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ヴォイトレレッスンの日々

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2018年2月

2018年2月28日 (水)

Q.相手の心をつかむ言葉の伝え方を知りたいです。

Q.相手の心をつかむ言葉の伝え方を知りたいです。

A.二つ、真逆の方法を紹介します。

一つめは、たたみかける方法です。

テンポをあげ、ハイテンションでピーク、サビを出します。

〈参考〉もの売り、フーテンの寅さんなどのタンカやツッパる

断定的に言って、強い引きつけを狙います。場合によっては、反感をもたれる時もあります。ケンカを売ってはいけないが、こうして緊張感を合間合間で喚起させることは必要です。そこからやさしくゆつくりしゃべると、より効果的です。緩急をうまく入れていくとよいでしょう。

二つめは、控えめに出る方法です。

控えめに、わざと弱めて出るのです。たとえば、程度を表わす言葉も「すごく大きい」よりも、「○○の次くらいに大きい」「日本で二番目くらいに新しい」のように、やや手前でセーブすると、説得力を増します。

聞き手の人柄や性格によっては効果が異なります。ただし、あまり卑屈、下手に出るのはよくない。聞き手はお客様、お客様は神様、常にうやまうことである。敬語をベースに使うことです。(Э)

Q.パブリック・スピーキングに必要なメリハリとは。

A.強弱をつけ、切っていきます。話は短く言い切ります。鋭く切り出し、リズムを作り、それにのせていきます。短く切ると次の言葉が出ないと考え、怖くなるのだが、それでも間をもたせる方がよいです。間をとって、そこで聞き手とともに考えればよいでしょう。

聞き手は、そこまでの話をまとめて、そこからようやく先に頭がいきます。話し手はすでにそこまで話したことはわかっているので、先行できます。あまりにゆっくりと平坦に話していると、聞き手に先に行かれ、退屈な話になりかねません。だから、メリハリが必要なのです。

(Э)

Q.ことばにメリハリをつけるにはどうすればよいですか。

A.デール・カーネギーは、『話術の魔力は君のもの』で、「あなたの言うことを力強く、断定的に言いなさい」と言っています。つまり、「…と思われる」「たぶん」「私個人の意見では」といったあいまいな言葉を使うな、ということです。話は、言いたいことを主張する以上、強調するところをはっきりと示さなくてはいけません。それには、「きっと」「断じて」「とっても」「たいへん」のような言葉を使うとよいです。ただし、使いすぎると押しつけがましくなり、聞き手の抵抗、拒否感を起こすこともあるから、自分の感情を人に強いすぎないことも大切です。(Э)

2018年2月27日 (火)

Q.仕事と恋愛の声は違いますか。

A.プライベートと仕事は切り替るようにといわれます。私事と公事の切り替えです。声も同じです。気をつかわなくてはいけないのは、仕事の相手です。仕事をもつことで、能力、自分の価値、アイデンティティをより確立させることができます。現実の仕事には、現実的な声となります。しかし、恋愛で現実を忘れて飛躍したところから、入手した魅力的な声は、人間的魅力として、仕事に生きてくるでしょう。仕事と恋愛の声を使い分けるトレーニングをしましょう。(♭б)

Q.仕事で信頼を得られるような声のトレーニングとは、どのようなものがありますか。

A.自信をもって言ってみてください。

「私にお任せください」

「絶対に間に合わせます」

「ご心配には及びません」

 

声にみえる自信が相手の信頼を引き出し、あなたを成功へ導きます。

仕事に使う声にも、さまざまなものがあるのです。(♭б)

Q.仕事での声について教えてください。

A.仕事に恋した人は、幸せかもしれません。

仕事を通じて、何よりも多くの人と関わり、何かを成し遂げていくというのは、快感の一つでしょう。特に日本人は、仕事を人生の生きがいにしてきました。仕事が途切れると、人と出会う機会も減り、毎日の中心にやるべきことが伴っていないのに、唖然とするでしょう。

今の日本人は、仕事についても恵まれていると私は思うのです。というのは、自分しだいで仕事で自分を成長させるところに、多くの人がおかれているからです。そこで使われてる声、そのやりとりをよく聞いてみることです。(♭б)

2018年2月26日 (月)

Q.日本人はどうも、音色を大して聞いていないように感じますがどうでしょう。

A.歌になると、日本人は声そのものの違いが、オリジナリティと思ってなのか、あまり音色の変化や構成をよく聞かない傾向があります。歌うとなると、発声練習の声に、ことばをのせ、メロディを動かしているだけではよくありません。同じ音高(ピッチ)にも、さまざまな声色があるのに、一つしか出しません。私はそれを、日本人は“歌声”で歌うと、揶揄しています。(♭ф)

Q.音色はどう変わるのですか。

A.あなたが怒ったり笑ったりすると、声の高低強弱も変わりますが、音色も大きく変わります。私たちは日常のなかでは、こうして声に表情をつけて表現しているのです。

といっても、風邪をひこうと、人まねの声であろうと、声紋分析では、その人の声はほぼ特定できます。犯人特定の参考証拠として使われています。(♭ф)

Q.音色のことを説明してください。

A.バイオリンとチェロは、音の出る範囲(音域)も違いますが、同じ音の高さでも音色が違います。バイオリンは細く、チェロは太いですね。そこでの独自の音色を、私たちの耳は聞き分けるのです。

