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ヴォイトレレッスンの日々

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2018年1月

2018年1月31日 (水)

Q.客が怖いです。

A.日本人の聴衆はおとなしいから、よほどひどいミスをするか、よほど口うるさい客がいない限り、話の途中で、「それは違うぞ」などという指摘や、「へたくそ」などという野次はあがりません。だから、一人で調子にのってしまうことさえ用心すればよいです。聞き手が望まないのに、踏み外してはいけません。(Э)

Q.うまく話がのってきた時は、冒険すべきですか。

A.はい、そこでの失敗は、安心してよいです。そのことで、かえってその人の愛婿や人間味が出て、ミスがプラスに働くこともありません。つまり、同じ失敗でも、話の中、いや、話手によっては吉とも凶とも出るのです。それは、自分のぺ―スで話を運んでいるかどうかという違いです。

だから、話の本題に入るまでは、あらかじめ一気に押せるような展開をもっておくとよいでしょう。うまくいかない時は、定石となるような話を使ってペースをつかみます。そこから、ゆっくりと本題を切り出します。(Э)

Q.自分のべ―スをつかめないでいます。

A.一番まずいのは、話のベースがつかめないうちのボンヘッド(凡ミス)です。このミスは、話し手と聞き手との信頼関係を妨げてしまう(だからといって、心配しすぎることはないです。どこでも挽回はできるものです)

(Э)

2018年1月30日 (火)

Q.声のセックスアピール力を増したい。

A.「愛を告げるとき、どんな声を使えばよいですか」と聞かれたことがありますが、これにたった一つの答えは、ありません。すべては相手の立場から考えてみることです。とはいえ、カン高い声、素っ頓狂な声で大切なことを告げる人はいません。そう、大切なことを伝える声を使うのです。

告白されたとき、どんな声ならあなたは嬉しいですか。言葉にもよると思いますが、TV番組風にいうなら花束を渡して「お願いします!」。そのときの顔や声のことです。(♭б)

Q.飽きる声、話し方や、心地のよい声、話し方はどういうものですか。

A. あなたがこれまで癒された声とはどんなときの、誰の、どんなことばでしたか。

かつて遠距離恋愛の必需品は、電話でした。料金が高かったことが障害となり、二人の感情を大いに盛り上げたのです。今も、携帯は必需品でしょう。ただ、やりとりがメールになったのは残念なことです。(♭б)

Q.飽きない声、癒される声というのは。

A.「声なんて、相手が好きになればどうでもよくなる」という人もいます。でも、相手が好きになるのに声は案外と大きいのです。ずっとその声と一緒にいることを考えてみてください。スタイルなどは、多くの男性を惹きつけるのにはよいでしょう。しかし、そこであなたの望むたった一人のハートを射止めるには、声は大きな“決め手”となるのです。

「あなたの声は、聞いてて飽きない」「あなたの声で、癒される」となったら、本物です。(♭б)

2018年1月29日 (月)

Q.声の音のきれい、汚いは、何によるのですか。

A.音そのものでなく、その音が、ことばのきれい汚いは、何を示すのに使われるかとか、誰が多く使うかということからきているようです。言語学者の金田一春彦氏は、濁音は京から離れたところでよく使われていたから、汚いイメージがするのではないかと述べています。

金田一春彦氏の指摘では、清音のptksは、鋭、軽、小、美を表し、濁音のbdgzは、鈍、重、大、汚を示しているそうです。hはpより上品、直音はより上品な感じとなる。ヒラヒラよりピラピラ、ザラザラはジャラジャラより品があるということです。(参考:「凝音語、凝態語辞典(角川書店)」)(♭ф)

Q.一番聞こえがよい音は何ですか。

A.音響学的(音声物理学)には、母音が一番、聞こえがよいのです。次に濁音の有声子音、清音の無声子音の順に心地よく聞こえます。清音とよばれる一部の子音は、不規則な非周期波を描くからです。これを騒音(ノイズ)と称しています。

ところが、日本語では清濁というように、どうも清音がよい音で濁音がよくない音に感じられているようです。キラキラ、サラサラ、ハラハラに、濁点をつけて“ギラギラ、ザラザラ、バラバラ”といってみると、その違いがよくわかるでしょう。カ、サ、タ、ハ行の清音が美しく、ガ、ザ、ダ、バ行の濁音が汚いと感じるのは、skは噪音で、gzの方が楽音だからです。(♭ф)

Q.聞きやすい声とは、どんな声ですか。

A.腹式呼吸で出す周波数25004000Hzの声が明瞭で明るく、清涼感あふれる聞きやすい声といわれています。サ行(サシスセソ)の発声でみると、わかりやすいようです。(参考:拙書「いい声になるトレーニング」かんき出版)

不快感を与えるのがノイズ(雑音)で、子音の多くは、非周期的な波形を示します。ノイズを含まない楽音、つまり、母音が多く含まれていることばは、聞きやすい声になるので、発声トレーニングによく使われるのです。

(♭ф)

Q.一番聞こえがよい音は何ですか。

A.音響学的(音声物理学)には、母音が一番、聞こえがよいのです。次に濁音の有声子音、清音の無声子音の順に心地よく聞こえます。清音とよばれる一部の子音は、不規則な非周期波を描くからです。これを騒音(ノイズ)と称しています。

ところが、日本語では清濁というように、どうも清音がよい音で濁音がよくない音に感じられているようです。キラキラ、サラサラ、ハラハラに、濁点をつけて“ギラギラ、ザラザラ、バラバラ”といってみると、その違いがよくわかるでしょう。カ、サ、タ、ハ行の清音が美しく、ガ、ザ、ダ、バ行の濁音が汚いと感じるのは、skは噪音で、gzの方が楽音だからです。(♭ф)

