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ヴォイトレレッスンの日々

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2018年4月

2018年4月30日 (月)

Q.日本では読み書きが中心だったようですが。

A.海外では、声は発音から、スピーチ、ディベート、ディスカッションなど、音声コミュニケーションの技術として身につけるものでした。詩も朗読中心で、声の使い方、間のあけ方など学びます。かつては日本も寺子屋などで素読をし、武道や日々の遊びの中で、今よりは声を鍛えていたものです。(♭ф)

Q.ことばの教育は、読み書きが中心ではないのですか。

A.ことばは音声を中心に扱われてきました。欧米では、聖書で、ことばは人間が動物と区別するためのものとなっています。ことばがない赤ん坊は、動物と同じ、だからこそ、音声教育は重要視されたのです。(♭ф)

Q.日本語の音の数はいくつあるのですか。

A.五十音、いいえ100余り。しかし、それしか音がないのではなく、実際はもっともたくさん使っています。

「ん」でも発音記号でみると、5通りくらいの使い分けをしているのです。これは主に前後の音によって変化します。たとえば、ホーンとボンの「ン」は違います。ただ、日本人は、それを一つずつ認識せずに使っているので存在しないみたいなものです。 (♭ф) 

2018年4月28日 (土)

Q. 共鳴についてうまくいきません。パワーがないし、一定に保てません。

.共鳴には、いくつかの種類があり、それらの複合具合のさじ加減によって、声はさまざまに変わってきます。それは、トレーナーや先生の好みで決められてしまうことも少なくありません。

どの共鳴にも共通している点は、共鳴のさせ方を体で実感し、繰り返しトレーニングすることで、さらに磨いて強化し、簡単に再現できるようにしていくことです。そうしないと、実際には使えないということを肝に銘じましょう。

共鳴は、力ずくではうまくいかないものですが、ある程度の力があるほうが、やりやすいことも事実です。共鳴させるために必要な、口の中の開け方など、そのために必要な筋肉がうまく育って、楽に使えるようになったところで、初めて、無駄な力を入れずに、効率よく共鳴させることができるのです。

ですから、当然のことですが、一朝一夕でできるようにはなりません。共鳴のレベルにもよりますが、統一性やパワー不足など、ワンランクアップさせるだけでも、1年くらいは、しっかりと自主トレに取り組む必要があります。しかし、考え方を変えれば、時間さえかければ、手に入れることが可能だということです。(もちろん、進むべき方向を間違えてしまっては、意味がありません。)(♭Ξ)

 

.改善策として、まずやるべきことは声を前に出すことです。声を前にだすためにはかなりパワーがいります。できているつもりで、できていない人が多いです。喉が開かないと声は前にいきません。舌根は下がり、下あごも引き(または下げ)ます。嘔吐するような状態になるときもあります。

一人では難しいのでなるべくトレーナーの指示でおこないましょう。レッスンでも、声を前にだすためにさまざまなアプローチをしました。ある人は「これは一人では想像もできない感覚」と言ってました。声を前にだすためには、自分では悪いほうにいくんじゃないかという声の聞こえ方、出し方のアプローチが必要な場合があるからです。

喉が開かないで声を前にだそうとすると、喉をいためたり、ただ怒鳴っているだけの状態になりかねません。喉が開いて声が前に出始めると息も流れますから、共鳴がぶれることが少なくなりますし、パワーもでます。なによりも声が安定しますから歌っていての辛さは減少するでしょう。喉があかない、声が前にでていない中で自分で声を前後左右、上下にコントロールしてもかえって悪い迷路に入り込むことが多いです。一つのことに特化してトレーニングすることも重要です。(♭Σ)

 

.共鳴に統一性を持たせるのは、歌を歌う上でとても重要なことのひとつです。その統一性を持たせた声にパワーをつける・一定に保つ、ためのトレーニングをするという順番で捉えるとわかりやすいでしょう。

共鳴が統一するとは、要するに「母音アイウエオの共鳴を揃える」ということです。大抵は歌いやすい母音=共鳴しやすい母音で一致します。例えば母音ア、イが共鳴しやすい方は、アーオ、アーエ、イーウ、とアやイの共鳴を保ったまま次の母音に移行する練習をします。共鳴しにくい母音だけをどうにかしようと頑張るより、よい共鳴からその状態を引き継ぐやり方が断然に近道です。

共鳴のパワーや一定に保つことについては、息のスピードや息の流れ方が関係します。大雑把な表現ですが息の流れがゆっくりなら穏やかな共鳴、速い流れならパワフルな共鳴、という感じです。また共鳴した声は息の流れに乗って出ていくので、共鳴を保つにはしっかり身体を使って息をコントロールすることが必要です。(♯α)

 

.根本的な原因は、体で支えられていないことだと思います。直接的な原因としては、呼気圧が足りないことによる不安定な状況であると考えます。

共鳴というと、どうしても合唱声のような、軽やかな頭の上で響いているような声のイメージがあると思いますが、声の響きに意識が向きすぎるのはあまりいいことではありません。あくまでも、声を自在にコントロールできるようになった人の最終手段であるべきところなので、いきなり響きを狙いすぎないようにしましょう。

また、音程や高音に対する向き合い方もいろいろな影響を与えます。音を考えすぎてしまうと、声の通り道がその瞬間に途切れてしまうことがあります。声の通り道が変わってしまうことも、声が出しにくく感じる原因の一つになります。

体での支えと呼気圧が足りないことが原因であると述べましたが、呼気圧、つまり、息を吐くエネルギーが不足していると、声の通り道が一定に保てなくなり、結果的に共鳴のビブラートがなくなったり、レガートな感覚が失われることに結び付きます。