私たちの声にも、高低、強弱(大小)だけでなく、音色があります。誰の声か判別できるのも、音の成分、音質、つまり、声質といわれるものが異なるからです。これは、音響学的には、フォルマントの違いで表わされます。日本語の五つの母音を区別するのは、第一フォルマントと第二フォルマントです。(♭ф)

2018年2月24日 (土)

Q. 共鳴についてうまくいきません。パワーがないし、一定に保てません。

.共鳴には、いくつかの種類があり、それらの複合具合のさじ加減によって、声はさまざまに変わってきます。それは、トレーナーや先生の好みで決められてしまうことも少なくありません。

どの共鳴にも共通している点は、共鳴のさせ方を体で実感し、繰り返しトレーニングすることで、さらに磨いて強化し、簡単に再現できるようにしていくことです。そうしないと、実際には使えないということを肝に銘じましょう。

共鳴は、力ずくではうまくいかないものですが、ある程度の力があるほうが、やりやすいことも事実です。共鳴させるために必要な、口の中の開け方など、そのために必要な筋肉がうまく育って、楽に使えるようになったところで、初めて、無駄な力を入れずに、効率よく共鳴させることができるのです。

ですから、当然のことですが、一朝一夕でできるようにはなりません。共鳴のレベルにもよりますが、統一性やパワー不足など、ワンランクアップさせるだけでも、1年くらいは、しっかりと自主トレに取り組む必要があります。しかし、考え方を変えれば、時間さえかければ、手に入れることが可能だということです。(もちろん、進むべき方向を間違えてしまっては、意味がありません。)(♭Ξ)

 

.改善策として、まずやるべきことは声を前に出すことです。声を前にだすためにはかなりパワーがいります。できているつもりで、できていない人が多いです。喉が開かないと声は前にいきません。舌根は下がり、下あごも引き(または下げ)ます。嘔吐するような状態になるときもあります。

一人では難しいのでなるべくトレーナーの指示でおこないましょう。レッスンでも、声を前にだすためにさまざまなアプローチをしました。ある人は「これは一人では想像もできない感覚」と言ってました。声を前にだすためには、自分では悪いほうにいくんじゃないかという声の聞こえ方、出し方のアプローチが必要な場合があるからです。

喉が開かないで声を前にだそうとすると、喉をいためたり、ただ怒鳴っているだけの状態になりかねません。喉が開いて声が前に出始めると息も流れますから、共鳴がぶれることが少なくなりますし、パワーもでます。なによりも声が安定しますから歌っていての辛さは減少するでしょう。喉があかない、声が前にでていない中で自分で声を前後左右、上下にコントロールしてもかえって悪い迷路に入り込むことが多いです。一つのことに特化してトレーニングすることも重要です。(♭Σ)

 

.共鳴に統一性を持たせるのは、歌を歌う上でとても重要なことのひとつです。その統一性を持たせた声にパワーをつける・一定に保つ、ためのトレーニングをするという順番で捉えるとわかりやすいでしょう。

共鳴が統一するとは、要するに「母音アイウエオの共鳴を揃える」ということです。大抵は歌いやすい母音=共鳴しやすい母音で一致します。例えば母音ア、イが共鳴しやすい方は、アーオ、アーエ、イーウ、とアやイの共鳴を保ったまま次の母音に移行する練習をします。共鳴しにくい母音だけをどうにかしようと頑張るより、よい共鳴からその状態を引き継ぐやり方が断然に近道です。

共鳴のパワーや一定に保つことについては、息のスピードや息の流れ方が関係します。大雑把な表現ですが息の流れがゆっくりなら穏やかな共鳴、速い流れならパワフルな共鳴、という感じです。また共鳴した声は息の流れに乗って出ていくので、共鳴を保つにはしっかり身体を使って息をコントロールすることが必要です。(♯α)

 

.根本的な原因は、体で支えられていないことだと思います。直接的な原因としては、呼気圧が足りないことによる不安定な状況であると考えます。

共鳴というと、どうしても合唱声のような、軽やかな頭の上で響いているような声のイメージがあると思いますが、声の響きに意識が向きすぎるのはあまりいいことではありません。あくまでも、声を自在にコントロールできるようになった人の最終手段であるべきところなので、いきなり響きを狙いすぎないようにしましょう。

また、音程や高音に対する向き合い方もいろいろな影響を与えます。音を考えすぎてしまうと、声の通り道がその瞬間に途切れてしまうことがあります。声の通り道が変わってしまうことも、声が出しにくく感じる原因の一つになります。

体での支えと呼気圧が足りないことが原因であると述べましたが、呼気圧、つまり、息を吐くエネルギーが不足していると、声の通り道が一定に保てなくなり、結果的に共鳴のビブラートがなくなったり、レガートな感覚が失われることに結び付きます。

それを防ぐためには、しっかりと息を吐ける環境づくり、ブレスの吸い方から、取り入れるポイント、そして、吐き方に至るまで、しっかり体と連携が取れた状態にしなくてはなりません。大きな課題になりますが、全体を改良していくことによって、これらの問題が解決していくことに結び付くと思います。(♭Я)

 

.共鳴を意識したとき、どのような声の種類を用いていますか。頭声でしょうか、それとも胸声でしょうか。

弱々しい頭声、弱々しい裏声ですと、パワーが少なかったり、響きにムラが多かったりするかもしれません。まずは共鳴の前に、しっかりとした発声ができていることが前提になると思います。

共鳴を作るのは身体の内側の作業です。内側の空洞をしっかり確保することが必要です。鼻から吸ったら、その周りはまるで空間が大きく拡がっているかのようにイメージしてください。