Q.聞きやすい声とは、どんな声ですか。

A.腹式呼吸で出す周波数25004000Hzの声が明瞭で明るく、清涼感あふれる聞きやすい声といわれています。サ行(サシスセソ)の発声でみると、わかりやすいようです。(参考:拙書「いい声になるトレーニング」かんき出版)

不快感を与えるのがノイズ(雑音)で、子音の多くは、非周期的な波形を示します。ノイズを含まない楽音、つまり、母音が多く含まれていることばは、聞きやすい声になるので、発声トレーニングによく使われるのです。

(♭ф)

2018年1月27日 (土)

Q.イーウが共鳴しにくいのですが、どうしたらよいでしょうか。

.たまに、「イ」は共鳴しやすいという人もいますが、ほとんどの場合、何度も繰り返し訓練して、共鳴しやすくなったことが多く、何の努力も訓練もせずに、響きやすいという人はあまりいないでしょう。

「イ・ウ」が共鳴しにくいということは、それ以外の「ア・オ・エ」は共鳴しやすいということが、前提になっているということが、重要です。「ア・オ・エ」が共鳴しやすければ、その訓練の延長として、「イ・ウ」にも取り組めばよいのですが、トレーニングした憶えがない場合は、まず、「ア・オ・エ」が均等に共鳴するように、訓練しましょう。いちばん響きのよい声に、そろえていくのです。

たとえば、「ア」が共鳴しやすければ、「ア」を出すつもりで「オ」や「エ」を出し、均等になったら、今度は、「オ」を出すつもりで「ウ」を、「エ」を出すつもりで「イ」を出すトレーニングを繰り返すことです。これは、それまでの下積みがものをいうので、割と早くできる人もいれば、なかなか難しく、時間のかかる人もいます。すぐにできるとは限らないので、繰り返しトレーニングしましょう。(♭Ξ)

 

.共鳴しにくい理由として、イ、ウは口を開けない母音なので、口内の空間も必要以上に狭くなっていることが考えられます。口を開ける母音ア、エ、オを活用して今までよりも口内を開けてイ、ウを発音してみましょう。

一般的にやりやすい組み合わせは、母音ウにはアーウ、オーウ、母音イにはエーイです。まずはアーと声をのばし口内の空間を保ちながら口を徐々に狭くしてウにもっていきます。(もちろんアと全く同じ空間のままでウは難しいですがなるべく保つように心がけます。)アとウが同じ響きで行うことができたら、アーウ:ドードと音程をつけて練習し、さらにはアーウ:レード、ミードと音程の幅を広げていきます。オ―ウ、エーイもやり方は同じです。

なお、イ、ウに限らず発音すること自体に力んでしまう人にとっては、これだけでは不十分なので、顎や口周りの力みを緩めるトレーニングも並行して行うことが必要です。(♯α)

 

.「イ」も「ウ」も、普段日本語を喋っている感覚で歌おうとすると、なかなかうまくいかないことがあります。いつもの感覚で発音しようとしたときに起こっている現象としては、「イ」では、口が横に広がり過ぎていて、なおかつ上下方向に狭い状態になっているのではないかと推測します。この状態では、口の中は狭くなり、上下方向の空間が確保できないので、響かずにつぶされたような声になると思います。また、喉への負担も増します。

「ウ」では、口を突き出したような状態での発音になってしまうと、「イ」なのか「ウ」なのかわからないような発音になってしまい、この状態では、本来の「ウ」の状態とはかけ離れてしまいます。理想とする本来の「ウ」というのは、欧米原語のuの発音であり、限りなくoに近いものがあります。非常に深みのある音色になるはずです。

いずれにせよ、ieaouという5つの母音を発音する際に、口の形状、特に口腔内の空間が変化し過ぎるということが、最もよくないことだと思います。一語一語喋り過ぎないこと、oの口の形状をベースにして、それを動かし過ぎないように、ほかの母音を処理できるようにしていくといいでしょう。(♭Я)

 

.イーウは口の中も狭いため、共鳴腔も必然的に狭められてしまい、なかなか難しいところではあります。

ある有名なイタリア人テノール歌手が、自伝で書いていることで大変意義深いなと思ったことがあるのですが、「歌手はすべての母音に”オ”母音の要素を含んでなければならない」ということです。

口蓋が下がっている日本人がよく注意される項目の中に、口の中を大きく開けてなどというのがあると思いますが、イタリア人までも、口の中を丸く保つということが重要と考えられるようです。

これを踏まえて、私がやっている練習は、口蓋を上げる、喉の奥を開く、頭蓋骨の後側に空間を意識する、かぶったキャップを持ち上げるかのようにように少し頭蓋骨後ろ部分を持ち上げるなどです。このような広い空間を頭蓋骨の中に作ったうえで「イ」「ウ」を発声します。母音が浅いからと言って、決して音の響きをつぶしません。丸い響き、後頭部の空間を保ったまま発音するのです。これで明瞭に発音できているのか不安になるかもしませんが、聞いている人からすると、何の支障もなく、明瞭に聞こえるものです。(♯β)

 

.i」も「u」も舌の位置が高い母音です。母音を発声するときに、口唇を横に引っ張ったり(日本語のi)、すぼめたり(u)して形を作りますが、口唇の形の違いだけで母音を作ろうとすると口腔内のスペースが狭くなり発声・共鳴しにくいことがあります。

訓練として行っているのは、口唇の形をあまり変えずに下の位置によって母音を変えていく練習です。もちろん連動して口唇も形も変わりますが、主に舌の位置を頼りに母音を作っていくと響きが統一されてくるのが実感できると思います。