それを防ぐためには、しっかりと息を吐ける環境づくり、ブレスの吸い方から、取り入れるポイント、そして、吐き方に至るまで、しっかり体と連携が取れた状態にしなくてはなりません。大きな課題になりますが、全体を改良していくことによって、これらの問題が解決していくことに結び付くと思います。(♭Я)

 

.共鳴を意識したとき、どのような声の種類を用いていますか。頭声でしょうか、それとも胸声でしょうか。

弱々しい頭声、弱々しい裏声ですと、パワーが少なかったり、響きにムラが多かったりするかもしれません。まずは共鳴の前に、しっかりとした発声ができていることが前提になると思います。

共鳴を作るのは身体の内側の作業です。内側の空洞をしっかり確保することが必要です。鼻から吸ったら、その周りはまるで空間が大きく拡がっているかのようにイメージしてください。

ある先生はピザを飲むくらい喉が開いていると表現しますし、またある先生は、軟口蓋が頭のてっぺんまで来るように喉を開けてと仰るし、また、耳も鼻も穴という穴をあけて、という人もいます。

ここで注意しなければならないのは、開けるスペースを確保したために、口の周りや首などに力が入ってしまうことです。リラックスを前提としたうえで、スペースを確保しましょう。

統一性やパワー、一定に保つということに関しては、しっかり身体の支えをキープして、一貫して息のスピードが変わらずに吐けるということが必要になると思います。下半身やお腹周りで身体を支えた上で、喉首肩は極めてリラックスしたまま、頭蓋骨の中の空間を広げて、腹圧を高めたまま息を一定に吐いていくようなイメージで練習してはいかがでしょうか。(♯β)

 

.実際に声を聴いてみないと正確に回答できないのですが、次のように整理して考えたいと思います。

・共鳴に統一性がない。・共鳴にパワーがない。・共鳴が一定に保てない。

・共鳴に統一性がない→各母音間で統一できないということでしょうか。そのようであれば、トレーナーのもと共鳴が統一されるよう練習しましょう。

母音から次の母音への移行に時間をかけて響きを揃えるようにします。

・共鳴にパワーがない→共鳴にパワー(力)が必要かどうかというところから考えてみてください。

リラックスして自然に鳴ることが大切だと思います。

・共鳴が一定に保てない→呼吸のトレーニングからていねいにみていく必要があります。

自分の身の丈以上のことをすぐにしようとせずに、無理やり共鳴させようとせずに、ロングトーンや呼吸、姿勢を見直してみましょう。(♯ё)

 

.原因としては、「体の支えが足りない、体自体が使えていない」ということです。体が使えなくて喉ばかりの発声になりますと、共鳴にある程度のパワーは発揮すると思いますが(元々、喉が強靭な方に限ります)、限度が生じます。音程も正確にとることが容易ではないです。もちろん喉に負担がかかります。

では、体の支えということで、気をつけることは、次の手順になります。みぞおちから下腹部→腰→臀部→下半身へとゆっくり長く筋肉を使います。それが体の支えとなり、その支えからゆっくり上顎へ息を送りこみ、息の上に言葉()を乗せるように声を発します。力の比率が、首より下:首より上=9:1になるようバランスを考えます。軽く声を出しても歌詞がはっきり発音できる支えのバランスです。

これらを注意することにより、体を使う発声が可能となり、共鳴に統一性、一定さを保つことができ、パワーもついてきます。また、健康的な声になり、喉への負担も減らすことができます。(♭й)

 

.まずあなたが「共鳴」を感じたということが大切で、素晴らしいです。それが「正しい」とかそうでないか関係なく。それを弱くても不安定でも、いつでもどこでも取り出せることが大切です。

その次の段階では、共鳴できる高さの一つの音を長くのばして下さい。その感覚を忘れないで。そこから少しずつ強くしていきます。一つの音が強く共鳴してのばせるようになったら、そこから少しずつ音程を広げていけるようにしてください。

何よりも「共鳴した!」と思ったらその感覚を忘れないこと、いつでも取り出せるようにすること、そして少しずつ、強さ、音程を広げていくことです。(♭∴)

 

.声帯で発声した振動は咽頭腔、鼻腔、口腔と言った「共鳴腔」で共鳴します。一定に保ったり、パワーを出していくためには、息を送り出すパワーの部分と、上半身のリラックス、口の開け方がポイントになってくると思います。まず、共鳴する口の開け方を練習し、共鳴の感覚を掴みましょう。

そして、腹式呼吸をしっかりしましょう。その際に無駄な力を抜きましょう。そのことでまず、一定に保つことができてくるでしょう。息の送り方でパワーも出てくると思いますが、出そう出そうと思うことより、無駄な力を抜き、息を流すことを意識した方がパワーにつながることが多いです。(♭Ц)

 

.主に二つの原因があります。

一つ目は、音域による問題。得意な音域とそうでない音域で差がでてしまいがちです。これを解消するために、次のような練習をお勧めします。

prrrrvvvvvzzzzz(できない方はハミング)でスケールの練習をして下さい。これだと母音での発声練習のような大きな声もいい声も出ません。その代わりに、高い音も低い音も、いつも引っかかる音域(いわゆるチェンジ)も難なくクリアできます。

また、この練習では自動的にお腹の支えができます。喉仏が低い位置で保てます。やりながらお腹と喉に手を当てて、自分の身体がどうなっているか観察してみて下さい。

次に、同じようにスケールで、prrrr→ア、vvvvv→ウ、zzzzz→イと、途中で母音へと変化させる練習を行います。母音に変化する瞬間に、支え方が変わらないように。