ある先生はピザを飲むくらい喉が開いていると表現しますし、またある先生は、軟口蓋が頭のてっぺんまで来るように喉を開けてと仰るし、また、耳も鼻も穴という穴をあけて、という人もいます。

ここで注意しなければならないのは、開けるスペースを確保したために、口の周りや首などに力が入ってしまうことです。リラックスを前提としたうえで、スペースを確保しましょう。

統一性やパワー、一定に保つということに関しては、しっかり身体の支えをキープして、一貫して息のスピードが変わらずに吐けるということが必要になると思います。下半身やお腹周りで身体を支えた上で、喉首肩は極めてリラックスしたまま、頭蓋骨の中の空間を広げて、腹圧を高めたまま息を一定に吐いていくようなイメージで練習してはいかがでしょうか。(♯β)

 

.実際に声を聴いてみないと正確に回答できないのですが、次のように整理して考えたいと思います。

・共鳴に統一性がない。・共鳴にパワーがない。・共鳴が一定に保てない。

・共鳴に統一性がない→各母音間で統一できないということでしょうか。そのようであれば、トレーナーのもと共鳴が統一されるよう練習しましょう。

母音から次の母音への移行に時間をかけて響きを揃えるようにします。

・共鳴にパワーがない→共鳴にパワー(力)が必要かどうかというところから考えてみてください。

リラックスして自然に鳴ることが大切だと思います。

・共鳴が一定に保てない→呼吸のトレーニングからていねいにみていく必要があります。

自分の身の丈以上のことをすぐにしようとせずに、無理やり共鳴させようとせずに、ロングトーンや呼吸、姿勢を見直してみましょう。(♯ё)

 

.原因としては、「体の支えが足りない、体自体が使えていない」ということです。体が使えなくて喉ばかりの発声になりますと、共鳴にある程度のパワーは発揮すると思いますが(元々、喉が強靭な方に限ります)、限度が生じます。音程も正確にとることが容易ではないです。もちろん喉に負担がかかります。

では、体の支えということで、気をつけることは、次の手順になります。みぞおちから下腹部→腰→臀部→下半身へとゆっくり長く筋肉を使います。それが体の支えとなり、その支えからゆっくり上顎へ息を送りこみ、息の上に言葉()を乗せるように声を発します。力の比率が、首より下:首より上=9:1になるようバランスを考えます。軽く声を出しても歌詞がはっきり発音できる支えのバランスです。

これらを注意することにより、体を使う発声が可能となり、共鳴に統一性、一定さを保つことができ、パワーもついてきます。また、健康的な声になり、喉への負担も減らすことができます。(♭й)

 

.まずあなたが「共鳴」を感じたということが大切で、素晴らしいです。それが「正しい」とかそうでないか関係なく。それを弱くても不安定でも、いつでもどこでも取り出せることが大切です。

その次の段階では、共鳴できる高さの一つの音を長くのばして下さい。その感覚を忘れないで。そこから少しずつ強くしていきます。一つの音が強く共鳴してのばせるようになったら、そこから少しずつ音程を広げていけるようにしてください。

何よりも「共鳴した!」と思ったらその感覚を忘れないこと、いつでも取り出せるようにすること、そして少しずつ、強さ、音程を広げていくことです。(♭∴)

 

.声帯で発声した振動は咽頭腔、鼻腔、口腔と言った「共鳴腔」で共鳴します。一定に保ったり、パワーを出していくためには、息を送り出すパワーの部分と、上半身のリラックス、口の開け方がポイントになってくると思います。まず、共鳴する口の開け方を練習し、共鳴の感覚を掴みましょう。

そして、腹式呼吸をしっかりしましょう。その際に無駄な力を抜きましょう。そのことでまず、一定に保つことができてくるでしょう。息の送り方でパワーも出てくると思いますが、出そう出そうと思うことより、無駄な力を抜き、息を流すことを意識した方がパワーにつながることが多いです。(♭Ц)

 

.主に二つの原因があります。

一つ目は、音域による問題。得意な音域とそうでない音域で差がでてしまいがちです。これを解消するために、次のような練習をお勧めします。

prrrrvvvvvzzzzz(できない方はハミング)でスケールの練習をして下さい。これだと母音での発声練習のような大きな声もいい声も出ません。その代わりに、高い音も低い音も、いつも引っかかる音域(いわゆるチェンジ)も難なくクリアできます。

また、この練習では自動的にお腹の支えができます。喉仏が低い位置で保てます。やりながらお腹と喉に手を当てて、自分の身体がどうなっているか観察してみて下さい。

次に、同じようにスケールで、prrrr→ア、vvvvv→ウ、zzzzz→イと、途中で母音へと変化させる練習を行います。母音に変化する瞬間に、支え方が変わらないように。

先ほど観察したお腹と喉の状態を保ちながら。これが完璧にできるようになったら、最後に母音だけでやってみましょう。上手く行かなければ、初めに戻って。

このようにして、自分の身体を騙しながら音域による差を埋めていけば、統一感のある声が仕上がります。

二つ目は、母音の違いによる問題。どの母音でも均質な声が出るように整えていく必要があります。

最終的にはほぼ舌の位置の変化だけで母音をコントロールするのですが、まずは筋トレ感覚で、ハッキリと大げさにアイウエオを言う練習がたくさん必要です。どの母音でも喉仏の位置が変わらないように心掛けると間違えないでしょう。(♯∂)

 