また、「i」「u」は声帯を閉じやすい母音でもあるので、人によっては声が出しやすいという人もいます。逆に「a」「o」などは開いてしまって声になりにくいなど、人それぞれの状態があります。

i」「u」が共鳴しにくいのであればご自分にとって鳴らしやすい母音から丁寧に注意深く「i」「u」へ移行するという練習も有効だと思います。その際に口唇や舌の動き、どの時点で共鳴がなくなってしまうのかをご自身またはトレーナーとともに研究してみるとよいと思います。

i」「u」は前だけではなく、後頭部や首の後を意識する母音なので、「後ろの感覚」が苦手なのかもしれません。

 苦手な母音を克服する過程は自分のクセに向き合うよいチャンスなので、トレーナー等に相談して実際に声を聴いてもらうのがよいと思います。(♯ё)

 

.イ、ウは、欧米人(イタリアなど)と比べますと日本人は浅く、平べったくなりがちです。日本語を話す時、日本語歌唱をするときは、場合によっては浅いイ、ウのままで(結果的にそのようになっても)許容できます。しかし、欧米の言語、歌唱になりますと日本語のような浅いイ、ウは違和感を感じます。詰まる感じがし、共鳴しにくさを感じることがあります。

欧米の言語、歌唱では、どの母音も共通しますが、特にイ、ウは縦に伸びるように響きを作ることを特に意識します。体の中に一本の筒が入っていて、その筒の中に息を流しているイメージです。その意識を持つだけでイ、ウが縦の響きになり、共鳴することを感じると思います。

ちなみにウ母音を発する際によく「オのように発音しなさい」と教えられたことが少なくないですが、一理あると思います。(♭й)

 

.イとウは別の問題だと思います。私はイは、あまり口を閉じないようにしています。そして舌の横の部分に歯が当たっていることを確認すると、口の形が安定します。男声の場合は特に問題がないように思います。

ウは、オの共鳴を確認してから「オ―ウーオーウー」と近づけていきます。イタリア語のuoに近いので、oができてればoの共鳴を逃がさないようにすればOKでしょう。日本語の歌詞の場合は、私はイタリア語のuから逆にどの程度、日本語っぽく(薄く)するかを考えます。

しかし、語頭がウの時は例えば「うつくしい」を「utsu…」とかなりイタリア語っぽく露骨にやってもわざとらしく聞こえません。前の母音と繋がっているときは、前の母音の共鳴を変えないようにします。(「さまよう」など。)また、子音が付いているときはその子音にエネルギーをかけます。(「さすらう」を「sasssu…」など。)しかしいずれにしてもウは難しいので緊張しますね。(♭∴)

 

.イとウの母音は口腔内の容積が小さくなるので、アのように開放的に声を出しづらい母音ではありますが、反対に少ないエネルギーで効率よく鳴らすことが可能な母音でもあります。

まず、「イ」の母音の発音方法から見てみましょう。舌の両サイドのみを上の歯に押し付ける。まずはこれだけで「イ」をやってみて下さい。高音に行けば行くほどこの状態のキープは難しくなりますが、苦しくなってもやめないで、さらに強く舌を上に押し付けます。もう無理!という段階に来たら、唇の両端を上げてください。楽になります。

すると、喉だけが開いて、空気の通り道が狭まるのが感じられます。狭い道を抜けていく空気が勝手に「イ」という音を立ててくれます。これがよく共鳴する「イ」の状態です。

次に「ウ」です。前提として日本語の「ウ」は、ヨーロッパの諸言語の「ウ」に比べて浅い位置で発音するので、ここからはヨーロッパの諸言語の「ウ」の話をします。声帯をなるべく下に下げて喉で「ウ」というのがポイントです。つい口先を丸くすることに気を取られて「ウ」と言ってしまいがちですが、口先ではなく、喉で言います。

例えばドイツ語には何種類もの「ウ」がありますが、全部喉の位置は同じで、口先の形だけを区別して発音します。

これができるようになれば、日本語の「ウ」にも応用が可能です。(♯∂)

 

.イやウは、口の中が狭くなりがちなので、共鳴しにくいと思われます。ですから、他の母音よりも意識して、口の中を開けると共鳴しやすくなります。しかし、なかなか、他の母音と統一することが難しいです。アイエオウの順で、ロングトーンなどで、確認することが大事です。なるべく、音色が変わらずに、統一されていることが重要です。見た目の口の形も、気をつけてみましょう。口に力が入ってると、共鳴しにくくなります。発音は、口で作るよりも、鼻の奥を意識して発音すると、イやエが、響きやすくなります。口の開け方も、とても重要です。

イは決して、横に開かず、ドイツ語のUウムラウトのイメージがよいと思います。ウもなるべく、見た目、口をあげず、丸い感じをイメージして歌うとよいです。

顔の表情も、気をつけるべき点で、目をしっかりと開き、後頭部を開くようなイメージで歌うと、共鳴しやすくなります。顔や口など、気をつけるべき点は多くありますが、それらは、すべて、支えあってのことです。恥骨から、背中を通って、息が出るのをイメージして、歌うとさらに共鳴してきます。口の開け方は、音の高さにもよりますが、基本は横に開けないこと。高い音になるとそうもいかないかもしれませんが、なるべくたてに、口を開けるようにすると、共鳴すると思います。(♯Ω)

 

.母音の中でイとウがもっとも難しいと言われています。皆さんが一番苦労する母音ですし、私も繰り返し練習を積んだ母音です。「イ」と「ウ」は口の中が狭くなります。特に「イ」は口を横に開く、と学校で習います。子供のころによく見た50音の口の形の解説図にも、しっかりと横に開いた図が載っていますね。

確かに「イ」は横に開くのですが、それでは歌うときに喉がしまってしまうし、あごも固まってしまい歌いづらいです。

「イ」の時の舌の位置を鏡で確認してみましょう。舌の両脇が、上の奥歯を軽く押しているのが分かると思います。

舌の奥は喉と一緒に上に上がってこないように、初めは意識的に力を入れて下に下げるようにすると口の中が広くなります。もっと分かりやすく言うと、「イ」の母音の時でも軟口蓋は常に高く、そして舌の先は下の歯の裏に軽くついている状態を保ちます。これで「イ」の発声が出来るよう繰り返し練習します。