先ほど観察したお腹と喉の状態を保ちながら。これが完璧にできるようになったら、最後に母音だけでやってみましょう。上手く行かなければ、初めに戻って。

このようにして、自分の身体を騙しながら音域による差を埋めていけば、統一感のある声が仕上がります。

二つ目は、母音の違いによる問題。どの母音でも均質な声が出るように整えていく必要があります。

最終的にはほぼ舌の位置の変化だけで母音をコントロールするのですが、まずは筋トレ感覚で、ハッキリと大げさにアイウエオを言う練習がたくさん必要です。どの母音でも喉仏の位置が変わらないように心掛けると間違えないでしょう。(♯∂)

 

.長時間歌ったり、しゃべったりするときに、悩みを抱えている人がいます。オペラや、語りなどは、長時間にわたり声を使いますが、そうした長い歌や、語りにはたいてい、大事な部分と、そんなに大事ではない部分があると思います。最初から最後まで、まったく同じペースで歌ったり、語ったりする必要はないように、できているのではないでしょうか。マラソンと似ていて、ラストスパートをかけるところ、駆け引きするところ、マイペースに行くところなど、あると思いますが、歌や語りも、同じように思います。

発声をよくすることは、大前提ですが、いくらいい発声でも、体力は疲労します。どこが大事なのか、どこでエネルギーを最大に発揮するのかを、考えてみてください。

パワーに関しても、いい発声を身に付けること、とても大事ですが、歌や言葉に魂をこめることでパワーのある声が出ます。技術的なことだけにとらわれず、どう表現したいか、ということの追及も大事にしてください。

(♯Ω)

 

.発声の基礎は呼吸です。呼吸が正しくない場合、響きが一定に保てないし、パワーもなくなります。また、声帯を無理に締め付けて、喉で音程をとって発声した場合も、響きが一定ではなくなります。どんな場合も、声は喉に負担があってはいけません。話しているときも、歌っているときも同じです。

英語を話す人たちを参考にするのもよいでしょう。

発声しているときに鼻をつまんだら、出しにくい言葉(音)があるはずです。このとき、特に出しにくいなどと感じることがなければ、あなたの声は喉声であると考えなくてはいけません。呼吸を横隔膜で支え、喉や舌根に力を入れずに、楽に息を吐きます。ここに声が乗っかるだけです。

パワーをつけたい場合も、力で押すのではなく、腹背筋や声帯の周りの筋肉などを強化して、力強い声、張った声を作ります。一定に保つことも腹筋の力です。少しでも緩めば声は揺れます。

これをビブラートと勘違いしてしまう方がいるようですが、これはビブラートではありません。決して間違った解釈で自己流でやらないよう充分注意して、練習に励みましょう。(♯Å)

2018年4月25日 (水)

Q.聞き手の反応に沿って、話を組み立て直すなど、できるのですか。

A.話は、原稿を作って、それを読み上げて終わりというものではありません。その場においても、聞き手の理解度や、興味やノリを感じながら、絶えずいろいろと変化させていかなくてはなりません。(Э)

Q.レジュメを使うときの注意点は何でしょうか。

A.あまり分厚いものを配ると、相手はそれを読むことに熱中してしまったり、それで満足したりして聞かなくなることもあります。ですから、項目を立てて順番を示すだけにし、内容は自分でメモさせる形にします。話を聞かなくても済むようでは話す意味もないです。板書などでは見えにくいものや、メモしにくいもの、細かい資料、統計デー夕、グラフなどは、添付しておきます。

□レジュメに必要な要素

□項目

□タイトル、講師名、日付(場所)

□メモ欄 (Э)

Q.レジュメなどを配るのは、何のためですか。

A.「○○ページの3番目まできました。ここまでは、おわかりいただけましたか」というように聞けば、「これまでの話はわかりましたか」と聞くよりも親切です。どこをどう進んでいるかがわかるから、質問も出やすいです。

話というのは、方向や展開を捉えづらいです。それを理解させるのに役立つから、話し手の方は話の内容そのものにポイントを絞れます。そのことも大きなメリットです。

聞き手は後日、聞いた話を上司や部下、会社へ伝えることが多いです。その時にも、持ち帰れる資料はありがたいです。メモをしやすくなるため、聞く態度もよくなります。(Э)

2018年4月24日 (火)

Q.職場の人間関係をよくする声とはどんな声ですか。

A.人間関係をよくする声は、しっかりと相手を受けとめる声です。

日本においては、あまり声の力に頼りすぎないことも大切です。(♭б)

Q.人に働きかける声のバージョンを豊かにしたい。

A.違うタイプの声に学びましょう。

業種や職種の違う声を聞いて学ぶトレーニングをしましょう。

1.経営者  2.リーダー 3.水商売

4.魚市場  5.寿司屋  6.レストラン

ビジネスで成功した経営者や専門家の話し声をよく聞いて、見習ってください。銀座の売り上げNo.1ホステスとかママさんなど。(♭б)

Q.説得力のある声とは、どんな声ですか。

A.それは、人の心を変える声、人を動かす声だと思います。具体的には、落ち着いた自信にあふれた声です。もちろん、それが嫌味になっては逆効果です。よく、美しい声でうまい話ができなければと思っている人がいますが、現実には、声の美しさなど、たいして関係ありません。その人らしい声、その人のイメージを裏切らない声がよいのです。深くゆったりした声で、適度に強く張りがあって、メリハリの効く声が望まれます。(♭б)

2018年4月23日 (月)