.長時間歌ったり、しゃべったりするときに、悩みを抱えている人がいます。オペラや、語りなどは、長時間にわたり声を使いますが、そうした長い歌や、語りにはたいてい、大事な部分と、そんなに大事ではない部分があると思います。最初から最後まで、まったく同じペースで歌ったり、語ったりする必要はないように、できているのではないでしょうか。マラソンと似ていて、ラストスパートをかけるところ、駆け引きするところ、マイペースに行くところなど、あると思いますが、歌や語りも、同じように思います。

発声をよくすることは、大前提ですが、いくらいい発声でも、体力は疲労します。どこが大事なのか、どこでエネルギーを最大に発揮するのかを、考えてみてください。

パワーに関しても、いい発声を身に付けること、とても大事ですが、歌や言葉に魂をこめることでパワーのある声が出ます。技術的なことだけにとらわれず、どう表現したいか、ということの追及も大事にしてください。

(♯Ω)

 

.発声の基礎は呼吸です。呼吸が正しくない場合、響きが一定に保てないし、パワーもなくなります。また、声帯を無理に締め付けて、喉で音程をとって発声した場合も、響きが一定ではなくなります。どんな場合も、声は喉に負担があってはいけません。話しているときも、歌っているときも同じです。

英語を話す人たちを参考にするのもよいでしょう。

発声しているときに鼻をつまんだら、出しにくい言葉(音)があるはずです。このとき、特に出しにくいなどと感じることがなければ、あなたの声は喉声であると考えなくてはいけません。呼吸を横隔膜で支え、喉や舌根に力を入れずに、楽に息を吐きます。ここに声が乗っかるだけです。

パワーをつけたい場合も、力で押すのではなく、腹背筋や声帯の周りの筋肉などを強化して、力強い声、張った声を作ります。一定に保つことも腹筋の力です。少しでも緩めば声は揺れます。

これをビブラートと勘違いしてしまう方がいるようですが、これはビブラートではありません。決して間違った解釈で自己流でやらないよう充分注意して、練習に励みましょう。(♯Å)

2018年2月21日 (水)

Q.話す時は原稿を見ないことがよいのですか。

A.みていると聞き手の反応を感じながら、ペース配分を変えたり、ひらめきを活かすこともできなくなります。何よりよくないのは、生き生きした表情が出なくなります。

過去(その日までに書いた原稿)を読み上げるのでなく、その日に生きましょう。つまり、そこで人と会って、その嬉しさや感動を胸に秘めてこそ、何かを与えようとする新しい自分、新しい話に、自らが出会えるのです。

原稿はあってもよいし、ちら見してもよいと思います。しかし、そこから演じられた話こそ、あなたの呼吸も通して命を吹き込まれた話、まさに生きている話となることを知ってほしいのです。(Э)

Q.会議の話が伝わりにくいです。

.そういう話の中でよくないのは、伝える時に、

1.原稿から目を離さない

2.原稿を棒読みする

ということが多いです。なるべくノートをみないで話しましょう。(Э)

Q.職場に、いつでもポーカーフェースで、どんなこともボソボソ早口でしゃべる人がいます。

.とても聴き取りにくいとまわりも迷惑しています。日本人社会では、直接、指摘する人はそういないから、本人も変わりません。まるで外国人と話すように、話す内容の実質半分くらいしか伝わっていないとしたら、これによってどのくらい損をしているかは計りしれません。しかし、こういうことは程度の差こそあれ、誰にでもあてはまることです。

1.話が伝わりにくいこと、それによってデメリットを被っていることに自ら気づくこと

2.その話し方、伝え方を直すことが必要である。そのために、トレーニングした方がよい。(Э)

2018年2月20日 (火)

Q.成功や異性を引き寄せる声とは、どういった声でしょうか。

A.仕事と声との関係を考えてみましょう。

それでは仕事での声はどうでしょう。仕事は生計を立てるのに必要です。それはどのような声で成立しているのでしょう。

長い歴史のなかで、男性は女性にプレゼントするのに稼がなくてはなりません。男性は、そうして女性を手に入れ、養う。それが長く続いた慣習でした。しかし今や女性も、仕事をして自立するのが望まれています。収入のため? それだけではありません。仕事があなたを成長させるからです。

恋愛は、家庭を築いたときから生活となります。共に消費を伴います。それを支えるために働かなくてはいけません。さて声はどうすればよいのでしょう。(♭б)

Q.快楽ホルモンが、声に及ぼす影響はどのようなものでしょうか。

A.ベータエンドルフィン、ドーパミンなどは、血行をよくしてストレスをとります。そういうときは、心身とも感じやすくなります。同じ場所の同じ風景でさえ、愛している人とみていると、違ってみえてきます。感動しやすく、涙もろくなるのです。それは、声を成熟させます。

 

想いを伝えてみる声について考える

鼻声、かすれ声で出してみる

甘えた声、媚びた声を出してみる

 

恋しているとき、女性は、「もっと魅力的になりたい」「いい女と思われたい」と思っています。男性は、仕事をしているとき、「仕事でも評価されたい」「相手をもっと幸せにしたい」と思っています。

恋愛本位で、「仕事はいい加減」などというのは、自滅型の大恋愛か、一時の不毛なものか、どちらかでしょう。

(♭б)

Q.恋愛は声を色気づかせますか。

A.愛する人とのセックスの快感は、掛け替えのないものでしょう。その幸福感と充実感は、あなたの声をより魅力的にしていきます。恋すると、きれいに色っぽくなる、角がとれる、自信をもつ、未来に想いが張る、お金も衣食住も欲が出る、もちろん相手がいればお金などいらないともなるでしょう。しかし恋愛の気分と、幸福の持続策は違います。どこかで生活が待っているのです。現実と夢とのはざまに揺れ動くからこそ、ドラマティックなのです。よい伴侶に恵まれたおかげで、頭角をメキメキと表わした例も多いです。(♭б)