「ウ」の場合も同じです。唇を丸くし、口の奥は「オ」の状態で広く、高く保ちます。音の高低に伴って、喉(声帯)が一緒に動いてしまわないようしっかりとお腹で支えます。息のラインは「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」すべて同じ場所を通るのです。響きは頬骨の辺りや鼻筋のところにあたるよう意識します。

覚えるまで時間がかかると思いますが、正しいラインで声が出せればとても楽ですので、がんばって練習しましょう。(♯Å)

2018年1月24日 (水)

Q.いつも完璧を求めて失敗してしまいます。

A.話に完壁ということはない。誰でも部分的に言い損ねたり、間違ったりすることがあります。それが話全体の信頼性を薄めるようではいけません。悪い影響は、できるだけ他のところまで及ぼさないようにします。そのために、失敗は目立たないようにそこで切り、うまくカバーしなくてはなりません。(Э)

Q.話の本筋に不要な枝葉についてどうすればよいでしょう。

A.思い切って捨てるべきです。ただし、時間が余った時のために、いつでもたくさんの枝葉を準備しておきます。枝葉である以上、幹とつながっていなくてはなりまえん。わかりにくい時は、そのマップを黒板で明示するくらいの親切心があってもよいでしょう。(Э)

Q.話を本筋から逸らす時のやり方とは。

A.「ちょっと脱線しますが」「そういえばこんな話があります」、戻す時は、「では、話を戻しまして」「ちょっと話が逸れましたね」など、いつ逸れて、いつ戻ったのかを明示します。

枝葉であるから、常に位置を確認して適当なところで折って戻ることです。何のために枝葉をつけるかというと、幹だけでは色気がないからです。たてまえ、能書きだけでは、わかりにくいからです。幹をより太く通すために、枝葉に逸らすわけだから、そこでわかりにくくなったら何の意味もありません。

その色気は、具体的な体験例でとるのがよいです。そのことで話がふくらみ、興味がより引きたてられるようになります。(Э)

2018年1月23日 (火)

Q.電話の声で親しくなるには。

A.電話では、表情はわからないから、すべてを声で判断します。つまり、判断されているということなのです。

親しくなるほどに、言葉の内容よりも声のニュアンスが大切になります。

恋愛モードの二人は、長電話になります。そこでは話の内容でなく、相手とつながっていたい、声を聞いていたい、声を聞かせたいというところにあるのです。(♭б)

Q.声での魅惑術を知りたい。

A.魅力的な声を使おうとしても、そこには、相手の好みが入ってくるから、一概にいえません。

あなたの相手が、声に無関心、あまり価値をおかない場合と、とても大きくウエイトをおいている場合とも違ってきます。

ルックス、性格、年収(経済力)、ほど、相手に求める条件というのに、声のことはでてきません。

「好みのタイプは? 何を優先して決めますか」などといっても、まだ声というのは表面には出てこないものです。でも案外と、声にはだめ押し効果があるのですよ。(♭б)

Q.発声の練習をいつも忘れます。

A.「般若心経」を唱えるとか、マントラとか、何か座右の銘を一つもって、いつでも唱えられるようにしておくのも一つの方法です。あまり宗教っぽいのはタブーですが、何でもゆっくりと低めに声を出していると、心が落ち着くものです。(♭б)

2018年1月22日 (月)

Q.言葉の美醜は、楽音で決まると聞いたのですが。

A.音は、楽音と非楽音というものに分けられます。楽器の音のように音の高低を感じることのできる音は、楽音と言われ、逆にピッチ(音高)のない音、たとえばせせらぎの音やそよ風の音などを非楽音と呼びます。聞きやすい声は、言語音では、周期的な波形を示す母音にあたります。(♭ф)

Q.英語では母音の前後に子音はいくつあるのですか。

A.Strengthは、CCCVCCCC(母音のまえに3つ、母音のあとは4つまで)でもっとも多い1音節の例です。日本語は1音節がCVC1つにV1つ)までだから「すとれんぐす」は5音節となります。

英語では拍1つにStrengthsが入るのに、日本語では拍5つ必要とします。歌にすると、音符1つにStrengthsとつくのに、日本語になると「すとれんぐす」は音符が5つ必要だからです。それで、一曲に歌詞内容があまり入らないのです。(♭ф)

Q.強弱アクセントで何が変わるのですか。

A.英語は、強弱の変化でアクセントをつけます。この強さの変化に伴い、高さも同時に変化します。強弱アクセントで品詞や語句の意味の違いまで生じるのです。

import(輸入-名詞) import(輸入する-動詞)

record(記録-名詞) record(記録する-動詞)

 

white house(白い家) white house(黒でなく白い家)

White House(ホワイトハウス) White house(ホワイトさんの家)(♭ф)

2018年1月20日 (土)

Q.喉で声を鳴らしているといわれました。

.日本人の陥りがちな声の出し方の一つに、声を喉でおして出すというのがあります。

これは日本語を話すことによる原因なのかもしれませんが、一所懸命に声を出そうとすると、声帯の周りの筋肉を固めてしまい、体を使って声を体の外に送り出していくという感覚があまり見受けられません。

理想的な声は、お腹の底のほうに支えられた息が、声帯に送り届けられ、喉や体にはなんの力みもなく、息が体外に吐き出されることです。しかし、頑張ろうとする気持ちが、体を変にゆがめたり、力ませたりするようです。

日常で大きな声を出すこともないため、訓練をしていていなければ安易な体の使い方をしてしまったり、簡単に頼れる喉に頼ってしまったりするのかもしれません。

喉声にならない、喉で声を押さえないためには、本当に訓練が必要です。お腹に意識を傾けて、お腹の底から息を吐くこと、それに声をつなげていくこと、体がぶれない体幹の強化など、本当にいろいろな要素を学んでいかないといけないのです。(♯β)