☆Q.日本語はいつから使われたのですか。

A.言語というと、日本人は文字に書くものと思っている人も多いようです。しかし、世界の言語では、文字をもつものの方が少ないのです。日本でも方言には文字にできない音が少なくありません。たとえば、方言は、文字にしなかったでしょう。もちろんできるし、現在においては、メールでは使っている人もいます。しかし、これはかなり斬新なことなのです。★(♭ф)

Q.高い声のデメリットは何ですか。

A.無理に高い声を出したり、声を無理につくったりすると、支障が出ることが多いものです。子供の声を出すと、頭が血にのぼったり、肩が凝るのでやめたという声優さんもいます。アニメ声や子供ミュージカルの役者さんは、声を壊すことが多いそうです。聞く方も、うるさく緊張を強いられることもあります。幼いイメージもあります。もちろん、使い方によっては、かわいい、女性らしい、清潔、清らか、賢い、意志が強い、高貴などといったイメージもあります。(♭ф)

Q.日本人の会話での高音志向はどこからきたのでしょうか。

A.高音という敬語を使っているのだと思っています。相手にへりくだってモノをいう、ことを表立ってあらたげない、日本の文化の生みだしたひとつの慣習でしょう。とはいえ、どこでも偉い人は、低くいばった声、その人につかえる人はそれよりもやはり高い声を出します。その方が無難なのです。はっきりと表現することが好まれない国の風土なら、なおさらです。(♭ф)

2018年4月21日 (土)

Q.ハイチェストとは、何でしょうか。

.ハイチェストというのは、胸を高く持ち上げる、あるいは高い位置でキープするということですが、黄金のトランペットと言われ一世を風靡したオペラ歌手・マリオ・デル・モナコの時代のオペラ歌手には、よく見られた姿です。

見た目には、とても大きな声が出せそうなイメージがありますが、実際にはそれほどでもありません。むしろ、胸を広げずに閉じ気味にして、お腹にめいっぱい力を入れて出したほうが、大きな声が出るのではないかと思います。

ただし、その場合は、その後しばらく、あるいは永遠に、声が出せなくなる危険を伴うかもしれません。なぜなら、胸を閉じていると、喉に力を入れられるからです。逆に、胸を軽く広げていると、とても喉に力が入れにくくなります。この、軽く胸を広げた状態は、背中はまっすぐに伸びていて、決して反らないことも重要です。この状態をキープしやすくするためには、しっかりと胸を持ち上げる練習を何度も繰り返し、ほとんど力を入れずに、楽に胸が持ち上がるようになるまで続けること、そして、ストレッチなどで、胸を柔らかくすることも大切です。(♭Ξ)

Q.腹式呼吸の弊害は、ありますか。

.実際には、腹式呼吸に弊害があるのではなく、腹式呼吸に偏り過ぎて、胸が閉じてしまうことに、問題があるのです。腹式呼吸は、とてもたくさんの空気を吸うことができるので、かなり上達すると、腹式呼吸だけで、歌うことはもちろん、日常生活の中でも、ほとんど困らなく、用が足りるようになります。こうなってくると、肩や胸(肺の上部)で呼吸をしなくても済むようになり、スポーツなどで頻繁に有酸素運動でもしないがぎり、あまりその部分を動かさなくなってしまいます。このことがやがて、肩や胸の柔軟性がなくなっていくことにつながっていくのです。

声楽のヴォイストレーニングでは、喉の脱力ということが、よくレッスンの初期段階で言われますが、胸を広げていると、喉には力が入れ難くなります。喉をしっかりうまく使って、声の表情を組み立てていく邦楽の方には、発声時にはあまりお勧めできませんが、健康のためには、胸をいつでも開くことができるように、気にかけたほうがよいでしょう。(♭Ξ)

Q.あがってしまって、思うような歌が歌えません。

.あがってしまうとのことですが、これは誰しもが経験することと思います。まずできることは、場数を増やして、緊張する舞台に慣れるしかありません。良く、練習は本番のように、本番は練習のようにと申しますが、ひたすら練習を増やす、練習の質も向上させる、それと同時に、本番も経験を増やしていかないといけません。

しかし、練習のうちにしておけることがあると思います。上がった時に、体のどの部分がどうなるか、頭にどんな雑念がわくのか、ということをあらかじめ観察しておきましょう。

例えばある方は、上がるといつも首の後を固めてしまいます。そのような癖をあらかじめ認識していたら、普段から息を吐きながら首の後を緩めるような運動を、ルーティンンの練習に盛り込んでおくといいでしょう。そして、本番の直前の練習で思い出してみるといいです。

また、ある人は呼吸が深く吸えないということが起こるかもしれません。このような方は普段から、深い呼吸のできているときの身体の様子を観察しておくといいでしょう。もし寝ているときに楽で深い呼吸ができているのであれば、寝てみて、お腹の上に分厚い本を置くなどしてお腹の動きや感覚に意識を向けていただくといいと思います。(♯β)

2018年4月18日 (水)

Q.ホワイトボードを使う方がよいのですか。

A.文字で表わすということは、聞き手に内容を明示し、理解を促すための有効な手段です。コミュニケーション上も共通の理解をとりながら進めることができるので、一方的に話をするよりもわかりやすいです。(Э)

Q.話の際に、資料やレジュメを渡すのはよいのですか。

A.話を伝える補強手段として効果的です。口から出るや否や消えていく話に対し、文字で固定すると、話の筋や位置づけがたどりやすくなります。さらに手元に残り、持って帰れるので、おみやげにもなります。すると、聞き手の方がうまく話を捉えられなくとも、資料を参考にできます。筋をはずしたり、わかりにくいことがあったりしても、理解の手助けとなります。わからなくとも、どこがわからないかがわかると安心できます。つまり、話し手とともに旅立つ航海のマップだと思えばよいのです。話し手の運航が頼りない時にはとてもよいです。もちろん、話し手もこれがあれば楽ではあります。(Э)