2018年2月19日 (月)

Q.なまりの発音のためにヴォイトレは必要ですか。

A.ヴォイストレーニングというより、発音の矯正です。日本語の場合、単語の発音が違っていないのなら、アクセント(高低アクセント)とイントネーションの問題です。逆に、日本語以外の言語をネイティブとしている外国人の日本語が、どこかおかしいのはわかるでしょう。優秀で日本語をマスターしている外国人でも、日本人の日本語と全く同じに聞こえないのは、言語学習の年齢制限(臨界期)にも関係しているのです。

人によって、たとえばサ行やダ行がうまく言えない人もいます。しかし、苦手な音があってもだいたい、一つの言語がしっかりしていたら通じるように直せます。発声と発音について、日本人である私たちは、大して音声教育を受けてきていないのです。しかも、日本語には、外国語によくある複雑な発音がありません。これが日本人が外国語の習得をするのを難しくしている原因の一つなのです。(♭ф)

Q.音声教育は必要ですか。

A.もし、あなたが地方にいて、いつか東京や大阪に出るとしたら、ことばのギャップを感じ、音声を学び出すかもしれませんね。海外の国に行くときも、その国のことばを少しは学ぶでしょう。地方によっては、使う言葉が共通語と大きく違うために、日本語の音声教育をするところもあります。「さしすせそ」などが苦手な地方もあります。

ただ、TVのおかげで、全国どこで育っても、東京や関西のしゃべり方を、番組から学んでいます。東北のズーズー弁になるようなのは、意識的に使い分けられるようにしているようです。(♭ф)

Q.方言のメリットはなんでしょうか。

A.方言は使い方によっては、とても有効です。たとえば、外国語の発音の習得。英語のhatは、エとアの中間の音ですが、そう言われてわかる人はあまりいないでしょう。ところが、「キタキャアキャアダンダア」(これは名古屋弁で高い階段だの意味)で「たかあい」の「かあい」にあたる「きゃあ」にエとアの中間音が含まれているというと、そこの出身の人にはすぐわかるようです。

(♭ф)

2018年2月17日 (土)

Q.お腹の支えをなかなか実感できません。

A.声を出すときに、お腹で支えてということだと思います。ですが初心者の方は、いったい何をどうやれば支えられるのか疑問が多いと思います。

まずは支えに使う部分の筋肉を覚醒させることが必要ですので、ウォームアップとして、おへそから下の筋肉、いわゆる下腹を動かしていきます。下腹を出したりひっこめたりを交互に繰り返してみてください。

これができるようになりましたら、息を吐くときに凹ませてみましょう。慣れてきたらリズミカルに行ってみてください。そして次に、息を吐き切りましたら、息を止めたまま、吸わずにお腹だけ膨らます、凹ますを繰り返してみましょう。これで下腹の筋肉だけでなく横隔膜も動かしていることになります

さらに脇腹に手を置いて、自分の腰からお腹にかけて、しっかりつかんでいただいて、息を吐くときに両サイドに押し広げます。徐々に声を出しながらこの運動をしていってください。

このようにいろいろな方法でお腹の支えを使うための筋肉を鍛えることができると思います。(♯β)

Q.声が後ろに行ってしまいます。

A.ボイストレーニングをしていく過程で、いろんな段階を経ることになると思います。それは成長のあかしでもあると思うので、トレーナーに求められることが変化していくということを、前向きにとらえていただければと思います。

声が後ろに行ってしまうとのことですが、それまでにどのようなレッスンの過程がありましたでしょうか。

初心者が、よく注意されることの一つに「口蓋上げましょう」「舌根を下げましょう」「喉の奥を開けましょう」というふうに、口の中のスペースを開けることがあります。それは、日本語話者はたいてい、口の中のスペースが狭く、響きの共鳴スペースが狭いため、このような指導がなされます。それに慣れてきたら、次に起こる現象として、声が顔の中だけに響くということです。これが、声が後ろにいっているということだと思います。

声を前に持ってくるために、最初に話し声で「あ」と言ってからそのポジションから声を出すようにして調整していってみてください。頭蓋骨の上半分に声を当てるようなイメージも役に立つと思います。(♯β)

Q.体のバランスが悪いと言われます。

A. 歌を歌ったり、声を使ってパフォーマンスする人は、体の姿勢がとても重要です。見た目の問題だけではなく、正しい姿勢がいい声を生み出すからです。

一連の骨格や筋肉の、どこかだけを突出して使うことなく、全体的なバランスを保てていることが理想です。時々体の軸がぶれて、左右にぐらついて歌う人がいますが、しっかり立つ、自分のセンターをよく意識することは重要です。

しっかりバランスよく立てたところで、重心を下に感じるようにします。この時に声を使う人たちは横隔膜もコントロール下に置けるよう意識するといいと思います。声がでるためには息が必須であり、その息をコントロールしているのは横隔膜だからです。

ついついやってしまっている癖や力みなどがあるかもしれません。やっていないつもりで、肩に力が入っている、腕に力が入っているなど自分の体が何をしているかに気づく必要があります。寝て力を抜いてみたり、目を閉じて、楽な姿勢で瞑想してみるなども効果があるかと思います。(♯β)