Q.レッスン後の復習をどうすればいいでしょうか。

.レッスンを受けて日が浅い場合は、トレーナーが言ったことの意味がよくわからなかったり、レッスンで使用する言葉が共通のものになるのにも時間がかかるため、アプローチが必要です。録音をしておいたものを聴いて、その通りに再びやってみることをお勧めします。レッスン中に指摘を受けたことを、その前後で声がどう変わるかを聴き比べていただいて、ご自分の耳を養い、頭で納得することも必要です。その際、鏡を見ることも大事です。トレーナーが言っていた口の開き方、姿勢を保てているか自分の目で確認します。自分自身が、自分のトレーナーになるような視点が必要です。

レッスンを積まれた人は自分の練習の声を機械で録音してみて、それがうまくできているか確認してみることです。一回のレッスンを、ただ経験として流していくか、予習、復習をして「確認の場」としていくかは、受け手の姿勢で変わります。レッスンを充実したものとして活用していくために、毎日、どこかで時間を見つけて練習してほしいと思います。(♯β)

Q.お腹は張り出すのがいいのですか、それともひっこめるのがいいのですか。

.歌うときに下腹を意識するように言われていると思いますが、結論から言えば両方使います。

一流の歌手が共通して言うのは、必ず一方向ではなく、筋肉は両方向に使うということです。お腹を張り出して外側に押し広げることだけやっていたのでは、いつか限界がきて、体がカチカチになってこわばってしまいます。また、お腹をひっこめる方向のみやっていては、せっかく息の入った体をしぼめてしまいます。

適材適所、そして自分の体のやりたいと思う感覚に任せて、時に張り出し、時にしぼめるというやり方で使っていくといいのだと思います。よく速いスタッカートのような音型のときには、お腹をすぼめ、長いフレーズを朗々と歌うときにはお腹が張り出しているように使っている人をよくお見受けします。これでいいのだと思います。頭で考えるよりも、体はもっと賢く、しぜんに体を使うということをやってくれる時がありますのでこの感覚を大事にしましょう。

ひっこめるか、張り出すかという二者択一ではなく、お腹を常に流動的に、どうとでも動かせるという感覚が重要なのだと思います。(♯β)

2018年1月17日 (水)

Q.説明などが長引いて、構成がわからなくなるのですが。

A.その時は、「ここのところは、先ほど述べた○○に対し、××という位置づけになるのです」のように、聞き手の頭の整理を助けることです。わかっている人にも確認できて安心感がもたらされるし、ひと休みできます。聞き手の頭でまとめるべき話を逆に混乱させたり、話がわからないという不安を呼び起こしてしまってはなりません。これは、不快感につながるから、話し手の話の評価は当然落ちます。(Э)

Q.話が脱線する時に注意することは、何でしょうか。

A.きちんと聞き手に説明することです。

話は、時には脱線、本筋から逸れても構わないが、それが往々にして聞き手に伝わらないことも多いです。つまり、話の流れの中では、ちょっとした脱線や余話も、聞き手に説明しないと伝わりにくいのです。うまく構成して話をのせていけば、やがて聞き手が正しく判断できるようになるものだが、聞き手にも、いろいろな人がいます。一部の聞き手であっても、誤解や迷いが生じると、話の効果が半減してしまいます。そういう時は、話の流れをいったん止めて、わざと話のなかで整理して伝えておくとよいでしょう。(Э)

Q.結びは、どう締めたらよいですか。

A.結びの言葉には、要約、決意、願望、お願い、問題提起、警句など、さまざまな意味あいが含まれるが、いずれにしても、いっこうに終わらず、だらだら語りつぐのはよくありません。終わる前には、「終わりにします」と言わなくてよいが、「それではまとめておきます」「本日、話したことは○○でしたね」「これからは皆さんは○○してください」「○○していこうではありませんか」などと、終わることを匂わせていくとよいでしょう。(Э)

2018年1月16日 (火)

Q.自分の声チェックの仕方は。

A.今日の自分の声とその状態をチェックしてみましょう。

いつもよりも(とてもよい よい ふつう 悪い とても悪い) ○/10

その原因は何でしょうか。(       )(♭б)

Q.恋をすると、人は饒舌になるというのですが。

A.はい、そうですね。しかし、恋すると寡黙になる人もいます。おしゃべりな人が、その人の前ではベラベラしゃべらない。逆に、他の人にあまりしゃべらない人なのに、特定の人にはベラベラしゃべるようになる。まわりに言わなくていいことまで言ってしまう。そして、「あっ、恋におちているんだ」とわかることもあるでしょう。本人よりも先に、まわりに悟られることが多いかもしれません。(♭б)

Q.自分の声で、自分の考えがわかると聞いたことがあります。

A.自分の話す声の変化に気をつけると、自分の健康、体調、気力、バイオリズム、いろんなことがわかります。女性なら、生理もわかる。そのときは、のども充血し、風邪の状態のようになります。本当に風邪やもっと深刻な病気のときもあるから、要注意です。

それと、自分の本心もわかります。「なぜ、声が上ずっているのか」というと、緊張しているから、それはどうして、と考えていくのです。

私もときに、自分の声が喜んでいたり、怒っていることに気づき、状況をみることがあります。気を鎮めなくてはいけないときは、ブツクサつぶやくのもよい方法です。

(♭б)

2018年1月15日 (月)

Q.英語は音がおちるとは、どういう意味ですか。

A.hは、もっとも勢いよく息を吐き出す音で英語の音の基本です。エネルギーを使う音といえます。「ハイ」というのをブレスヴォイストレーニングは、基本の最初の音にもってきています。この音は、日本人でも体から息を吐きやすく声にしやすいからです。しかも、日常的にも基本のあいさつで、意志をもったことばとして使われています。

さて、音がおちるというのは、英語でのheherhaveなどでは、必ずしもはっきりとしなくとも前後からわかることが多く、軽く発されると、息がhの音にまでならないこともあるということです。