Q.オーバートークにみられてしまいます。

A.「この商品は、性能が○倍、価格が○分の一です」と言われたら、聞き手はどうしてなのかと思うでしょう。そこで、それを納得させるために「仕入れルートが特殊で、新古品だからです」と話せば安心します。そうでなくては、話が何か間違っているような印象を相手に与えます。そこでは、話の内容より、話の論理や展開、そして話しているあなたという人間の態度や誠実さが見られています。それこそが、何よりも信頼を生む材料となるのです。(Э)

Q.オーバートークにみられてしまいます。

A.「この商品は、性能が○倍、価格が○分の一です」と言われたら、聞き手はどうしてなのかと思うでしょう。そこで、それを納得させるために「仕入れルートが特殊で、新古品だからです」と話せば安心します。そうでなくては、話が何か間違っているような印象を相手に与えます。そこでは、話の内容より、話の論理や展開、そして話しているあなたという人間の態度や誠実さが見られています。それこそが、何よりも信頼を生む材料となるのです。(Э)

2018年4月17日 (火)

Q.仕事がうまくいく声になる方法はありますか。

A.仕事がうまくいく声とは、どんな声でしょう。これは仕事の業種、職種、そして相手にも要件にもよって違ってきます。たとえば、高級品を売る仕事とディスカウント品を売る声とは、まったく違います。

商談をゆっくりと進めるとき、早く切り上げるときも、違います。高級レストランの応対の声と、ファーストフード店の対応の声も違います。それは、そこで声を一番うまく使っていると思う人をみつけて、見本にしましょう。見よう見まねで、まねていくうちに上達します。

(♭б)

Q.客をリピートさせる声のヴォイトレの例文を出してください。

.「毎度ありがとうございました」

「また、お越しくださいませ」

「是非、今後ともよろしくお願いします」(♭б)

Q.仕事力を倍増する威力ある声の例がありますか。

. 客が続けてくるか、二度と来なくなるかが、声で決まることがあるのです。

その人が年に何回も来たら、客数はその回数倍に増えます。二度と来ない人が増えると店はやがて潰れます。マイナスとプラスとの絶対的な差が、そこに生まれます。声の魔力とは、このように年に12回来る客を月に56回来るようにしてしまうのです。となると、売り上げには、格段の差が出るでしょう。客が客を呼ぶので、わずかな期間でとても違ってきます。

これは例えですが、人生もそんなものです。あなたはどちらを選びたいですか。(♭б)

2018年4月16日 (月)

Q.なぜ日本人は高音を好むのですか。

A.日本には、厳しい自然条件もなければ、人間同士の争い、動物に対する威嚇のような低音を発達させる条件も少なかったせいか、日本人は低音をあまり好まないらしいのです。

仏教の声明や謡曲など、厳かな雰囲気を出す必要がある場合をのぞいては、日本人は高音を好んで使ってきました。平安期の貴族生活においても、中国や朝鮮伝来の楽器のうち、低音用の楽器を廃止していることなどからもわかります。(♭ф)

Q.歌声に関して、日本人は、男声の高音を特に好んでいませんか。

A.ポピュラー、民謡ともいささか度を超して、カン高いハイトーンを使う人が人気があります。メッセージ性よりも、心地よさが優先されるのでしょう。そういえば、男性も結構、高い声を出すのを好んでいます。(♭ф)

Q.日本人は浪花節、ハスキーな声が好きなのですか。

A.四季の自然の変化の厳しい日本で、雨風など、自然の音を生活文化に取り込んできました。尺八、横笛、胡弓、三味線のサワリなどが受け入れられやすいようです。これらは、浪曲、浪花節や、演歌歌手の森進一さんや八代亜紀さんの声質の好まれる理由かもしれません。

(♭ф)

Q.男性の声はどうしてオクターブ低くなったのですか。

A.大昔、集落のできる以前、人は仲間や家畜を呼び寄せるのに、少しでもよく通る低い声を求めました。また、動物を遠ざけるために、低く強い声が必要だったのです。そのために男性の声は、太く低く発達したのでしょう。

たとえば、ライオンのようなネコ科で大きい動物には、舌骨といって舌に骨があり、また、ほっぺたを膨らませて、強く共鳴させることができます。唸り声で、太く力強い声になります。これで仲間のオスに、縄張りを主張するのです。国立民族学博物館の藤井知昭氏は、チベット人の低音感覚の発達は、なだれの危険予知からきたといいます。彼らのラマ教の音楽は、声も楽器も低音が素晴らしいのです。(♭ф)

2018年4月14日 (土)

Q.ハミングやリップロールでは前に行くのですが、母音にした途端に声が前に行きません。

.ハミングやリップロールは、声の出所が狭く、息も細く圧力がかかっているため、方向性が付きやすく、楽に前に声が進んで行くように歌えるのかもしれません。また、リップロールは、息をある程度しっかり出さないと唇がブルブル振動しないので、息の流れを感じやすいのかもしれません。しかし、ただの母音で歌ったときには、この息の流れや声の方向性が失われて、声が後ろに行ってしまったり、奥で止まってしまったりすることがあるようです。

母音にしたときにも、リップロールやハミングでやっているときと、全く同じような息の流れ方で歌う訓練をする必要があります。

リップロールで「ドー」と歌った後に、普通の母音で「ドー」と歌ってみてください。この二つを比較した時に、何か違いはありますか。喉の形、息のスピード、がリップロールであろうと、ただの母音であろうと、全く同じ形、同じ息になっているように練習しましょう。