2018年2月14日 (水)

Q.話し方は、どこまでが技術なのかがわかりにくいと思うのですが。

A.かなり高い意識をもたなくては学ぶことはできません。人前でよほど苦い思いを何度もした人は、トレーニングの必要性に目覚めるかもしれないが、そうでない人は、その時々を適当にしのいでしまいます。そのため、いつまで経つでも上達しません。せっかくアピールできる能力があるのに、そのことを伝えられないどころか、その理由にも気づけないのは惜しいことです。(Э)

Q.話し手に必要な技術とは、何でしょうか。

A.話し方は、音声によって情報を伝達する技術です。どんなによいことを言っていても、声が小さく、聞こえなくては伝わりません。500人の前で話して伝えるには、マイクが必要でしょう。それと同じように、人の前でしっかり話を伝えようとするなら、声の大きさをはじめ、話の技術が必要なのです。その技術がなくては、伝えることはできません。(Э)

Q.話すと、そのよさがまったく伝わらない人も少なくないと思います。

A.なかには、書いているものはとてもわかりやすいのに、話はメチヤクチャという人もいます。こういう人は、充分に情報や話すべき内容をもっているのだから、話がよくないのは、話し方、伝え方の問題ということになります。(Э)

2018年2月13日 (火)

Q.美人モデルは、声に弱いのですか。

A.ファッションモデル出身の女優は、声があまりよくありません。モデルはしゃべり慣れていないこともありますが、皆が高いコンプレックスでモデルになる前は、猫背だったり、声が大きくならないようにしていたり、あまり使い慣れていないのです。それは、あなたには、 チャンス?? (♭б)

Q.声にうまく感情が入りません。このままでよいのでしょうか。

A.仮に、一方はいつも明るくハキハキ、待ってましたとすぐに出てくれる、もう一方は事務的な応対だとしたら、どうなるでしょう。

落ち込んだ相手が弱気になったとき、あなたが声の優秀な使い手なら、チャンスです。あなたから発されるのが、落ち着いた声に聞こえると、安して相手を元気づけられます。ところが、どんなに心を込めたつもりでも、冷たい淡白な声に聞こえたら、さらに相手を落ち込ませます。

何一つ欠点のないような人が振られるのには、こういうケースから少なからずあります。恵まれて生まれ育った人は、あまり声に感情を表わすことに慣れていない、よほど深いつきあいでもなければ、声に何か込めるような必要もなかったからです。

 

落ちついた声、淡白な声について考えてみましょう。

無表情でいってみましょう

ビジネスライクな声を出してみましょう

プライベートな声との違いを感じましょう。(♭б)

Q.声のセックスアピール度を増したいのですが。

A.セクシーな声、エロい声、いやらしい声について考えてみましょう。自分の声を、そのように録音して聞いてみましょう。セクシーといわれる俳優や歌手の声を研究しましょう。

「色気を振りまいて」に、目くじらを立てないでください。それでは、男性のシンボル、ネクタイまで、タブーになってしまいます。ファッションや香水にこだわるのも同じこと、性愛をストレートに出さずに包み込んだもの、洗練したもの、それを文化というのです。下品なものは、エロとかグロとかいわれます。声もセクシーヴォイスならよいのですが、エロ声では、困りますね。

 

オシャレしてきれいになるのが、性的魅力―アップ、それに対して、ネガティブな考えを捨てることです。(♭б)

 

2018年2月12日 (月)

Q.関西弁はオペラになりますか。

A.私が個人的に強いことばと思うのは、関西とともに広島、博多弁です。関東のことばに比べ、関西弁はやわらかいようです。城生氏は、前者を子音優先型方言、後者を母音優先型方言とよんでいます。

カッテキタ →コーテキタ、 アカクナル →アコーナル、 マッシロ→シーロイ

江戸のベランメエ調は、ギスギスした子音ノイズでタンカを切るにはよいのですが、商売はやはり、やわらかい母音の続く関西弁で、ほろりとさせてたたみかけるのが、いいですね。これは歌にも通じます。それゆえ関西弁は比較的、音楽的なことばのように思えます。それと、指導していると比較的、早く楽に高いところを出せるようになる人が多いのです。関西人の声は、イタリア人の声に通じるところがあるように感じます。(♭ф)

Q.地域による声の違いはありますか。

A.日本では、九州、四国出身の声楽家が多いようです。硬めで大きく、輪郭のはっきりした美声が九州声、それに比べ、やわらかく温かいのが四国声です。特に瀬戸内では、話し方が歌っているようでやわらかいと聞きます。このような地域では、発声器官の筋肉をしぜんと発育させるように言葉が使われるわけですから、歌に有利であるといえます。

声は骨格、体質に加え、気候や風土、さらにメンタリティ、気質に言葉も影響されるから、生まれ育った地域によって特徴が出てくるのは当然でしょう。(♭ф)

☆Q.日本語は、これからどう変わるでしょうか。

A.日本語は高低アクセントが中心で強弱アクセントは強くありません。英語などの強弱アクセントの言語では、語尾の母音がよく落ちるのに日本語はあまりそういうことがありません。しかし、これからは母音が落ちていくでしょう。今でも「そうです」が「そです」「そす」などとなってきていることでわかります。また、「すごい」が「すごっ」、「やばい」が「やばっ」など、「い」→「っ」も目立つようになりました。すると、そこに強弱がつきやすくなるでしょう。いや強弱のリズムをつけていこうということでこうなってきたのではないでしょうか。

(♭ф)

2018年2月10日 (土)

