかえって声や喉に悪いので自分から音を揺らすことはしないほうがいいのですがビブラートはほしい。

矛盾しているようでこれが現在にの回答となっています。正しい発声になっていくと細かくてもビブラートがかかり始めます。ビブラートで悩んでいる人はビブラートをかけようと思わないで、脱力と声の流れをトレーニングしてみてください。(♭Σ)

Q.いつも考えすぎるといわれるのですが。

.レッスンをしていても考えすぎるタイプの人とそうでない人がいます。考えることは悪いことではないです。しかし、考えすぎて思考が止まるのはだめです。中にはレッスンに来ているので自分で自分をレッスンしているような状態な人もいます。

今自分が考えていること、感じていること、悩んでいること、練習してきたことをトレーナーに聞かせて判断をもらうという考えもいいと思います。レッスンを本番のようにとらえて一発勝負のようにレッスンで歌ってみるのもいいと思います。

でも、止まってしまうのはダメです。トレーナーは客観的に聞いてアドヴァイスをします。それは人にとって気持ちい感覚ではないかもしれない。でも受け入れることも大事。

レッスンの場ではとりあえず受け入れる。その場で自分で善し悪しを考えない。スタジオを出てから考えることも考え方の一つだと思います。私自身、歌の世界に飛び込んで、自分の感覚が正しければこんなに苦労しなかったです。自分の感覚を信じることはとても大事です。でもそれを一歩冷静になって、自分が思っている、感じていることと違うことをトレーナーが言ってもスタジオを出るまではやってみるのも重要だと思います。(♭Σ)

2017年11月 1日 (水)

Q.情報をどう加えていくのですか。

A.自論を展開する時には、結論だけを繰り返すわけではありません。そこに至るプロセスや例を加えないと、わかりにくいし、理解してもらえません。だから、テーマを絞っていろいろな事例や情報、データを加え、肉づけをしていきます。一般論をいくら語っても伝わりません。そこに、ちょっと目新しいことやエピソードなどを入れて、具体的に言うことです。その時、情報にどう信頼度を与えるかが問題となります。一つの確かな情報でしっかり支えるにしても、複数の情報を散りばめることで信頼させるにしても、うまく裏づけて信頼させられたら、話は成功に近づくわけです。話の肉づけは、話をよりわかりやすくし、信頼度を増すために行ないます。(Э)

Q.よく脈絡がないといわれます。

A.「この話のポイントは…です」「私はこれから…ということ(について)を述べたいと思います」のように、結論を先に述べます。行き先をはっきりさせた上で、区切っていき、そこまでのプロセスや理由を、体験を交えて話します。聞き手は、少しでも早く、話し手がどこへ連れて行こうとしているのかを知りたがっています。それを知っていればこそ、話の中で道草も楽しめる余裕が聞き手にも生まれます。そうでなければ、本筋なのか道草なのかもわからなくなります。一体、自分がどこにいるのか、どこに連れて行かれるのかがわからなくなると、聞き手の興味は半減します。

相手の知りたいことは早く、そして気づかないことはていねいに加えていくと、よくわかる組み立てとなります。もちろん、結論まで、聞き手の知りたいことをひっぱり、じらして、効果を高めることもできますが、それは慣れてからやるべきでしょう。(Э)

Q.見出し、サブテーマの働きは。

A.聞き手にとっては、見出しがガイドラインとなります。知らない物語よりも知っている物語の方が読みやすいのと同じように、あらかじめ見出しを知っていると文章も話もわかりやすくなります。これは、私たちの頭が、ひとまとまりに物事を捉えた上で、その中の筋を追っていくからです。

だから、話も大枠を最初に伝え、はっきりと道標を立てておくことが大切です。そのことで、聞き手に心の準備と方向づけをしてもらえます。つまり、全体の像からわからせていきます。この全体像をひと言で表わすのがテーマであり、話の流れと居場所を示すのが見出しです。結局どこに行くのかわからないと聞き手は迷うでしょう。(Э)

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