なかには、喉への意識が強すぎて、歌うとすぐに声が喉にとどまってしまう人がいます。歌うときの意識は喉元ではなく流している息、その息が進む方向にフォーカスするようにしましょう。(♯β)

Q.声が裏返るのですが、どう防ぐのですか。

.高音で声がひっくる返る方、低音からすでにひっくり返る方がたまにいらっしゃいます。どちらも声帯をしっかり引っ張る筋肉を使えていないと、簡単に声は不安定になってしまいます。安定的な息を吐けていること、さらにそれを支えるお腹の支えも必要になってきます。

ハミングなどで、まず、しっかり声を前に引っ張る感覚を身につけるといいと思います。何となく声を出すのではなく、鼻先にしっかり声を乗せて、前方に引っ張る感覚です。これを安定させるだけでひっくり返りはだいぶ防げます。

息のスピードは、強過ぎず、弱すぎない安定した息が送れるように心がけてください。強すぎる息は声が割れてしまうようなひっくり返りを招きます。弱すぎると、声をしっかり前に出すことができず、結果として不安手になってしまいます。

さらにこの息を送るために、下腹、腰、背中を意識しましょう。お腹を押し広げ、下げておいたうえで息を吐けるように訓練してみてください。(♯β)

Q.伴奏をよく聴くように言われました。

.ボーカルをやっている方、歌を一人で歌っている方、ここに来られる方によくみられる現象として、自分の歌はとてもよく歌えているのに、伴奏とのやり取りに慣れていないということがあります。

皆さん、声のことにとても熱心に取り組まれていますが、最終的に聴かせる段階において、注意しないといけないことが、伴奏としっかり調和した演奏になるということではないでしょうか。

和音の移り変わりはどうか、自分と伴奏メロディーの掛け合いになっている部分はあるかなど、一度伴奏部分がどうなっているかを楽譜で確かめてみましょう。歌詞だけで練習している人も、一度楽譜で伴奏系を確かめるといいと思います。

歌詞の意味あいと、和音の移り変わりはどう変化しているか。和声にも、機能や表現の効果があると思います。「喜び」「悲しみ」「怒り」「情熱」などの気持ちを、和音とともに感じてご自分の表現にしてみましょう。

さらに、伴奏部分のメロディーが、次に出てくる歌の旋律と掛け合いになってたり、橋渡しの役割があったりする場合があるのに、それをわからずに歌ってしまうともったいないです。

音源を聴いたりして、その曲がどのような構成になっているかを分析してみるといいですね。(♯β)

2018年4月11日 (水)

Q.ネガティブなアプローチはリスクが大きいのですか。

A.世の中には、パカ正直にも、自分の売りたい商品の欠陥を朗々と述べる営業マンがいます。下手に出てコミュニケーションをはかるつもりなのかもしれませんが、大体は聞き手をうんざりとさせるだけです。聞き手は多かれ少なかれ、自分の利益を求めています。よい商品の話は聞きたくとも、そうでない話に関心はありません。聞くとしても、愛用している商品に問題があった、というような時だけでしょう。そういう話も、聞き手の「それだけでは困る」「それではどうすればよいの」という問いに対する答えをひと通りは用意して、初めて言及できるものです。(Э)

Q.聞き手にとっての利益とは、何ですか。

A.多くの場合、自分の頭を整理し、不安なく行動に移るために聞くものです。そのこと(事実)だけでなく、話し手がどう感じたのか、そこで自分はどうすればよいのかを知りたくて、多くの人は関心をもって最後まで聞きます。(Э)

Q.話は、よいところだけでなく、悪いところも伝える方がよいのですか。

A.あまりによい話だけが続くと、まゆにつばもつけたくなります。だから、話す時は、いくつかの悪いところもあえて伝えます。それは、悪いところを伝えてマイナスにするためではなく、よいところを強調するためです。「さらに押すために退く」ということを忘れてはなりません。そうでないと聞き手に迷いを与えてしまいます。

話にはいろいろなタイプや切り出し方があります。時に警告や不安をあおることは効果的です。その時も、その解決策をいくつか示して、聞き手が消化不良を起こさないようにすることです。「一体、何のために、この人はこんなことを言うのだろう」と思われては本末転倒です。

以前、自分の会社の悪いところばかりを並べ立てる人に閉口したことがあります。よいところばかり並べるのも、その逆も困りものです。(Э)

2018年4月10日 (火)

Q.成功するための声はありますか。

A.大きな夢をもつこと、そして、それを具体的に言葉にして、声で唱えること、多くの成功者がそのプロセスを経ています。特に人に働きかけるときに声の力は大きいものです。お店にはじめてきたお客なら、声一つ「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」で、印象の半分は決まります。(♭б)

Q.目標をかなえ、成功するためのトレーニングを教えてください。

A.成功者は、運やツキや人様のおかげで成功したといいます。成功のパワーというのが、人間一人でできないことを後押しして、気づいたら、そのように成し遂げさせてしまうのです。ちっとも不思議なことではありません。それだけ目的のために、毎日やっている人が少ないだけです。

「絶対に達成いたします」

「約束は必ず守ります」

「武士に二言はございません」(♭б)

Q.毎日、目標を唱えるとかないますか。

A.成功者の中には、日夜、目標を声で唱えている人も少なくありません。イメージを目標にする。そして、それを具体化しているということを忘れてはいけません。

若くして一代であなたの何十倍も稼いでいる人もいます。その人は、あなたの何十倍も働いているのでしょうか。いえ、時間ではありません。彼らたちは目標をもち、それを可能にする毎日を送ってきたからです。(♭б)