Q.声がぺちゃっとしていると言われます。

A.これは日本人特有の傾向かもしれませんね。日本語は、口の中の容積が狭いまま話せる言語です。口蓋の位置は低く、舌根も上がっていて、喉の奥が開いていません。子音も外国語に比べたら、それほど大変ではないので、口をあかずに話せてしまうのかもしれません。このために、音の響きが立体感がなくペチャっとした音になってしまうのかもしれません。

口蓋上げ舌根を下げ、喉の奥に縦型のスペースを作るようなイメージをしましょう。さらに、実際に空間を作って、それに筋肉が慣れるようにします。

次に口蓋の高いところ、鼻の後、どこでもいいのですが顔の上部に小さいビー玉を入れているつもりで、空間を意識します。口の中にげんこつを入れるとか、舌の上に飴玉を置くとか表現するトレーナーもいるかもしれません。

さらに声を出すときに喉から出してしまってはいないでしょうか。これもペチャっとしてしまう一因かもしれません。お腹の下の方、横隔膜を震わせながら息を吐きだすとともに声を出してみましょう。(♯β)

Q.練習の環境づくりについて教えてください。

.練習の環境は、人それぞれだと思います。自宅でいつでも練習できる場合、家族がいないときに練習する場合、あるいはスタジオなどを借りて練習する場合、生活環境に左右される中で、練習時間をとるのは大変なことだと思います。

私の場合だと、以前は21:00まで練習可能な住居でしたので、なにがなんでも21:00までと思いメニューを決めていて、当時は不便だと思いましたが、逆に効率的だったように思います。現在は自宅に小さな防音室があるのでいつでも練習できるというありがたい環境なのですが、その環境に甘えてしまいつい気が散漫になることがあり反省しなくてはと思っています。

いずれの場合も、自分の中でメニューを決めておくとよいと思います。ウォーミングアップの練習、取り組んでいる曲の練習というように大まかに決めて、その中で細部を考えてみます。 (♯ё)

Q.音が棒のように伸びていてフレーズ感がないといわれます。

.声がある程度出てきて安定してきたら、次は表現力を求められます。しっかりと声を出そうと訓練してきたら、音をしっかり支えようという意識も働き、音が棒のように、ただまっすぐ伸びてしまうかもしれません。訓練の段階ではそれでもよいのですが、そこから先は音が何を表現するためにあるかということを考えないといけないですね。

曲を歌うときには、たいていの場合歌詞に音がついていると思います。その歌詞をどう読んで朗読するかがヒントになると思います。

たとえば、イタリア語の発音のニュアンスを聴いてみると、母音の伸びがとても特徴的だと思います。息が自分から遠くに向かって山を描くように音がシェイプして進んでいくようなイメージです。

歌詞を抑揚をつけて朗読してみて、その抑揚を音に乗せてみましょう。そして、長い音はなるべく一本調子にならず、次の音に向かってつなげていくようにしてフレージングをつけてみましょう。いろんな歌手の歌いまわしを参考にするとよいと思います。(♯β)

2018年2月 7日 (水)

Q.相手の心をつかむ言葉の選び方・伝え方はどうしますか。

A.「話す」という行為は、まさにライブです。口にした言葉は一瞬で切消えてしまい、もう二度と取り返せません。やり直しがききません。時とともに、あなたから醸し出された雰囲気や感覚は、そこであなたが意識しようとしまいと、話の内容以上に、その話の印象や価値を左右してしまいます。どんなに話の内容がよくても、それがあなたを通してどう伝わるかによって、話の効果はまったく違ってくるでしょう。(Э)

Q.トレーナーをしています。専門的すぎる質問への対応はどうすればよいでしょう。

A.後に回してもよいです。質疑応答は、下手に答えるよりは、後で正しく返答する方がよいでしょう。自分の話に責任をもつために答えるのだから、返答できなければ情報不足や用意不足をお詫びして、「しっかりと調べてお返事します」という対応でよい。誠実さが何より大切です。

ただし、常識的なことを知らないのなら、勉強のし直しです。もとより、そんな疑問が出てくるような話を入れないように気をつけるべきなのです。特にテーマから逸れたことでのしゃべりすぎには気をつけることです。(Э)

Q.話の途中での突発的な質問への対し方は。

A.それは、全体の流れを止めてしまうので、そこで答えるべきかどうかは瞬時の判断を要します。より聞き手を引きつけるのにそれが使える、もしくは皆の気持ちを代弁している質問なら無視しません。(Э)

2018年2月 6日 (火)

Q.セクシーヴォイスのイメージとは、どういうものですか。

A.性腺刺激ホルモンが活性化すると、目がうるおって、声も艶が出てきます。声がセクシーになるのです。たとえば、寝起きの声はセクシーです。なぜなら、こもった鼻声になるからです。異性をひきつけたり受胎するのに、自然が用意した体のメカニズムです。(♭б)

Q.異性をとりこにする声はどんな声ですか。

A.それは、その道のプロ、映画のスターの演技が教えてくれます。あるいは、歴代の歌い手やヒーロー、ヒロインにもみてとれます。

人を好きになると、人は外見上も変わります。動物では発情期=シーズンとして訪れます。人間はそれをシーズンでなく、いつでも訪れるようにし、恋という言葉に置き換えました。

 まなざし、しぐさ、そぶり、子どもが大人になると、声も色っぽくなります。恋できれいになる、恋で魅力的な声になります。色気とセックスアピールは、体に表われます。特に、声には大きく表われます。(♭б)