(例)when he ウェニー(ウェンヒー)

 

・強形のとき、強くはっきりとした母音で発される。

弱形…弱くあいまい アとウの間のような音になる

have ヘァーヴ ハヴ アヴ ウヴ ヴ

・弱形のとき、頭の音はよくおちる。

can(クン)、must(ムス)、to(タ)、do(ダ)、for(ファ)、you(ユ)、some(スム)、been(ベン)(♭ф)

Q.hが基本とは何ですか。

A.英語に限らず吐気は、hの音がベースです。有声音に加え、無声音が占める割合がかなり大きいのです。息がたくさん入ると、英語では低い音はもっと低く、高い音はもっと高くなります。

「ハァーッ」と吐いてみましょう。この「ハーッ」でワンセンテンスがおわります。日本語は、適当なところで息が切れ、適当につなぐのだから、全く違います。最大のポイントは、息の圧力の違いです。これが声にも大きな影響を与えます。(♭ф)

Q.英語は息が強く先行するとは、どういうことでしょうか。

A.英語に限らず、欧米の言語(大体は日本語以外の言語)に共通してあてはまることです。

英語は吐気先行が大原則で、その吐いた息の上に音がのります。その息の切れ目が英語の切れ目です。つまり、英語は一息が1センテンスなのです。

私たちが、うまく外国語をヒアリングできない原因の一つは、この吐く息の音が聴けていないからです。(♭ф)

2018年1月13日 (土)

Q.歌の練習時間は長い方がよいのですか。

A.貴重な時間の中でやみくもに歌うということは疲労にもつながるので避けたほうがよいと思います。また、歌詞を覚えるとか作曲家について調べるというようなことは音を出さなくてもできますし、呼吸のトレーニングも日々の生活の中に取り入れてしまえばよいでしょう。

歌を歌う時間をそれほど多く取らなくても結果的に音楽の稽古ができる場合も多いです。

何よりも大切なのはよい演奏にじかに触れるということ。ジャンル関係なく、できれば普段クラシックを歌っている人はジャズやラテン、ロックなどを、ポップスを歌っている人はクラシックやオペラなどを、自分と違うものも積極的に聴くようにしましょう。すると、世界の音楽がどのように繋がっていて、自分が今何をすべきかということが見えてきます。

ピアノが弾ける人はバッハを弾いてみることもとてもおすすめです。歌のフレーズ感を持つのにとても勉強になります。(♯ё)

Q.ストレッチについて知りたいです。

A.歌うのはスポーツと一緒なので、全身の筋肉をしなやかに保つことが大切です。

身体が固いんです・・・とおっしゃる人も多いですが、年齢関係なく少しずつ生活に取り入れることで確実に身体は答えてくれます。

ストレッチというと「痛い」と身構えてしまう人は、まずは「血行をよくする」ということから始めるとよいと思います。身体と対話するつもりで一日10分程度からはじめてみてはいかがでしょうか。

メニューを紹介します。

・全身をさする

足の先、手の先、手の平など末端の部分から皮膚をさすります。

だんだん中心部へ移動して背中やお腹(服の上からでよいです)もさすります。簡単にできる自分の身体のメンテナンスです。

・末端から全身を動かす

まずは指先を動かします。そのまま手首を動かします。指先・手首を動かしながら肘を回します。肩→上半身全体→腰→全身の順に動かしていきます。

末端を常に動かしながらというのがポイント。身体の隅々に神経を張り巡らせることにもなります。

・おしりで歩く

床の上に座り、おしり(坐骨)で2~3歩歩きます。前後にバランスよく動きます。

まずはここまででかなり身体が温かくなっているはずです。冬場は特に身体を温めてから練習をしましょう。

(♯ё)

Q. 体を使って声を出すということがよくわかりません。

A.体を使って声を出すようにということは、必ず言われることかと思います。日常生活において、大きな声を出すということを頻繁にできる人でしたら、自然と体を使って声を出すことも経験していると思うのですが、ほとんどの人は、それができないと思います。

まずはご自身の体とコンタクトをとれるように、意識を向けていきましょう。息を吐きながら腹を押し込んでいく、息を吐きながら自分の胸郭の動きに意識を向ける、息を吐きながら背中や脇腹をのばしてみるなどです。

次に、高い音を歌うときに、口蓋をもちあげてみてください。音が高いときには、ご自身の声のポジションも高くなると思います。このときに、お腹や胴回りはどうなっていますか。音と一緒に高いところに引き上げられてしまいますか。できれば、音が高いときには腰から下が地面のほうに引き下げられるイメージをもってください。そして、背中を伸ばす、脇腹を伸ばすということと同時に行い、体を上下に引っ張り合うような感覚で声をだしていくといいと思います。

このように多方面から自分の体にアプローチして、声を出す際に体とつながった意識で発声できるよう、日々練習してみましょう。(♯β)

2018年1月10日 (水)

Q.話の中盤のノウハウを教えてください。

A.話の中盤で、話し方に変化をつけると聞き手に飽きがきません。ゆっくり気持ちを込めて話したり、楽によどみなく話したり、時に小さな声で話したりと、テンポ、問、声の大小にメリハリをつけてみましょう。また、体を移動する、ジエスチャーを使う、黒板を使う、小物を使う、ジョークを言うなども、聞き手の集中を高めるのに役立ちます。(Э)