2018年4月 9日 (月)

Q.日本語の話し方のコツを教えてください。

A.文部省の「日本語音声における韻律的特徴の実体とその教育に関する研究」では、1989年から91年にかけてNHKや民放のアナウンサー、学識者らが大学生ら約500人を対象に調査しました。その結果、一つの文で、語り始めからなめらかに声の高さが下がっていく話し方が、最も理解されやすいことがわかった、といいます。

NHK放送研究センターの秋山和平さんは「自然な韻律のためには長い文ほど声の高低の幅が必要で、語り始めの声を高くしなければなりません。文の長さも、声の高低に影響する。」と言います。(朝日新聞)(♭ф)

Q.リーダーとなるのに声を低くした女性がいると聞きました。

A.イギリス前首相のサッチャー女史は、首相の座についてから声を低くするトレーニングを受けたそうです。これは、説得力と信頼性を増すためです。日本のニュースステーションの小宮悦子さんもそうしたと聞きます。

このように、自分の表現をより効果的に伝えるために、必要なイメージをもち、それがすぐに声に反映できるようにするのが、ヴォイストレーニングの目的です。

(♭ф)

2018年4月 7日 (土)

Q.声が割れます、どうすればよいでしょうか。

.声が割れるというときに考えられるのは、いくつか原因が考えられます。

一つは声帯に何らかの損傷がある場合。結節などで、声帯がぴったと閉じないとかすれたり、声が割れたりする可能性があります。風邪で炎症していたり、痰が絡んだりしていたも、声帯はうまく機能してくれません。

もう一つ考えられるのは発声の問題です。お腹でしっかり息を送って声帯に当てた場合に、声は何も問題なく出るのですが、このお腹から喉の間の何かが原因で声が割れることがあります。

多くの場合、喉に何も問題がなく声が掠れたり、割れたりする方は出し方の問題が考えられます。喉に力みを与えている、息が吐けていない、などです。

声帯の周りの筋肉をもし固めてしまったり、喉に力を入れてしまうとうまく声は出ません。歌っている人が意図しなくてもこのようなことは起こりえます、緊張で自分から喉を閉めていたりすることが考えられます。また、同様に、緊張で息がしっかり吐けていないということも考えられます。また、息と声のバランスがうまくとれていなくて、息の量が多すぎるときにも声が割れてしまうことがあります。(♯β)

Q.歌うときに体を固めてしまう癖があります。声もガタガタになります。

.たまにこのような方がいらっしゃいます。声が出にくいという症状を抱えてこちらにいらっしゃって、リラックスして息を吐いたり、ただ声を「アー」と出すことは、割とすぐできるようになるのですが、トレーナーが鍵盤をたたいて「ドレミファソ」を意識させたとたんに、体が固まり歌えなくなるという症状を抱えているようです。

ご自身のなかで、声を出すこと=体を固めないとできないことという結びつきが強固にでき上がっているのだと思いますが、裏を返せば、それだけ真剣にまじめに取り組んできたあかしでもあると思うのです。消して悲観せず、ゆっくり戻していきましょう。

まず自分の体に耳を傾けることが大事です。息を吐きながら力が入ってしまう部分、緩めたい部分を手のひらでさすってみてください。このような症状に陥っている方に限って、急ごうとするあまり、さすることが目的になってしまいがちなのですが、そうではなく、さすっている部分がほどけていく、緩んでいく、暖かくなる、伸びていくなど、体の変化に耳を傾けましょう。そして、その状態で息をながし、声につなげていきましょう。なんといっても急がないこと、ゆっくりやること、体の変化に敏感になることを心がけてください。(♯β)

Q.歌うときに気をつけたいメンタル的なことは、何ですか。

.歌を歌うこととメンタル面での健康は切っても切り離せないことだと思います。心が落ち込んでいるといは練習をしたいとも思わないでしょうし、逆に歌うことで、元気が出てくるということもあるかもしれません。歌のレッスンは、時に、歌のレッスン以前にカウンセリングのような感じになることもたまにあります。

また、練習の際に心が落ち着かずやってしまうと、いい練習になりません。自分の体の変化や、何をしているかに気づけないからです。

最近、世の中ではマインドフルネスと言って、瞑想がとても心身にいい影響を及ぼすことが言われています。アメリカの会社では、ヨガを取り入れて、社員のメンタルの安定に貢献していると言われいていて、ヨガの講師を会社で雇っていたりします。

歌の練習前に、瞑想を取り入れてみてはいかがでしょう。座って目をつぶり、頭に浮かぶことを受け流してみます。また、床に寝て自分の身体を内側から感じてみるのもいいと思います。まず頭と体をニュートラルの状態にして、自分の体に意識を向けることから初めてみてはいかがでしょうか。(♯β)

2018年4月 4日 (水)

Q.データを引用するときは、どのようにしたらよいですか。

A.具体的に詳しく、大小、多少、割合(パーセンテージ)を数字で表わします。正確で信恵性も高くなります。さらに、「○○の調査によると」「○○の発表によると」のように出典を明示します。整理されていない知識は出さない方がよいです。あなたが他人の言葉を借りて話している問、聞き手は、(それを踏まえてあなたが次に何を言うのか)くらいの関心でしか聞いていません。偉い人の言葉の引用は、権威に弱い人には効果的かもしれませんが、多くの人は、あなた自身の体験や見解を聞きに来ています。(Э)