Q.プロポーズにはどんな声がよいでしょう。

A.スタイル、態度、もちろん、他のいろんな条件もありますが、それをだめ押しするのが、そのときの声でしょう。きっと誰もが真剣に真面目な声を使いますね。

世の中では、声の勢いで思わず返事して、口説かれてしまった、結婚してしまったということもあるでしょう。タイミングと合った声、それが適切な言葉に伴ったとき、思わぬ効果をあげるのです。武器は言葉だけではありません。声という魔法の力を手に入れることです。(♭б)

2018年2月 5日 (月)

Q.初めてことばを高低アクセントでメロディにのせたのは、誰ですか。

A.作曲家の本居長世氏は、大正十年頃、歌詞のアクセント問題に取り組んでいました。山田耕作氏よりも早く、決まりきったアクセントでなくことばの調子によっても変わることなどに対応させていました。

日常会話では、語尾がだらだら下がるから、メロディはアクセントに反してそうなっても構わないというような進んだ考え方でした。さらに高低低低のアクセントをメロディにのせるときは、四分の二拍子の曲なら、第一、二拍とも高くても歌いやすいなどと述べていたようです。

これは私のヴォイストレーニングで提唱する高低の変化を強弱の変化によってのみこんでしまおうという日本語の音楽的処理方法に近いと思われます。(♭ф)

Q.カ行はかっこいい感じがするのですが、なぜですか。

A.語感ということで音とその伝わる感じは研究されています。詳しくは、語感に関する本を読んでください。

たとえば、

K-硬さ、強さ、スピード感、ドライ感

C-車 カローラ、クラウン

NM-女性誌 ノンノ、アンアン、モア

G-怪獣の名 ゴジラ、ガメラ、キングギドラ (参考:「怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか」(黒川伊保子著 新潮社)(♭ф)

Q.語感を活かしたトレーニングはありますか。

A.ktは堅さ、sは摩擦感、rは滑らかさ、hpは抵抗感のなさ、mは柔らかさを示します。

この特徴をそのまま、トレーニングに使ってみることもできます。

・堅いがっしりした声にするには「カケキコク」「タテツトツ」

・息もれ音やマイクノイズを防ぐには「サセシソス」

・舌、口を滑らかにするには 「ラレリロル」

・楽に声を出すには「ハヘヒホフ」「パペピポプ」

・やわらかく声を出すには「マメミモム」(♭ф)

2018年2月 3日 (土)

Q.声のポジションを安定させるようにいわれました。

.声のポジションが安定しないのことですが、地声、裏声、鼻声、声にもいろいろな種類があると思います。これを均質性を持たせて歌えるようになることが、ボイストレーニングの一つの目標でもあると思います。

歌うときには、どのようなポジションをイメージして歌っているでしょうか。もしくは、まったくイメージなく歌っているでしょうか。もし、イメージがない人や、初心者は、ハミングで声のポジションや声の位置をイメージしてみてください。

ハミングでドレミレドなどの音階練習をしていくと、声の響きが鼻の先にのみ集まっていることが感じられると思います。この時、口の中のスぺ-スをなるべく狭くすることがポイントです。常日頃、口の中や喉の奥をあけるように言われていると思いますが、この場合は逆です。

ハミングで声のポジションをとらえることが次に、その鼻の位置を支点に感じ、ンガとアの発音で音階練習します。このポジションを頼りに練習してみると、声が定まってくると思います。(♯β)

Q.ビブラートについて教えてください

.ある一つの音を出して、自然に上下に揺れる状態をビブラートと言います。ピアノでは不可能ですが、弦楽器で弦を上下に揺らして音を揺らしてビブラートをかけるというかけるということが可能になります。

歌手も、ノンビブラートで歌うということの方が珍しく(一昔前のバロック唱法もビブラートを付けないで歌う人もありました)ほとんどの歌手がしぜんにビブラートを付けていると思います。

音楽のジャンルによっても、趣味趣向によるものなのでしょうか、ビブラートの種類は異なるようです。

例えばクラシックのオペラ歌手などは、全体的についています。バロック時代の作品を歌う歌手は、音の始まりは付けずに、最後に音を開放して、ビブラートを付けるようにコントロールする人もいます。このやり方は演歌と似ています。演歌の人も、伸ばす音の最後のほうにつけて表現する人がいます。

ポップス歌手で未熟な人に見られるのは、チリチリと細かいビブラートがついてしまうことです。あえて「ついてしまう」と表現したのは、横隔膜や発声のための筋肉が十分鍛えられていないために起こる現象だからです。(♯β)

Q.舌に力が入っているといわれました。

.声が上手く出ないときの原因の一つに、舌が固まってしまっているということがあげられます。

舌は、意識して力を抜こうとするのはとても大変なのですが、声が前に飛んでいかなったり、声を喉元に押しとどめてしまう原因になります。この時、下あごにも力が入ってしまい、悪循環になってしまうことがよくあります。

まず舌の力を抜くことから心がけましょう。舌をベーッと前に出してみてリラックスしてみます。次にこの舌先を頬の裏側、つまり口の中から頬を押してみる。唇の裏側に舌を這わせてみるなどして、動かします。このまま声を出してみてください。

さらに舌先を、下唇の上に置いて発声してみてください。下あごや喉元が、力を抜かざるを得ないような格好になると思います。

歌うときには脱力が必要だとよく聞くと思いますが、このように、口や喉の周り、舌も脱力させることができたらきっともっとよい声が出てくると思います。(♯β)

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