Q.出だしには、何を話すべきですか。

A.出だしには、まずは好奇心をかきたてるような話から始めるのがよいです。

・著名人、聴き手に関心のある人物の言葉を引用する

・具体例をひく

・体験から入る

・品物を見せる

・質問する

・ショッキングな事実やデータを示す

・人間味あふれた話をする

・印象的な言葉を引用する

・聴き手への影響の大きなことを述べる

などです。また、あらかじめ考えたものではなくともよいでしょう。

・その場で気づいたこと

・他人の話を受けて

・そこにいる人をだしにして

・そこの場との関わりから

たとえば、

そこで気づいたことを即興的に入れて

・そこで話すことになった経緯

・今日、そこに来るまでにあったこと

から話してもよいでしょう。

Q.話の出だしのノウハウはありますか。

A.聴き手の緊張をほぐし、ホッとさせましょう。そして、自分のペースにもっていくことです。自分のいるその場全体を眺め、天井などに視線をはわせて、23秒の問、つまり「イチニイサン」くらい数えてスタートします。出だしは、声を低めにし、ゆっくり落ち着いていることをアピールするとよいでしょう。(Э)

2018年1月 9日 (火)

Q.真剣に想いを伝える声について考えたいのですが。

A.愛している人の写真を目の前におき、自分で声に出して、その人に語りかけてみてください。

次に、その人の返してくる言葉と声を、想像してみてください。思いっ切り親しげに対話してみましょう。楽しかったときのこと、そのときの会話を思い出して、もう一度、なぞって言ってみましょう。

とても気持ちよく満たされた体験のときなら、何でもかまいません。そのときの声の感じを、よく覚えて練習しておきましょう。 (♭б)

Q.声のよしあしで愛がきまりますか。

A.声そのもののよしあしでなく、使い方、声に心を込めて使うこと、そして、きちんと相手の胸に届けること。キャッチボールのできる声が、とても大切です。(♭б)

Q.愛される声とはどんな声でしょうか。

A.「○○の声」といわれたときに、わかりにくいなら、その逆の声を考えましょう。「よい声」に対して「悪い声」、「愛される声」に対して「愛されない声」ですね。それはどんな声でしょうか。

つまらなそうな声、ぶっきらぼうな声、平坦な声、たとえば事務的な声、官僚的な声といわれる声、それらは表情のない声ですね。おどおどした声、落ち着きのない声、慌てたような声などは、ときに魅力的ですが、いつもそうであると、やはり疲れそうですね。暗い声、こもった声、鼻に抜けた声、つまった声は、よくないでしょう。

なまめかしい声、ハスキー声、悪女っぽい声、セクシーな声、このあたりはTPOと好き好きでしょうか。

となると、愛される声は、心のこもった声、それが表情にあらわれた声ということになります。やさしい声、明るい声、元気な声、さわやかな声など、いろいろです。

(♭б)

2018年1月 8日 (月)

Q.関西弁は日本語のなかでもアグレッシブではないですか。

A.私は、関西でも指導をしていますが、関東や東北などに比べ、関西の気質は、どちらかというと音楽的に恵まれているように思います。声についてもインターナショナルな感覚に根ざす風土をもつように感じます。表現するにも、日本のなかでは、かなり、はっきりという方だからでしょう。多分、本音でいう、つまり、話しことばが優位の世界であるからでしょう。(♭ф)

Q.アフタービートが苦手です。

A.ついこの間まで、洋楽でも二拍子、頭打ちでアフタービートなど取れなかったのが、日本人だったわけです。

いろんな方法、メニュ、教え方があり、迷って両立できなくて困っています。ヴォイストレーニングの基礎では、私は考え方としては分けています。トレーニングにおいては、両方できて、後で選べるように力をつけておけばよいと考えます。むしろ今までと異なる感覚、聞き方にチャレンジしてみるべきだと、私は思っています。それがもっとも感覚を柔軟にして、声をベースで大きく育てることにつながるからです。ところが多くは、その逆ですぐに教えて、さらにそのくせを固定させてしまうことが多いのです。(♭ф)

Q.子音で音高を処理するというのはどのようなことでしょうか。

A.高音でも有声音(多くは母音)で共鳴させるか、スタッカートの処理をするしかないのです。

彼らのように息を吐いたところで、その音色を音高でとる(一音というより、メロディコードの流れのなかでとる)感覚はないのです。(西城秀樹さんなどのシャウト声が少し近いかもしれません) 

向こうのリズム中心の歌に日本語をつけたときには、こういうレベルの差がまだまだ解決できていないのです。

もとより日本人のお客は、リズム、音色よりも、メロディとことば(発音)を聞く耳ですから、そう簡単には変わりません。そこは耳、即ち、育ちや文化の問題になってきます。(♭ф)

2018年1月 6日 (土)

Q.地声と裏声がうまくつながらない

A.低い声は地声で発声していると思いますが、音階練習をしているときに、高い音に移行するときに、スムーズに移行できずに、あきらかに音の変化がわかってしまうような歌い方になってしまう人がいらっしゃいます。地声から裏声にかわるときに、ヨーデルのような感じで、声の質が明確に区別されてしまうかのようなイメージです。

歌のときに、この声の転換をいかに目立たずにこなせるかということが、歌において身につけなければならない技術の一つです。

もし地声で歌っているときに、喉やあごに明らかに力が入っている人は要注意です。地声を出すことに相当な負担をかけていては高い声の裏声につながっていきません。なるべく脱力して、なにもしていないという感覚で声を出していきましょう。

高い声をリップロールで練習してそのまま下の音域に降りてきてみましょう。高い声を無理なく出せているときの喉の感覚をよく覚えておいて、その喉の形のまま下の声を出していき、地声と無理なくつながるように練習してみてください。(♯β)

Q.一本調子の読み方になるのはどうすればよいのですか。

A.声を出すことに、とても一生懸命になっていても、なかなか思うように表現できなかったり、声の出し方が一辺倒になってしまう人がいらっしゃるようです。

声を出すことだけに一生懸命になるより、一度立ち止まって、自分が出している声がどうなっているか、その時姿勢はどうなっているか、録音、機や鏡を頼りに、自分を振り返ってみる必要があるとあります。

ずっと前のめりの姿勢になっていませんか。また体をかためてしまってはいませんか。体は柔軟であるのが望ましく、この形でないと声が出せませんというのではよくありません。