Q.話を引用するときの注意点は何ですか。

A.国や、有名どころ、一流どころといったところのネタは、利用価値があります。一般の人向けの話では、よく知られているとか好感度のあるものがよいです。会社の中では、力をもっているとか信用があるなど、一目置かれている人などです。本当の信頼、信用というよりも、聴き手が信頼、信用を寄せているものであってこそ効果があります。だから、トリビューン紙と朝日新聞と東スポと、どれを持ち出せばよいのかは、話題や狙う効果によっても違ってくるでしょう。(Э)

Q.話に信頼性をもたせるには、どうしたらよいですか。

A.話に信頼性をもたせるには、いろいろなやり方があります。その一つは、権威を借りる。これは、効果的である反面、両刃の剣となります。聞き手という対象の把握、権威の使い方を間違えないことです。

たとえば、次のようなやり方があります。

1.権威者、オーソリティの説を引く。高名な学者などの説を、その名とともに引用する。知名度がない場合、聞き手が知らない場合は、どのくらい信頼があるものなのか、プロフィールや実績を加えて紹介する。

2.マスコミなどの権威を利用する。よく使われるのは、NHKや朝日新聞、文婁春秋などの“国民的”メディアである。知名度や信頼性の高い番組や雑誌である。「○○新聞にありましたね」と、聴き手とのコミュニケーション、共感作用を促す時にも有効である。

3.オピニオンリーダー、タレントなど、知名度があったり、業績を認められている人の説を引用する。

4.キーマン、時流にのっている人、古今東西の偉人、作家、学者、外国人の説をとる。

5.大きな企業、官公庁の説をとる。

6.白書、統計資料、文学作品。これらは出典引用元の信頼性を借りる。(Э)

2018年4月 3日 (火)

Q.成功者にみる声の出し方はありますか。

A.すべての成功者が声で成功したとまではいいません。なかには、声もよくなく、話もへたな人もいるでしょう。話などは、うまくなくてもよいのです。うまい話?というと、それだけでうさん臭いじゃありませんか。

人柄というのは、人の印象に残りますね。仕事も結局のところ、その人がいて成立するものなのです。

私は、“声柄”というのがあると思います。「人となり」に、対して「声となり」というのもありそうです。声での信用バロメーター力とでもいいましょうか。面接でも仕事でも何でも、その人の声で信用を量っていませんか。紹介するときには、「声をかけておく」といいます。

依頼の電話を受けたら、その可否を声で伝え、声で話し合います。

おおざっぱに言うと、声なしには、多くの仕事は成立しないのです。(♭б)

Q.有名になれる声の条件とは何でしょうか。

A.自分で有名になりたいと思っても、それでは無理です。他の人があなたを認めるから、あなたは有名になれるのです。他の人があなたを有名にしてくれるのです。そのためには、他の人に認めてもらわなくてはなりません。何において認めてもらうのでしょう。そこから考えることです。それには、自分の何かを差し出さなくてはなりません。商品でも労力でもよいのです。自分が磨いて、人にはできない価値を差し出すのがもっともよいのです。そういったもの、すべてを相手に伝えるのは、声なのです。(♭б)

Q.仕事の声の基本のトレーニングを教えてください。

A.そのための声のトレーニング

「私は○○と申します」

「是非、お見知りおきを」

「全力を尽くす所存です」

「是非、お願いいたします」

「何卒、よろしくお引き立てください」

「今後ともご愛顧のほど、よろしくお願いいたします」

(♭б)

2018年4月 2日 (月)

Q.高低の声において、どうイメージをもつものですか。

A.一般的に、低く深い声は、男性的なイメージ、強さ、自信を、反対に高く細い声は、女性的なイメージ、緊張、興奮、神経質さ、自信のなさを伝えます。(♭ф)

Q.日本のアナウンサーの声は高いのですか。

A.日本とアメリカの女性アナウンサーの声の質を比べると、アメリカより日本のアナウンサー方が甲高く硬質で抑揚が大きいそうです。これを調べた宇都宮大学工学部の柏谷英樹教授(電気電子工学)とスタッフらは、来日したアメリカ人から「日本のテレビやラジオの声は非常に甲高くてイライラする」という感想をたびたび耳にしていたためです。そこで、日米の放送の声の高さを比べてみることにしました。調査では、日本(NHK5人と民放4人)、米国(CNNなど9人)の女性アナやキャスターがニュースを読んだ声を40秒前後ずつ録音し、周波数を分析しました。

その結果、声の高さを示す平均基本周波数は、アメリカが162-206Hzと低く落ち着いた声だったのに対し、日本は202-276Hzと甲高い声でした。日本国内では、MHK202-257Hzに対し、民放は227-276Hzとさらに甲高かったのです。抑揚(声の高低のメリハリ=基本周波数の標準偏差)も、日本の方が大きいという傾向がかなりはっきり出ました。

今回の調査では、日本のアナウンサーの声は通りがよいですが硬く、アメリカ人のキャスターの声は通りが悪いですが柔らかい、という傾向があることもわかりました。

(♭ф)

Q.ことばでの表現での日米差をどう思われますか。

. 強く出すことは、鋭い語気でということですが、日本人の場合、私たちは、それを「長く、大きく」と捉えがちです。私たちは、「大きな声でいいましょう」というと、ゆっくりになるのです。

低い声で声に張りを保ち、通るように出すのは、パワーが必要です。それは、同時に強い表現力を伴います。そのため、日本人にはぶしつけに聞こえることもあります。アグレッシブやグリードは、日本人には強すぎる表現のようですが、アメリカ人はよい意味にも使います。どちらかというと、私たちにとっては、怒ったとき、脅すときの声です。そこで日本人はそれを避けます。声が高く弱くなりがちになるとも考えられるのです。(♭ф)

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