声に関して、一本調子のことですが、音程に高低の抑揚はついてますか。トレーニングをして日が浅い人と、プロの違いはこの音程の高低の幅が相当違います。最初は恥ずかしく感じるかもしれませんが、思い切り高低の差をつけてみてください。

それから、子音のそれぞれに変化はついてますか。いつも同じパターンでしか発音できないというのではなく、子音もゆっくり発音したり、速く発音したり、湿った感じ、乾いた感じを使い分けることで、表情の違いが生まれます。

さらに、文章を気持ちの変化と共に読めていますか。一本調子を技術で回避することもできますが、何より、気持ちの変化を載せていくことが大事だと思います。

(♯β)

Q.共鳴について教えてください。

A.共鳴のスペース(口腔、鼻腔、胸郭)を確保したら、その次に必要なことは、声帯をきちんと合わせるということです。

共鳴スペースを広げるように練習すると、初心者のかたは、ボオーっと焦点の定まらない、あくびのような声になってしまうことが多々見受けられます。空間を広げるよう言われて、確かに喉の奥、鼻腔などが広がったとしても、それだけでは不十分です。

民謡歌手は倍音が多いと言われていますが、彼らの特徴として素晴らしいのは、息の吐き方、そのスピードです。ポップス歌手がかなわないほどの息のスピードがあります。民謡歌手でプロになられる人の多くは、子供のころから訓練を積んでいると言われています。そのため、揺るぎのない発声を手に入れていると思います。この息のスピードがあるから声帯がきちんと閉めることができるのです。

発声練習の時に、体はリラックスして共鳴腔を確保しつつ、スピードのある息を吐くという練習を積み重ねてみてください。(♯β)

2018年1月 3日 (水)

Q.話に自分の印象を残したいのですが。

A.淀川長治氏の「さよならさよならさよなら」、水野晴郎氏の「映画って本当にいいですね」。

この二人の名セリフは誰もが知っています。そういえば、捨てゼリフっていうのも、ダメ押し的に利いてくるものです。(Э)

Q.いくら話しても覚えてもらえません。

A.発されているところは消えるが、消え入るところが残ります。鐘の音と同じで、消えてしまって、それから心に聞こえるものがあって、感じます。聞いた瞬間の音など、誰も覚えていません。消え入りて心に残ります。つまり、余韻が肝心なのです。(Э)

 

Q.「出だし」より「結び」が大切ではありませんか。

A.歌でたとえたら、エンディングが決まりそこなったら失敗です。話や歌は、口から発せられては消えていくから、本当に確かなものとしては残りません。残るとしたら、最後の一フレーズです。(Э)

2018年1月 2日 (火)

Q.なぜ、声にこだわる必要があるのですか。

A.声にこだわるのをお勧めするのは、声は能力やルックスとも関わっているし、そのイメージと切れないからです。仕事のツールとしても欠かせません。

まだそこに気づいている人が少ないからです。まだ、どのようにすればよいかわからないし、行動にまで移そうとしていない。大した投資をせずとも、大きな見返りが得られる時期だからです。(♭б)

Q.相性は、声の相ですか。

A.二人で「アイウエオ」のそれぞれの音の感じについて考えましょう。

このそれぞれの音に、何を感じますか。

1.「ア」 2.「ィ」 3.「ウ」 4.「ェ」 5.「オ」

(♭б)

Q.日本人は、声でみると男女とも同じなのでしょうか。

A.今や、「オイ、メシ、フロ」の無言亭主は、ぬれ落葉や粗大ゴミとなりました。口べたで声を出さない夫をたてて、実を握っていた嫁さんは、日本では不幸ではなかったと、私は思いますが、これからの男性はしゃべらないと、健康上よくありません。(♭б)

2018年1月 1日 (月)

☆Q.日本人の高音に力がないのはなぜですか。

A.かつての日本のポップス歌手は、こういう問題をテノールの発声に似た形、そこにさらに鼻音をきかせて処理していました。これは母音中心の処理です。

今ではリズム中心に変わったようですが、日本人には、元々、子音で音高を処理する感覚はありません。(♭ф)

☆Q.欧米人はなぜ歌でシャウトするのですか。

A.向こうの歌い手はしゃべるように歌います。シャウトして吐き出すようにしても歌いあげているようにならないのは、感覚に基づくものなのです。これは、私たちが聞いているときには、かすれて低く歌っているように聞こえるのです。しかし、合わせて歌ってみると高く、ハイトーンでとても届かないなどというギャップが生じる理由です。真似しても、私たちの声はキンキンとビリビリとした声になるのです。(そこで、今のJ-POPSでは、抜く声やファルセットが多用されるようになりました。)(♭ф)

Q.強弱アクセントがうまくつけられません。

A.私たち日本人が英語をネイティブに話せないのは、その音を聞けていないからだという、一般論にそって述べます。たとえば、年配の方で、Tea(ティ)というのを、Tee(テー)としかいえない人がいます。聞き方が「t-e」 でなく、「t-i」になり、そこで発声器官がその音色を区別して構音できて、ようやく正しい音、声となるということです。他の音でも同じことがいえます。まずは聞くこと、次にまねること、そのときに、かなり大げさに誇張してやることが大切です。(♭ф)

Q.日本の歌のよさとは何でしょう。

A.日本の現代の歌曲(演歌、歌謡曲)は、声楽的な声(の共鳴)の美しさから入ってきたせいもあって、ことば(せりふ)の音声上での表現としての成立をあまり問われなかったと思われるのです。ことばは、意味の伝達という情景や情緒の描写で留まり、あとは声のよさ、発声の美しさで楽器のように聞かれていたといってもよいでしょう。へたをすると、まるでカラオケにことばだけのせているイメージです。とはいえ、こればかりは歌手の実力や思い入れによって、何とでもなるのです。「やさしさ」や「泣き」が一つの特色のように思います。(♭ф)

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